唯一無二の君

(きみがのこしたいたみのなかのぞむねがいはただ)

君が残した痛みの中　望む願いはただ

(とどくことはないのだろう)

届くことはないのだろう

(それならせめてこころがかんじょうがおもいえがく)

それならせめて　心が感情が思い描く

(よくばりなぼくでありたい)

欲張りな僕でありたい

(だれでもみんなおなじようになりたいありたいじぶんを)

誰でもみんな同じように　なりたいありたい自分を

(えんじきれずにまくをおろしあきらめてる)

演じきれずに　幕を下ろし諦めてる

(そんなときわるくいえばじぶんかってでも)

そんな時　悪く言えば自分勝手でも

(つよくあろうとにっしんげっぽどんなつらいかなしいときでも)

強くあろうと日進月歩　どんな辛い悲しい時でも

(うつむかなかったねだいじょうぶさ)

うつむかなかったね　大丈夫さ

(じゅうぶんだよにげだしたっていいんだ)

十分だよ　逃げだしたっていいんだ

(だれもきみをせめたりはしないでもそうじゃないって)

誰も君を責めたりはしない　でもそうじゃないって

(かなえたいまもりたいものがこのてで)

叶えたい　守りたいものがこの手で

(まもれるというのならばかまわないって)

守れるというのならば　かまわないって

(きみがのこしたままきえることのないきず)

君が残したまま　消えることのない傷

(かわりなんてきかないって)

代わりなんて　聞かないって

(ゆいいつむにのきみだよねぇどうかこのままえいえんにならないで)

唯一無二の君だよ　ねぇどうかこのまま永遠にならないで

(きみをだきよせたいそれだけでいいから)

君を抱き寄せたい　それだけでいいから

(なんどもまきもどすようにあのひあのときあのこたえを)

何度も巻き戻すように　あの日あの時あの答えを

(ききわけられないどうしてもなみだあふれる)

聞き分けられない　どうしても涙あふれる

(ただきみはこのさきにまちうけるうんめいが)

ただ君は　この先に待ち受ける運命が

(つらいことばかりだとしてもけっしてにげだそうとせずに)

辛いことばかりだとしても　決して逃げ出そうとせずに

(うけとめようとしただいすきで)

受け止めようとした　大好きで

(だきしめたきみのなごりは)

抱きしめた　君の名残は

(なにもかわらずぼくのなかにある)

何も変わらず僕の中にある

(でもわかってるさもどりたい)

でもわかってるさ　戻りたい

(もどれないばしょがあろうとも)

戻れない場所があろうとも

(きみはふりかえることをゆるさないって)

君は振り返ることを　許さないって

(さいごのことばがむねにささってぬけない)

最後の言葉が　胸に刺さって抜けない

(つたえたくてそうじゃないって)

伝えたくて　そうじゃないって

(ぬぐいきれないまちがいねぇいつかこころはうんめいをゆるすのかな)

ぬぐい切れない間違い　ねぇいつか心は運命を許すのかな

(ほんとうにゆるせないのはじぶんじしんだよ)

本当に許せないのは　自分自身だよ

(ふれられないいきさきだけをかなでてすべてをてにいれたきみはずるい)

触れられない行き先だけを奏でて　全てを手に入れた君はずるい

(ひきとめたてほどいたのにこころだけはいまもまだ)

引き留めた手　ほどいたのに　心だけは今もまだ

(はなしちゃくれないだからかなわないな)

放しちゃくれないだから　かなわないな

(ありがとうごめんねやさしいこえがよぎる)

ありがとうごめんね　優しい声がよぎる

(あのおもいはふがいなくてにどとしたくないから)

あの想いは　不甲斐なくて　二度としたくないから

(だからこそこんどはかわらなくちゃいけない)

だからこそ今度は　変わらなくちゃいけない

(よくばりなぼくになりたいよ)

欲張りな僕になりたいよ

(きみがのこしたままきえることのないきず)

君が残したまま　消えることのない傷

(かわりなんてきかないって)

代わりなんて　聞かないって

(ゆいいつむにのきみだよねぇどうかこのまま)

唯一無二の君だよ　ねぇどうかこのまま

(えいえんにならないできみをだきよせたい)

永遠にならないで　君を抱き寄せたい

(それだけでいいから)

それだけでいいから