夏の暮れに
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歌詞(問題文)
(うだるようなあつさも)
うだるような暑さも
(うるさいせみのこえも)
五月蝿い蝉の声も
(きがついたらおわっていた)
気がついたら終わっていた
(きたくらっしゅ)
帰宅ラッシュ
(しらないだれかの)
知らない誰かの
(げらげらわらうこえが)
ゲラゲラ笑う声が
(みみざわりだじぶんかってさ)
耳障りだ自分勝手さ
(ほっておいてよ)
放っておいてよ
(あいつがまたえらばれて)
アイツがまた選ばれて
(きたいしたじぶんにわらえてくる)
期待した自分に笑えてくる
(そうやってぼくらのまいにちは)
そうやって僕らの毎日は
(いみもなくつづく)
意味もなく続く
(すこしだけずれる)
少しだけズレる
(そんなんでなにがしたいなんて)
そんなんで何がしたいなんて
(こえにだしてみるのも)
声に出してみるのも
(こわくてくちごもる)
怖くて口ごもる
(ふみきりのおと)
踏切の音
(かいわすれたぎゅうにゅうを)
買い忘れた牛乳を
(かたてにただでんしゃをまつ)
片手にただ電車を待つ
(だれもかれも)
誰も彼も
(いてもいなくてもこまらないばいとさき)
いてもいなくても困らないバイト先
(さぼっちゃうよやめちまうよ)
サボっちゃうよ辞めちまうよ
(なにがかわる?)
何が変わる?
(はなしをきいてほしくて)
話を聞いて欲しくて
(だれかにほめられたくて)
誰かに褒められたくて
(でもひとりなんだ)
でもひとりなんだ
(どうせさいごの)
どうせ最後の
(ぼくらは)
僕らは
(うだるようなあつさも)
うだるような暑さも
(うるさいせみもきえた)
五月蝿い蝉も消えた
(ひがくれるのもはやくなったな)
日が暮れるのも早くなったな
(めをほそめる)
目を細める
(ふみきりのおと)
踏切の音
(でんしゃがかぜをあつめた)
電車が風を集めた
(とおりすぎていく)
通り過ぎていく
(これからのことも)
これからの事も
(そうやってぼくらのまいにちは)
そうやって僕らの毎日は
(いみもなくつづく)
意味もなく続く
(すこしだけざれる)
少しだけ戯れる
(ゆうべよんだほんのつづき)
昨夜読んだ本の続き
(おもしろくなってきたんだ)
面白くなってきたんだ
(ほんのすこし)
ほんの少し
(しゃだんきがあがる)
遮断機が上がる
(がいとうもともる)
街灯も灯る
(ぼくはまたあるきだす)
僕はまた歩き出す