兆し

(いまぼくたちはこうしゃのおくじょうにあつまり)

今 僕たちは校舎の屋上に集まり

(よあけがくるのをいっしょにまってた)

夜明けが来るのを一緒に待ってた

(そうほしもないくらやみだんぼーるをしいて)

そう 星もない暗闇 段ボールを敷いて

(みらいをかたりあってた)

未来を語り合ってた

(おおきなかなしみとほうにくれたひびに)

大きな悲しみ 途方に暮れた日々に

(いてもたってもいられなくて)

いても立ってもいられなくて

(あしたのひかりをさがしにきたんだ)

明日の光を探しに来たんだ

(きぼうをください)

希望をください

(きみがいてぼくがいてかれがいてかのじょがいて)

君がいて 僕がいて 彼がいて 彼女がいて

(ひがしのそらがしらんであたらしいあさがくる)

東の空が白んで 新しい朝が来る

(なみだしてだきあってかたくんでまえをむこう)

涙して 抱き合って 肩組んで 前を向こう

(きざしにてらされて)

兆しに照らされて

(ぼくたちはもういちどつよくなれるさ)

僕たちはもう一度強くなれるさ

(もうこのまちはめざめてうごきはじめたんだ)

もう この街は目覚めて動き始めたんだ

(なくしたじかんをとりもどすように)

なくした時間を取り戻すように…

(ほらかわらないたいようみんなでてをのばせば)

ほら 変わらない太陽 みんなで手を伸ばせば

(ぬくもりつかめるだろう)

ぬくもり掴めるだろう

(みえないいたみにみんなでおびえないで)

見えない痛みにみんなで怯えないで

(どんななみだもかわくものさ)

どんな涙も乾くものさ

(じぶんのこころをしんじてみようよ)

自分の心を信じてみようよ

(ちからをください)

力をください

(きみのためぼくのためかれのためかのじょのため)

君のため 僕のため 彼のため 彼女のため

(やさしいかぜがふきぬけかがやいたきょうがくる)

やさしい風が吹き抜け 輝いた今日が来る

(いきることかんしゃしてめぐりあいあいしあおう)

生きること 感謝して 巡り逢い 愛し合おう

(きざしをかんじたら)

兆しを感じたら

(ぼくたちはいつだってひとりじゃないさ)

僕たちはいつだって一人じゃないさ

(きみがいてぼくがいてかれがいてかのじょがいて)

君がいて 僕がいて 彼がいて 彼女がいて

(ひがしのそらがしらんであたらしいあさがくる)

東の空が白んで 新しい朝が来る

(なみだしてだきあってかたくんでまえをむこう)

涙して 抱き合って 肩組んで 前を向こう

(きざしはちずになり)

兆しは地図になり

(ぼくたちはゆめのみちあきらめないよ)

僕たちは夢の道 あきらめないよ