僕だけに見える星

(まぶしいたいようのしたでは)

眩しい太陽の下では

(じぶんがとてもちっぽけにおもえてた)

自分がとてもちっぽけに思えてた

(わけもなくむねがくるしくて)

ワケもなく胸が苦しくて

(つくえについてるきずをぬりつぶした)

机についてる傷を塗りつぶした

(あせるきもちのこたえさがして)

焦る気持ちの答え探して

(かけあがってたどりついたばしょ)

駆け上がってたどり着いた場所

(あかないはずのとびら)

開かないはずの扉

(きみとであったおくじょうでみつけたよ)

君と出会った屋上で見つけたよ

(いつものようにそこにきみがいるから)

いつものようにそこに君がいるから

(どんなときもぼくのままでいれたんだ)

どんな時も僕のままでいれたんだ

(かぜにゆれてるきみとぼくのやさしいじかんが)

風に揺れてる 君と僕の優しい時間が

(いつのまにかいつもこころのなかで)

いつの間にかいつも心の中で

(めをこらせばまたかわらずにかがやく)

目を凝らせばまた変わらずに輝く

(まひるにみえるほし)

真昼に見える星

(どこまでもひろくてあおいそらににじんでた)

どこまでも広くて青い空に滲んでた

(なにもいわずにねころがって)

何も言わずに寝転がって

(なにもないそらただじっとみてるだけ)

何もない空ただじっと見てるだけ

(おなじくらいにおぼえている)

同じくらいに覚えている

(きみのよこがおもたまにはしゃぐこえも)

君の横顔も たまにはしゃぐ声も

(おおきくいきついていった)

大きく息ついて言った

(だいじなことばはかぜがもっていった)

大事な言葉は風が持って行った

(なかないでのやくそくぼくのしずかなひみつ)

泣かないでの約束 僕の静かな秘密

(かわらないでとねがったこと)

変わらないでと願ったこと

(あかないはずのとびらあけてみつけたものたち)

開かないはずの扉 開けて見つけたものたち

(いまもぼくをまもってくれるばしょ)

今も僕を守ってくれる場所

(いつまででもここにきみといたくて)

いつまででもここに君といたくて

(あかくそまるそらがおわりをつげても)

赤く染まる空が終わりを告げても

(わかっていてもさびしくて)

わかっていても寂しくて

(どこまででもひろくつづくそらがにじんだ)

どこまででも広く続く空が滲んだ

(いつかのようにそこにきみがいるから)

いつかのようにそこに君がいるから

(どんなときもぼくのままでいれるんだ)

どんな時も僕のままでいれるんだ

(あのひあえたそら)

あの日会えた空

(もうにどときえないぼくだけにみえるほし)

もう二度と消えない 僕だけに見える星

(おもいうかべれば)

思い浮かべれば

(またいつだってかわらないままかがやくよ)

またいつだって 変わらないまま輝くよ

(なにもいわずにねころがって)

何も言わずに寝転がって

(あのころのようにただきみをおもってる)

あの頃のようにただ君を想ってる