君の隣

(まっくらまっくらたまらぬあめとねむれぬここになんどもさすかみなりかなしい)

真っ暗真っ暗たまらぬ雨と　眠れぬここに何度も刺す雷悲しい

(きみがとおくでないていないかこんやはむねがしめつけられるほどくるしい)

君が遠くで泣いていないか　今夜は胸が締め付けられる程苦しい

(かれずにさいてうぬぼれあいしてなきぬれきざもう)

枯れずに咲いて　自惚れ愛して泣き濡れ刻もう

(らせんえがいてうずにもぐってふたりになれたら)

螺旋描いて　渦に潜って二人になれたら

(いつだってきみがすきだとちいさくつぶやけばきずあともきえていくのもういたくない)

いつだって君が好きだと小さく呟けば　傷跡も消えて行くの　もう痛くない

(あめがやみひかりさすあのしゅんかんにねえとなりでうたわせて)

雨が止み光射すあの瞬間に　ねぇ　隣で歌わせて

(あしたのあさめがさめたときにすべてがうそになってしまわないように)

明日の朝　目が覚めたときに　すべてが嘘になってしまわない様に

(やけるのどにはりついたかけらきみのことばをたいせつにだきしめるよ)

焼ける喉に張り付いた欠片　君の言葉を大切に抱きしめるよ

(はじまりのおとがこころかきみだしとまどい)

始まりの音が　心掻き乱し戸惑い

(おわりのおとよきこえないでとみみをふさいだ)

終わりの音よ　聞こえないでと耳を塞いだ

(りょうひざにこのてをついてしたをむいてしまったら)

両膝にこの手をついて下を向いてしまったら

(もうきみをみつけられないようなきがして)

もう君を見つけられない様な気がして

(そらかけるほうきぼしをみあげねがうねえこのままそばにいて)

空駆ける帚星を見上げ願う　ねぇこのままそばにいて

(かれずにさいてうぬぼれあいしてなきぬれきざもう)

枯れずに咲いて自惚れ愛して泣き濡れ刻もう

(らせんえがいてうずにもぐってふたりになれたら)

螺旋描いて渦に潜って二人になれたら

(いつだってきみがすきだとちいさくつぶやけばきずあともきえていくのもういたくない)

いつだって君が好きだと小さく呟けば　傷跡も消えて行くの　もう痛くない

(あめがやみひかりさすあのしゅんかんにねえとなりでうたわせて)

雨が止み光射すあの瞬間に　ねぇ　隣で歌わせて