王子とこじき 45
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問題文
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(そこへたいちょうがもどってきた。)
そこへ隊長が戻ってきた。
(そしてきゅうでんのなかへくるようにいったのだ。)
そして宮殿の中へ来るように言ったのだ。
((なかへはいれというのか。さては、てがみのかきぬしが)
(中へ入れというのか。さては、手紙の書き主が
(このわたしだとおもわれているのだろうな。)
この私だと思われているのだろうな。
(そうか、こくおうがじぶんでこのわたしにしけいをいいわたすのだ・・・)
そうか、国王が自分でこの私に死刑を言い渡すのだ・・・
(そうか、このわたしもあのこのためにいのちをおとすのか))
そうか、この私もあの子のために命を落とすのか)
(がっかりしたへんどんが、きゅうでんのなかのきれいなへややろうかをつぎつぎにとおっていった)
がっかりしたヘンドンが、宮殿の中のきれいな部屋や廊下を次々に通って行った
(そして、いちだんとうつくしいへやにいれられ、そのまんなかにあるぎょくざをみて)
そして、一段と美しい部屋に入れられ、その真ん中にある玉座を見て
(それこそてんちがひっくりかえるほどびっくりした。)
それこそ天地がひっくり返るほどびっくりした。
((こくおうへいかは・・・そっくりだ。あのことそっくりだが・・・)
(国王陛下は・・・そっくりだ。あの子とそっくりだが・・・
(わたしはゆめでもみているのだろうか・・・))
私は夢でも見ているのだろうか・・・)
(そこでへんどんは、あることをおもいだした。)
そこでヘンドンは、あることを思い出した。
(かべぎわにいすがあるのをみつけると、へんどんはそこまであるいていって)
壁際に椅子があるのを見つけると、ヘンドンはそこまで歩いていって
(こしかけた。するとたちまちけらいが「ぶれいもの。へいかのまえでこしかけるとはなんだ!」)
腰かけた。するとたちまち家来が「無礼者。陛下の前で腰かけるとはなんだ!」
(すると、まったくいがいなことがおきた。まず、こくおうはにっこりして)
すると、全く意外なことが起きた。まず、国王はにっこりして
(「とがめてはならぬ。そのものをいすにすわらせておけ。)
「とがめてはならぬ。そのものを椅子に座らせておけ。
(わたしとそのまいるすへんどんのあいだには、こくおうのまえでもいすにすわれるやくそくがある。)
私とそのマイルス・ヘンドンの間には、国王の前でも椅子に座れる約束がある。
(そのものがげしゅくべやで、わたしにしんせつをつくしてくれたときだ。)
その者が下宿部屋で、私に親切を尽くしてくれたときだ。
(なあ、へんどん。そうだったな」)
なあ、ヘンドン。そうだったな」
(もうさすがのへんどんも、おどろきとよろこびが、ごちゃごちゃになって)
もうさすがのヘンドンも、驚きと喜びが、ごちゃごちゃになって
など
(ふるえながらひざまずいてしまった。)
震えながらひざまずいてしまった。
(ところで、このときこくおうへいかのめがひかった。)
ところで、このとき国王陛下の目が光った。
(まわりのきぞくのなかに、へんどんをくるしめ、やしきをのっとった)
周りの貴族の中に、ヘンドンを苦しめ、屋敷を乗っ取った
(おとうとのひゅーのすがたをみつけたからだった。)
弟のヒューの姿を見つけたからだった。
(「そやつを、ひっとらえろ。ろんどんとうへほうりこめ」)
「そやつを、ひっ捕らえろ。ロンドン塔へ放り込め」
(そうめいじてから、あらためてへんどんに)
そう命じてから、改めてヘンドンに
(「そなたのこくおうにたいするちゅうぎ、ながいあいだのしんせつとこころづかいにたいして)
「そなたの国王に対する忠義、長い間の親切と心遣いに対して
(いまここで、そなたをけんとはくしゃくとする」)
今ここで、そなたをケント伯爵とする」
(おごそかにいってから、いままでのあいだがらのようにまいるすへんどんの)
厳かに言ってから、今までの間柄のようにマイルス・ヘンドンの
