YOKOHAMA blues

(ｙｏｋｏｈａｍａｂｌｕｅｓ)

YOKOHAMA blues

(しおのかぜにのって)

潮の風に乗って

(きみのこうすいのかおりがしたきがして)

君の香水の香りがした気がして

(ふりかえるきみのいないこのまち)

振り返る君のいないこの街

(きみとはなれてどれくらいだろう)

君と離れてどれくらいだろう

(いつもあうのはよこはまだった)

いつも会うのは横浜だった

(あれからぼくもすこしかわって)

あれから僕も少し変わって

(たいへんだけどなんとかやれてる)

大変だけどなんとかやれてる

(あのころはなしたゆめもかなって)

あの頃話した夢も叶って

(しあわせなのかとおもったけれど)

幸せなのかと思ったけれど

(やっぱりそうはいかなかったみたい)

やっぱりそうはいかなかったみたい

(ぼくはいま、たちどまってる)

僕は今、立ち止まってる

(ながうれていいこともあったけどかなしいこともあった)

名が売れていいこともあったけど悲しいこともあった

(うけいれてるし、しかたないことだから)

受け入れてるし、仕方ないことだから

(いまさらなにかいうこともないけど)

今更何か言うこともないけど

(ただちょっとつかれただけだとおもうんだ)

ただちょっと疲れただけだと思うんだ

(「こまったときだけわたしなのね」ときみにわらわれそうだな)

「困ったときだけ私なのね」と君に笑われそうだな

(”だけ”にめいっぱいのいやみをこめて)

”だけ”に目一杯の嫌味を込めて

(ｙｏｋｏｈａｍａｂｌｕｅｓ)

YOKOHAMA blues

(しおのかぜにのってきみのこうすいのかおりがしたきがしてふりかえる)

潮の風に乗って君の香水の香りがした気がして振り返る

(きみのいないこのまち)

君のいないこの街

(きみとであったのはいつだったかな)

君と出会ったのはいつだったかな

(いつもきみをなかせていたきがする)

いつも君を泣かせていた気がする

(よのなかはなんだかいきぐるしくなったね)

世の中はなんだか息苦しくなったね

(えんじょうだなんだとさわいでさ)

炎上だなんだと騒いでさ

(あそびみたいになぶりころしてた)

遊びみたいに嬲り殺してた

(こどもたちはそれをずっとみてたんだ)

子供たちはそれをずっと見てたんだ

(ぼくもそれをみてたんだ)

僕もそれを見てたんだ

(だれにもきたいされてなかった)

誰にも期待されてなかった

(ぼくがすてーじにあがり)

僕がステージに上がり

(ようしゃなくすぽっとらいとをあびたんだ)

容赦なくスポットライトを浴びたんだ

(きみのかこもぼくのみらいも)

君の過去も僕の未来も

(わすれるようにかんがえぬように)

忘れるように考えぬように

(ぼくらはけだもののようにだきあった)

僕らはケダモノのように抱き合った

(きみのなみだのあじがしたくちびる)

君の涙の味がした唇

(ｙｏｋｏｈａｍａｂｌｕｅｓ)

YOKOHAMA blues

(しおのかぜにのってきみのこうすいのかおりがしたきがして)

潮の風に乗って君の香水の香りがした気がして

(ふりかえるきみのいないこのまち)

振り返る君のいないこの街

(きみのあせとこうすいのにおい)

君の汗と香水の匂い

(べっどのしたにはふたりのぬけがら)

ベッドの下には二人のぬけがら

(あさひがきらめくよごれたよこはま)

朝日がきらめく汚れた横浜

(さらりーまんのむれをぎゃくそうするふたり)

サラリーマンの群れを逆走する二人

(あのころのぼくらはもういない)

あの頃の僕らはもういない

(じゆうだったぼくはもういない)

自由だった僕はもういない

(ｙｏｋｏｈａｍａｂｌｕｅｓ)

YOKOHAMA blues

(しおのかぜにのってきみのこうすいのかおりがしたきがしてふりかえる)

潮の風に乗って君の香水の香りがした気がして振り返る

(きみのいないこのまち)

君のいないこの街

(ｙｏｋｏｈａｍａｂｌｕｅｓ)

YOKOHAMA blues

(しおのかぜにのってきみのこうすいのかおりがしたきがしてふりかえる)

潮の風に乗って君の香水の香りがした気がして振り返る

(これってなんのなみだなんだろう)

これって何の涙なんだろう