百人一首タイピング!⑩
こんにちは!キムチです。今回は、小倉百人一首のNo.91からNo.100の上の句・下の句をタイピングして頂きます。とうとうこの企画も最終回です。あっという間に終わりになってしまいました…。97番歌は、ちゃっかり藤原定家の句が有るのが面白いですね。尚、問題文には昔の仮名遣いで書いてありますが、打つときは今の読み方で打ってください。難しいですが、あきらめずに頑張ってくださいね。作者名も是非見てみてください。
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問題文
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(きりぎりすなくやしもよのさむしろに)
きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに
(ころもかたしきひとりかもねん)
衣かたしきひとりかも寝む
(わがそではしおひにみえぬおきのいしの)
わが袖は潮干に見えぬ沖の石の
(ひとこそしらねかわくまもなし)
人こそ知らねかわく間もなし
(よのなかはつねにもがもななぎさこぐ)
世の中は常にもがもな渚漕ぐ
(あまのこぶねのつなでかなしも)
海人の小舟の綱手かなしも
(みよしののやまのあきかぜさよふけて)
み吉野の山の秋風さよ更けて
(ふるさとさむくころもうつなり)
ふるさと寒く衣打つなり
(おおけなくうきよのたみにおおうかな)
おほけなく憂き世の民におほふかな
(わがたつそまにすみぞめのそで)
わが立つ杣に墨染の袖
(ばなさそうあらしのにわのゆきならで)
花さそふ嵐の庭の雪ならで
(ふりゆくものはわがみなりけり)
ふりゆくものはわが身なりけり
(こぬひとをまつほのうらのゆうなぎに)
来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに
(やくやもしおのみもこがれつつ)
焼くや藻塩の身もこがれつつ
(かぜそよぐならのおがわのゆうぐれは)
風そよぐ楢の小川の夕暮は
(みそぎぞなつのしるしなりける)
御禊ぞ夏のしるしなりける
(ひともをしひともうらめしあじきなく)
人もをし人も恨めしあぢきなく
(よをおもうゆえにものおもうみは)
世を思ふゆゑにもの思ふ身は
(ももしきやふるきのきばのしのぶにも)
百敷や古き軒端のしのぶにも
(なおあまりあるむかしなりけり)
なほ余りある昔なりけり