恋愛小説 彼氏を取られた元カノ part2
今回も恋愛小説part2!
今日一気に公開しちゃいまーす!
一気に読みたい人はオススメです!
また、まずはpart1から読むことをオススメします。
またURL貼っておくのでそこから飛んでくださいね!
恋愛小説 彼氏を取られた元カノ part1 URL
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問題文
(わたしがないていると、あるだんしがちかづいてきた。)
私が泣いていると、ある男子が近づいてきた。
(かおをあげると、そのだんしがわたしのせなかをさすっていた。しんぱいそうなひょうじょうで。)
顔を上げると、その男子が私の背中をさすっていた。心配そうな表情で。
(わたしはきゅうにはずかしくなって)
私は急に恥ずかしくなって
(「な、な、なに?」)
「な、な、なに?」
(といい、かれのてをはらった。すると、)
といい、彼の手を払った。すると、
(「だいじょうぶ?なんかあったらぼくがはなしをきくよ」)
「大丈夫?なんかあったら僕が話を聞くよ」
(わたしはかれがすてきにおもえた。そしてほうかご、わたしをげんきづけてくれたかれを、おくじょうに)
私は彼が素敵に思えた。そして放課後、私を元気付けてくれた彼を、屋上に
(よんだ。そしていままでのけいいをすべてはなすと、)
呼んだ。そして今までの経緯を全て話すと、
(「なるほどね、たしかにそれはつらいよね・・・ぼくもそんなかんじのたいけん、あるよ」)
「なるほどね、確かにそれは辛いよね・・・僕もそんな感じの体験、あるよ」
(「ねえ、よければつきあわない?これから。おなじけいけんをしたものどうしで。」)
「ねえ、よければ付き合わない?これから。同じ経験をしたもの同士で。」
(わたしはこまった。しょうじき、あのかのじょのせいかくからすれば、かれがふるかのうせいもたかい。)
私は困った。正直、あの彼女の性格からすれば、彼がフル可能性も高い。
(「ん~、もしかれが、わたしとよりをもどさなければ、いいよ」)
「ん〜、もし彼が、私とヨリを戻さなければ、いいよ」
(するとかれはよろこんだようにがっつぽーずをした。でもそのご、かれのひょうじょうがくもった。)
すると彼は喜んだようにガッツポーズをした。でもその後、彼の表情が曇った。
(「よりをもどさなければ、かあ」)
「ヨリを戻さなければ、かあ」
(わたしはあわててくびをふった。)
私は慌てて首を振った。
(「つきあうっていっても、わたしたちまだしりあったばっかりでしょ?」)
「付き合うって言っても、私たちまだ知り合ったばっかりでしょ?」
(「まずはともだちからはじめない?」)
「まずは友達から始めない?」
(わたしははじめてしんらいできるおとこともだちというものをつくったようなきがしてならなかった。)
私は初めて信頼できる男友達というものを作ったような気がしてならなかった。
(lineもこうかんして、よるはひとばんじゅう、かれとでんわしたり、とーくしたりをした。)
LINEも交換して、夜は一晩中、彼と電話したり、トークしたりをした。
(そのうちに、かれはまいにち「つきあってよ|」とさいごにかならずおくってきた。)
そのうちに、彼は毎日『付き合ってよ|』と最後に必ず送ってきた。
(わたしは「まだだよ!」とへやでばくしょうしながらおくっている。)
私は『まだだよ!』と部屋で爆笑しながら送っている。
(わたしたちはよいともだちみたいなかんけいになった。)
私たちは良い友達みたいな関係になった。
(よくきょうしつでもふたりでいままでのことをはなしたり、ざつだんしたりする。)
よく教室でも二人で今までのことを話したり、雑談したりする。
(それをみんなはみている。しかし、だれもはやしたてたりしない。)
それをみんなは見ている。しかし、誰も囃し立てたりしない。
(それはとてもよかった。なんかそれでからかわれたらいやだし。)
それはとても良かった。なんかそれでからかわれたら嫌だし。
(それをかれはさびしそうなめでみているのにきがついた。そしてわたしはすこしあたまをさげる)
それを彼は寂しそうな目で見ているのに気がついた。そして私は少し頭を下げる
(と、またかれとのかいわにぼっとうした。)
と、また彼との会話に没頭した。
(そして、またかのじょに)
そして、また彼女に
(「な~にみてるの~?も~、いっしょにぱんかいにいこ~?」)
「な〜に見てるの〜?も〜、一緒にパン買いに行こ〜?」
(わたしはそれをみてうざいかのじょだなとわれながらおもった。)
私はそれを見てうざい彼女だなと我ながら思った。
(ひとのこいびとをうばったくせに、あいつはしあわせになりやがって。)
人の恋人を奪ったくせに、あいつは幸せになりやがって。
(りかいできない。)
理解できない。
(しかし、このあと、しょうげきてきなことがおこった・・・)
しかし、この後、衝撃的なことが起こった・・・