ガリバー旅行記 30 飛ぶ島の旅
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問題文
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(かれののうじょうは、さくもつがゆたかにみのっていて、そこではたらいているひとたちも)
彼の農場は、作物が豊かに実っていて、そこで働いている人たちも
(いきいきしたかおをしていました。)
生き生きした顔をしていました。
(「では、このちがいはなにがげんいんか、そのことをおはなししましょう」)
「では、この違いは何が原因か、そのことをお話しましょう」
(むのーでぃはかたりはじめました。)
ムノーディは語り始めました。
(「そうむかしのことではありませんが、)
「そう昔のことではありませんが、
(せいふのやくにんたちがすうにん、おうさまのまねきでとぶしまへいき)
政府の役人たちが数人、王様の招きで飛ぶ島へ行き
(はんとしちかく、たいざいしたことがあります。ところが、そのひとたちはかえってくるなり)
半年近く、滞在したことがあります。ところが、その人たちは帰ってくるなり
(「これからは、ちじょうにおけるいままでのやりかたを、すべてかえる」と)
「これからは、地上における今までのやりかたを、すべて変える」と
(いいだしました。つまり、たがやさなくてもさくもつがとれるさいばいほうや)
言い出しました。つまり、耕さなくても作物がとれる栽培法や
(えいきゅうにていれをしないですむいえを、1にちでたてるほうほうをけんきゅうすると)
永久に手入れをしないですむ家を、1日で建てる方法を研究すると
(いいだしたのです」)
言いだしたのです」
(「なるほど、じつげんできればけっこうなことばかりですが)
「なるほど、実現できれば結構なことばかりですが
(そんなことをいいだすとは、とぶしまへいったばかりに)
そんなことを言い出すとは、飛ぶ島へ行ったばかりに
(あたまがおかしくなったとしかおもえませんね」)
頭がおかしくなったとしか思えませんね」
(「そうです、わたしもそうおもいました。しかし、やくにんはほんきでそのけんきゅうのための)
「そうです、私もそう思いました。しかし、役人は本気でその研究のための
(だいがくをつくり、けんきゅうがみをむすぶまで、いっさい、さくもつのさいばいも)
大学を作り、研究が実を結ぶまで、一切、作物の栽培も
(いえのていれもしてはならないといいました」)
家の手入れもしてはならないと言いました」
(「それで、はたけはあれほうだい、いえはぼろぼろなのですね」)
「それで、畑は荒れ放題、家はぼろぼろなのですね」
(「そうです、さくもつがとれないために、のうみんはくらしにこまり)
「そうです、作物がとれないために、農民は暮らしに困り
(しみんはろくにたべものもなくやせるいっぽうです」)
市民はろくに食べ物もなく痩せるいっぽうです」
など
(むのーでぃは、さびしそうなわらいをうかべていいました。)
ムノーディは、寂しそうな笑いを浮かべて言いました。
(「ちゅうじつなしみんは、ちゅうじつにせいふのいうことにしたがって、みすみすふこうになっています)
「忠実な市民は、忠実に政府の言うことに従って、みすみす不幸になっています
(しかし、わたしはそんなばかげたことにははんたいしました。)
しかし、私はそんな馬鹿げたことには反対しました。
(そのけっか、ちじをやめさせられました。)
その結果、知事を辞めさせられました。
(そればかりか、くにのやりかたにはんたいするはじしらずだと)
そればかりか、国のやり方に反対する恥知らずだと
(いつもうしろゆびをさされています」)
いつも後ろ指をさされています」
(わたしは、おもわずためいきをついていいました。)
私は、思わずため息をついて言いました。
(「はつめいやくふうには、わたしもおおいにきょうみをもっていますが)
「発明や工夫には、私も大いに興味をもっていますが
(そんなとんでもないけんきゅうをかんがえついた)
そんなとんでもない研究を考えついた
(このばるにばーびのやくにんたちは、まったくあたまがおかしいとしかおもえません。)
このバルニバービの役人たちは、まったく頭がおかしいとしか思えません。
(いったい、せいふがつくったそのだいがくでは、)
一体、政府が作ったその大学では、
(いま、どんなけんきゅうをしているのか、みたいものです」)
