終唱エバースケープ

(はいぼくぐどんがれきのうみにおぼれ)

敗北　愚鈍　瓦礫の海に溺れ

(すべてあきらめたい)

すべて　諦めたい

(あのひにだまされていたいから)

あの日に騙されていたいから

(もとめてしまうにせもののはな)

求めてしまう　偽物の花

(もうもどれない)

もう　戻れない

(おもいだすあざやかさにあてられて)

思い出す　鮮やかさに中てられて

(なぁなにがちがっていたんだろう)

なぁ何が違っていたんだろう

(わすれてしまえばかみたいだ)

忘れてしまえ　馬鹿みたいだ

(まにあわないならすべてがむだだ)

間に合わないなら全てが無駄だ

(えにあわぬはな)

会に合わぬ花

(わらえないんだ)

笑えないんだ

(さふらんそうさ)

サフラン、そうさ

(これがほんものだ)

これが本物だ

(きょせいだってきっといつかはいみをもつんだ)

虚勢だってきっといつかは意味を持つんだ

(ふろーらだから)

フローラ、だから

(うそみたいにさいていちりんでいいの)

嘘みたいに咲いて　一輪でいいの

(どうかえばーすけーぷ)

どうか　エバースケープ

(まけられないとのんだなみだも)

負けられないと飲んだ涙も

(おとなにうちのめされるから)

大人にうちのめされるから

(わらえないんだ)

笑えないんだ

(さふらんそうさ)

サフラン、そうさ

(これがほんものだいだくには)

これが本物だ　抱くには

(きっとかじょうでとどかなかった)

きっと過剰で届かなかった

(ふろーらだから)

フローラ、だから

(たむけでいいさいていかないで)

手向けでいい咲いて　行かないで

(どうかまってえばーすけーぷ)

どうか　待って　エバースケープ

(ゆめのうしろをおっていたら)

夢の後ろを追っていたら

(ついたさきはしゅうてんだ)

ついた先は終点だ

(そうか)

そうか

(きっとねついとかだけじゃ)

きっと熱意とかだけじゃ

(このみらいはかわらないんだ)

この未来は変わらないんだ

(あぁどりょくはきたいをこえない)

あぁ努力は期待を越えない

(むくわれはしないから)

報われはしないから

(しがみつくのをやめて)

しがみつくのをやめて

(もとめるのもやめて)

求めるのもやめて

(なのにずっとこらえてても)

なのにずっと堪えてても

(とまらないんだ)

止まらないんだ

(じんせいそうね)

人生　そうね

(ぜんぶりふじんでやめてしまいたい)

全部理不尽でやめてしまいたい

(ずっとつらいねつづかないね)

ずっと辛いね　続かないね

(それでもきいて)

それでも聞いて

(がんばったねって)

「頑張ったね」って

(いってくれるひとは)

言ってくれる人は

(きっといつのひか)

きっといつの日か

(きてくれるから)

きてくれるから

(なぁこるひちん)

なぁ　コルヒチン

(そうさ)

そうさ

(ずっとたりなくてわからなくて)

ずっと足りなくて　わからなくて

(きこえもしなくてしんじれなくて)

聞こえもしなくて　信じれなくて

(それでもいつか)

それでもいつか

(はなみたいにさいて)

花みたいに咲いて

(いちりんでいいの)

一輪でいいの

(だからえばーすけーぷ)

だから　エバースケープ

(あぁさふらん)

あぁ、サフラン

(そうだ)

そうだ

(ずっとにせものだわすれたいが)

ずっと偽物だ　忘れたいが

(ぜんぶぜんぶだきえないじゃない)

全部　全部だ　消えないじゃない

(あぁふろーら)

あぁ、フローラ

(きめた)

決めた

(はなむこうにさいてみえなくて)

花向こうにさいて見えなくて

(いいさじゃあねえばーすけーぷ)

いいさじゃあね　エバースケープ

(わらってよ)

笑ってよ