(てをとったのである。)
手を取ったのである。
(やがてひろまのもうひとつのとびらから、べつのじんぶつがあらわれた。)
やがて広間のもう一つの扉から、別の人物があらわれた。
(とむきゃんてぃだった。)
トム・キャンティだった。
(「さあ、こっちへおいで」こくおうはほんとうのともだちあつかいで)
「さあ、こっちへおいで」国王は本当の友達扱いで
(とむをぎょくざのまえへよんだ。)
トムを玉座の前へ呼んだ。
(「おもいだしてみると、そなたをこくおうのにせものにしてしまったのはわたしだった。)
「思い出してみると、そなたを国王の偽物にしてしまったのは私だった。
(でも、そなたはたいへんじょうずにこくおうのやくをやってのけて)
でも、そなたは大変上手に国王の役をやってのけて
(ちちうえがおいでのときよりも、うまくくにをおさめていたのだよ。)
父上がおいでの時よりも、うまく国を治めていたのだよ。
(そのことは、はーふぉーどきょうからもきいた。)
そのことは、ハーフォード卿からも聞いた。
(これからは、そなたのははやあねにもけっしてふじゆうはさせないぞ。)
これからは、そなたの母や姉にも決して不自由はさせないぞ。
(それから、そなたにはこれからわたしがつくらせる、みなしごたちのいえのちょうをめいじる」)
それから、そなたにはこれから私が作らせる、みなし子たちの家の長を命じる」
(そして、いちだんとこえをたかめて、まわりのきぞくたちやけらいたちにいった。)
そして、一段と声を高めて、周りの貴族たちや家来たちに言った。
(「このものは、たとえみじかいあいだでもいぎりすこくおうであった。)
「この者は、たとえ短い間でもイギリス国王であった。
(これからも、れいぎただしくあつかわなければならんぞ」)
これからも、礼儀正しく扱わなければならんぞ」
(これで、すべてがうまくいったのである。)
これで、すべてがうまくいったのである。
(ろんどんとうにほうりこまれたひゅーは、すっかりあくじをはくじょうしたので)
ロンドン塔に放り込まれたヒューは、すっかり悪事を白状したので
(いぎりすこくがいについほうされた。そして、しばらくしてしんだ。)
イギリス国外に追放された。そして、しばらくして死んだ。
(ひゅーにおどかされてうそをつかなければならなかったえでぃすは)
ヒューに脅かされて嘘をつかなければならなかったエディスは
(やがて、まいるすへんどんとけっこんして、おおきなあのやしきでこうふくにくらした。)
やがて、マイルス・ヘンドンと結婚して、大きなあの屋敷で幸福に暮らした。
(それから、ははおやがひあぶりになった、あのふたりのかわいそうなしょうじょたちに)
それから、母親が火あぶりになった、あの二人の可哀想な少女たちに
(こくおうはかねをあたえて、りっぱながっこうへいれてやった。)
国王は金を与えて、立派な学校へ入れてやった。
(いぎりすからこじきをなくしたいともかんがえた。)
イギリスから乞食をなくしたいとも考えた。
(そしてなによりもいぎりすにとってしあわせだったのは)
そして何よりもイギリスにとって幸せだったのは
(よのなかに、くらいいやなところや、びんぼうにんがどんなにおおくて)
世の中に、暗い嫌なところや、貧乏人がどんなに多くて
(くるしんでくらしているかをしっているこくおうを、いただいたことである。)
苦しんで暮らしているかを知っている国王を、いただいたことである。
(えどわーどろくせいは、よのなかのすべてをしってせいじをおこなったので)
エドワード六世は、世の中のすべてを知って政治を行ったので
(いつでもこくみんのねがいにみみをかたむけた「えらいおうさま」として)
いつでも国民の願いに耳を傾けた『えらい王様』として
(いまでもれきしにながのこっている。)
今でも歴史に名が残っている。
(だが、なによりもゆうめいなのは、じぶんがであったたくさんのぼうけんを)
だが、何よりも有名なのは、自分が出会ったたくさんの冒険を
(ときどきけらいたちにはなして、とくいになったということであった。)
ときどき家来たちに話して、得意になったということであった。