今、どんな研究をしているのか、見たいものです」
(「そうですね。ごあんないしたいのですが、いまはなしたようなりゆうで)
「そうですね。ご案内したいのですが、今話したような理由で
(わたしはだいがくへでいりすることもできないのです。)
私は大学へ出入りすることもできないのです。
(もっとも、ともだちにたのめばなんとかなりますから)
もっとも、友達に頼めば何とかなりますから
(あなたひとりでいってみますか?」)
あなた一人で行ってみますか?」
(「では、そうしましょう」)
「では、そうしましょう」
(こうしてわたしは、あくるひ、むのーでぃのともだちのおかげで)
こうして私は、あくる日、ムノーディの友達のおかげで
(だいがくをおとずれ、けんきゅうしつをいろいろのぞいてみました。)
大学を訪れ、研究室をいろいろのぞいてみました。
(さいしょのけんきゅうしつでは、かみのけもひげものびほうだいの)
最初の研究室では、髪の毛もひげも伸び放題の
(みすぼらしいすがたのがくしゃが、たくさんのきゅうりをつかって)
みすぼらしい姿の学者が、たくさんのきゅうりを使って
(なにかけんきゅうをしていました。)
なにか研究をしていました。
(「わしは、きゅうりにきゅうしゅうされているにっこうをとりだして)
「わしは、きゅうりに吸収されている日光を取り出して
(びんにつめておる。このにっこうは、うすらさむいきせつにとりだして)
瓶に詰めておる。この日光は、うすら寒い季節に取り出して
(くうきをあたためるやくめをするのじゃ」とそのがくしゃはいい、)
空気をあたためる役目をするのじゃ」とその学者は言い、
(わたしはここでももちろんのこと、どのけんきゅうしつへいっても)
私はここでももちろんのこと、どの研究室へ行っても
(あいたくちがふさがりませんでした。)
開いた口がふさがりませんでした。
(つぎのけんきゅうしつには、けんちくがくしゃたちがいました。)
次の研究室には、建築学者たちがいました。
(「よいか、いままでのけんちくは、どだいからはじまった。)
「よいか、今までの建築は、土台から始まった。
(だが、あたらしいけんちくは、やねからはじめる。)
だが、新しい建築は、屋根から始める。
(さきにやねがあり、さいごがどだいだ。)
先に屋根があり、最後が土台だ。
(そのはつめいに、われわれはけんめいなのである」)
その発明に、我々は懸命なのである」
(さて、そのつぎはといえば、そこは、かべもてんじょうも)
さて、その次はといえば、そこは、壁も天井も
(どこもかしこもくものすだらけで、いっぽなかへはいるなり)
どこもかしこも蜘蛛の巣だらけで、一歩中へ入るなり
(「くものすをやぶるな!」と、どなられました。)
「蜘蛛の巣をやぶるな!」と、怒鳴られました。
(このがくしゃのけんきゅうもくてきは、くものいとからかいこのいとよりもっとすぐれた)
この学者の研究目的は、蜘蛛の糸から蚕の糸よりもっと優れた
(きぬいとをつくりだすことなのだそうです。)
絹糸を作り出すことなのだそうです。
(「くもなんてものは、どこにでもいる。)
「蜘蛛なんてものは、どこにでもいる。
(それなのに、むかしからかいこをかってきぬいとをつくっていたのは、たいへんなまちがいだ。)
それなのに、昔から蚕を飼って絹糸を作っていたのは、大変な間違いだ。
(くもは、いとをつむぐばかりか、おりかたまでしっておる。)
蜘蛛は、糸をつむぐばかりか、織り方まで知っておる。
(それに、えさになるはえをあかやきいろにそめてたべさせると)
それに、えさになるハエを赤や黄色に染めて食べさせると
(あかやきいろのいとをだすはずだから、かいこのいとのように)
赤や黄色の糸を出すはずだから、蚕の糸のように
(わざわざそめるてすうもはぶけるはずだ」)
わざわざ染める手数もはぶけるはずだ」
(「そのじっけんは、もうせいこうしましたか?」)
「その実験は、もう成功しましたか?」
(わたしがたずねると、くものけんきゅうかはこたえました。)
私が尋ねると、蜘蛛の研究家は答えました。
(「かんたんにせいこうするくらいなら、くろうはないわい」)
「簡単に成功するくらいなら、苦労はないわい」
(たしかに、そのへやにはりめぐらされたくものすは、あかでもきいろでもない)
確かに、その部屋に張り巡らされた蜘蛛の巣は、赤でも黄色でもない
(ふつうのくものいとなのでありました。)
普通の蜘蛛の糸なのでありました。