デス・デイ・パーティ -2-
師匠シリーズ
以前cicciさんが更新してくださっていましたが、更新が止まってしまってしまったので、続きを代わりにアップさせていただきます。
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| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | berry | 6228 | A++ | 6.4 | 97.2% | 480.2 | 3078 | 87 | 62 | 2025/12/21 |
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問題文
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(のらねこをなでようとしてひっかかれるときにはふつかまえに。)
野良猫を撫でようとして引っ掻かれる時には二日前に。
(からすにあたまをつっつかれるときにはみっかまえに、というぐあいだ。)
カラスに頭を突っつかれるときには三日前に、と言う具合だ。
(どうしてかのじょがからすにあたまをつっつかれなければならないのかわからないが、)
どうして彼女がカラスに頭を突っつかれなければならないのか分からないが、
(とにかくそういうことらしい。)
とにかくそういうことらしい。
(そんなかのじょにとってきけんどまっくすのじょうほうとは、つまりじぶんの「し」である。)
そんな彼女にとって危険度マックスの情報とは、つまり自分の「死」である。
(かのじょはそのにちじをすでにしっているというのだ。)
彼女はその日時をすでに知っていると言うのだ。
(それがばーす・でいならぬです・でいであり、きょうじゅうろっこめの)
それがバース・デイならぬデス・デイであり、今日十六個目の
(ろーそくのひがきえたということはよめいがあとじゅうろくねんをきった)
ローソクの火が消えたということは余命があと十六年を切った
(ということなのだろう。)
ということなのだろう。
(なぜそんなひをいわうのかりかいにくるしむが、したしいゆうじんたちをよんで)
なぜそんな日を祝うのか理解に苦しむが、親しい友人たちを呼んで
(です・でい・ぱーてぃをひらくというのがむかしからのかんしゅうになっているのだそうだ。)
デス・デイ・パーティを開くというのが昔からの慣習になっているのだそうだ。
(いわえねーよ。)
祝えねーよ。
(ろくとうぶんにきりわけられるけーきをみながら、)
六等分に切り分けられるケーキを見ながら、
(そうつっこみたくてしかたがなかった。)
そう突っ込みたくて仕方がなかった。
(です・でい・ぱーてぃというおそろしげななまえとはうらはらにたのしくばはすすみ、)
デス・デイ・パーティという恐ろしげな名前とは裏腹に楽しく場は進み、
(coloさんのてりょうりやけーきではらをみたしつつ、)
coloさんの手料理やケーキで腹を満たしつつ、
(「わたしもじゅみょうしりたーい」などというみかっちさんの)
「わたしも寿命しりたーい」などというみかっちさんの
(ふきんしんなはつげんに「ほんとうにしりたいの」というcoloさんのしずかなこたえがかえり、)
不謹慎な発言に「本当に知りたいの」というcoloさんの静かな答えが返り、
(「あ、うそ」とだまりこんだりということもありながら、)
「あ、うそ」と黙り込んだりということもありながら、
(とうとううたげもたけなわというころになった。)
とうとう宴もたけなわというころになった。
など
(「はい、じゃあこれからげーむをしましょう」)
「はい、じゃあこれからゲームをしましょう」
(coloさんがそういっててをたたいた。みんながちゅうもくする。)
coloさんがそう言って手を叩いた。みんなが注目する。
(「えーと。みんな、きょうはわたしのです・でいをおいわいしてくれてありがとう。)
「えーと。みんな、今日はわたしのデス・デイをお祝いしてくれてありがとう。
(そのおかえしにすりりんぐなげーむをよういしました。)
そのお返しにスリリングなゲームを用意しました。
(とってもあぶないげーむだけど、きっとみんなならくりあできるよ」)
とっても危ないゲームだけど、きっとみんなならクリアできるよ」
(みかっちさん、きょうすけさん、さわださんというじょせいじんに、おれ、やましたさんという)
みかっちさん、京介さん、沢田さんという女性陣に、俺、山下さんという
(だんせいじんのあわせてごにんがそれぞれかおをみあわせる。)
男性陣の合わせて五人がそれぞれ顔を見合わせる。
(「これからもんだいをだすからよくきいてね」)
「これから問題を出すから良く聞いてね」
(おれたちのめのまえでcoloさんがしろいかみをとりだし、)
