ティーンエイジ・ネクラポップ

(しゅうまつえきほーむ)

週末　駅　ホーム

(ひとはがやがやと)

人はガヤガヤと

(おもいおもいのしかめっつらで)

思い思いのしかめっ面で

(おしくものりすごし)

惜しくも乗り過ごし

(からくもやりすごし)

辛くもやり過ごし

(つぎのでんしゃをまちつづける)

次の電車を待ち続ける

(たとえばここでもし)

例えばここでもし

(ぼくのうたがもし)

僕の歌がもし

(とつぜんながれだしたとして)

突然流れ出したとして

(このなかのなんにんが)

この中の何人が

(あしをとめてくれる)

足を止めてくれる

(かんがえたくないんだけど)

考えたくないんだけど

(いないものにおびえて)

いないものに怯えて

(みえないものをしんじて)

見えないものを信じて

(きょうもまたうたっちゃえよ)

今日もまた歌っちゃえよ！

(てぃーんえいじよきいてくれ)

ティーンエイジよ　聞いてくれ

(ぼくがちゃんとやってみせるから)

僕がちゃんとやってみせるから

(ふがいないうたもこのこえも)

ふがいない歌も　この声も

(だれかのためにあったこと)

誰かのためにあったこと

(しりたいよ)

知りたいよ

(さいしゅうてきにもしさいしゅうかいがもし)

最終的にもし　最終回がもし

(はっぴーえんどでなかったとして)

ハッピーエンドでなかったとして

(それでもわらえたら)

それでも笑えたら

(なみだもながせたなら)

涙も流せたなら

(なんてしあわせなのだろう)

なんて幸せなのだろう

(きらいなものだけを)

嫌いなものだけを

(いらんとしりぞけて)

要らんと退けて

(きょうもまたうたっちゃえよ)

今日もまた歌っちゃえよ！

(さりげないひびよきいてくれ)

さりげない日々よ　聞いてくれ

(いがいにもきみがすきなのだ)

意外にも君が好きなのだ

(かえりのでんしゃまどのそと)

帰りの電車　窓の外

(ゆうぐれがにらむまちなみは)

夕暮れが睨む町並みは

(いつまでも)

いつまでも

(ぼくのこえがもし)

僕の声がもし

(きみのこえがもし)

君の声がもし

(どこへもいけずきえるくらいなら)

何処へも行けず消えるくらいなら

(まちがいもただしさも)

間違いも正しさも

(かまわずうたっちゃえよ)

構わず歌っちゃえよ！

(てぃーんえいじよないてくれ)

ティーンエイジよ　泣いてくれ

(いつかはそれもできないで)

いつかはそれもできないで

(たちつくすひがくるでしょう)

立ち尽くす日が来るでしょう

(そのときまではないてくれ)

その時までは泣いてくれ

(なにげないひびがうしろから)

何気ない日々が後ろから

(またあそぼうってわらうから)

また遊ぼうって笑うから

(つられてぼくもわらうのさ)

つられて僕も笑うのさ

(てぃーんえいじよありがとう)

ティーンエイジよ　ありがとう

(それだけさ)

それだけさ

(てぃーんえいじよえいえんに)

ティーンエイジよ　永遠に

(みらいのことをにらみつけながらいこう)

未来のことを睨みつけながら行こう