SEIMEI

(みどりがおいしげるこのたいぼくには)

緑が生い茂る　この大樹（たいぼく）には

(おなじくらいそれいじょうのねっこがあって)

同じくらい　それ以上の根っこがあって

(つちのしたからいつもちからづよくささえているんだ)

土の下からいつも　力強く支えているんだ

(ふりかえるとぼくらにもたくさんの)

振り返ると　僕らにもたくさんの

(ちちやははやもっとさきのるーつまで)

父や母や　もっと先のRootsまで

(かぞえきれないほどのあしたをつないできたんだ)

数え切れないほどの　明日を繋いできたんだ

(しらぬまにいでんしのらせんに)

知らぬ間に　遺伝子の螺旋に

(きざまれたあまたのねがい)

刻まれた　数多の願い

(だれかのせいにしてずっとめをそむけて)

誰かのせいにして　ずっと目を背けて

(さがしていたひかりはとおざかるばかり)

探していた光は　遠ざかるばかり

(もういっぽふみだそうまだみぬじぶんあいにいくんだ)

もう一歩踏み出そう　「まだ見ぬ自分」会いに行くんだ

(ふかのうのかべなんてこえてゆけ)

不可能の壁なんて超えてゆけ

(どこかでくちずさむうたがきこえるよ)

どこかで口ずさむ　歌が聞こえるよ

(おさないひのけしきがふいによみがえる)

幼い日の　景色がふいに蘇る

(ゆうばえのそらおおきくあたたかなてのぬくもりが)

夕映えの空大きく　暖かな手の温もりが

(わすれてたきおくのひきだしに)

忘れてた　記憶の引き出しに

(しまってたせぴあのおもい)

しまってた　セピアの想い

(たいせつなせいかそれぞれにあるんだ)

大切な聖歌　それぞれにあるんだ

(よりそうこころにいつまでもひびく)

寄り添う心に　いつまでも響く

(もしもたおれそうならこのこえでささえたいんだ)

もしも倒れそうなら　この声で支えたいんだ

(なんどでもあるきだせるように)

何度でも歩き出せるように

(ｗｏｗｏｈだれもまよいながら)

Wow oh⋯誰も迷いながら

(ｗｏｗｏｈ)

Wow oh⋯

(このゆめはそらへこのみはだいちへ)

この夢は空へ　この身体（み）は大地へ

(いつのひかかえってゆく)

いつの日か還ってゆく

(ぼくらはどんなみらいをあなたに)

僕らはどんな　未来をあなたに

(わたすことができるだろう)

渡すことができるだろう

(ともされたせいめいそうたどりつけるさ)

灯されたSEIMEI（生命）　そう辿り着けるさ

(うけとったひかりはたえずにつづいていく)

受け取った光は　絶えずに続いていく

(さあいっぽふみだそうのびしろはきっとむげんだい)

さあ一歩踏み出そう　伸びしろはきっと無限大

(ふかのうのかべなんてこえてゆけ)

不可能の壁なんて超えてゆけ