俺たちの目の前でcoloさんが白い紙を取り出し、
(まじっくぺんですうじをかきはじめた。)
マジックペンで数字を書き始めた。
(x=1-1+1-1+1-1+1-1+1-1+1-1+・・・・・)
X=1-1+1-1+1-1+1-1+1-1+1-1+・・・・・
(なんだろう。1のあいだにまいなすとぷらすがこうごにはいっているたんじゅんなすうしきだ。)
なんだろう。1の間にマイナスとプラスが交互に入っている単純な数式だ。
(さいごのてんてんはこれがずっとつづくといういみか。)
最後の点々はこれがずっと続くという意味か。
(「このえいえんにつづくすうしきのかいがじつはみっつあるの。そのかいxをみっつともこたえてね。)
「この永遠に続く数式の解が実は三つあるの。その解Xを三つとも答えてね。
(ただし、ひとつでもまちがえたらあうと。)
ただし、一つでも間違えたらアウト。
(こたえはみんなでそうだんしてだいひょうしゃがこたえてね」)
答えはみんなで相談して代表者が答えてね」
(みっつ?さんしゅるいもかいがあるのか?たんじゅんそうにみえてむずかしいもんだいなのかもしれない。)
三つ?三種類も解があるのか?単純そうに見えて難しい問題なのかもしれない。
(すうしきをのぞきこみながらそうかんがえてると、)
数式を覗き込みながらそう考えてると、
(coloさんがとんでもないことをつけくわえた。)
coloさんがとんでもないことを付け加えた。
(「もしこたえられなかったらばつげーむに、さっきみなさんがたべたけーき。)
「もし答えられなかったら罰ゲームに、さっきみなさんが食べたケーキ。
(あれにげざいをいれちゃうよ」)
あれに下剤を入れちゃうよ」
(はあ?ぜんいんめをむいた。いみがわからない。)
はあ?全員目を剥いた。意味がわからない。
(もうたべおわったけーきにいまからげざいを?)
もう食べ終わったケーキに今から下剤を?
(なんのじょうだんかとわらおうとしたしゅんかん、いぜんたいけんしたおそろしいきおくがよみがえってきた。)
なんの冗談かと笑おうとした瞬間、以前体験した恐ろしい記憶が蘇ってきた。
(しゅるいのちがうおさつのはいったはこをえらべというげーむなのだが、)
種類の違うお札の入った箱を選べというゲームなのだが、
(coloさんがおれのせんたくをあらかじめよちしているというのだ。)
coloさんが俺の選択をあらかじめ予知しているというのだ。
(けっきょくげんざいしんこうけいのこういが、かこにさかのぼってえいきょうをあたえるというじしょうの)
結局現在進行形の行為が、過去に遡って影響を与えるという事象の
(ふかかいさにおじけづいたおれはしろはたをあげてしまった。)
不可解さに怖気付いた俺は白旗をあげてしまった。
(そのげーむとおなじこうぞうだというのか。)
そのゲームと同じ構造だというのか。
(もしこのもんだいをこたえられなかったら、そのけっかをよちしたかこのcoloさんが)
もしこの問題を答えられなかったら、その結果を予知した過去のcoloさんが
(けーきにこっそりげざいをしこむということか。)
ケーキにこっそり下剤を仕込むということか。
(すでにけーきはたべおわっているというのに!)
すでにケーキは食べ終わっているというのに!
(あじは?へんではなかったか?くちにのこったけーきのよいんをたしかめようとするが、)
味は?変ではなかったか?口に残ったケーキの余韻を確かめようとするが、
(やたらすぱいしーだったちきんのおかげでかんぜんにきえてしまっている。)
やたらスパイシーだったチキンのおかげで完全に消えてしまっている。
(「ちょっと、じょうだんでしょ。いれたの?いれなかったの?」)
「ちょっと、冗談でしょ。入れたの?入れなかったの?」
(とみかっちさんがつめよる。ほかのみんなもしんけんなひょうじょうにかわった。)
とみかっちさんが詰め寄る。他のみんなも真剣な表情に変わった。
(きっとおおかれすくなかれはこのときのおれとおなじようなけいけんをしているのだろう。)
きっと多かれ少なかれ箱の時の俺と同じような経験をしているのだろう。
(「こたえたらおもしろくないじゃない。むりにしゃべらせようとしたら、しっかくね」)
「答えたら面白くないじゃない。無理に喋らせようとしたら、失格ね」
(はっとしたようにみかっちさんがてをひく。)
ハッとしたようにみかっちさんが手を引く。
(なんてこった。とんでもないじたいだ。)
なんてこった。とんでもない事態だ。
(さっきまでのたのしいぱーてぃはどこにいってしまったのか。)
さっきまでの楽しいパーティはどこに行ってしまったのか。
(とうじしゃのcoloさんはむひょうじょうで、なにをかんがえているのかわからない。)
当事者のcoloさんは無表情で、なにを考えているのかわからない。