保育園 -5-
師匠シリーズ
以前cicciさんが更新してくださっていましたが、更新が止まってしまってしまったので、続きを代わりにアップさせていただきます。
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| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | berry | 8100 | 神 | 8.2 | 98.0% | 368.0 | 3043 | 62 | 64 | 2026/03/26 |
| 2 | subaru | 7759 | 神 | 8.1 | 95.3% | 377.1 | 3075 | 149 | 64 | 2026/03/25 |
| 3 | HAKU | 7755 | 神 | 8.0 | 96.0% | 382.3 | 3091 | 126 | 64 | 2026/03/25 |
| 4 | りく | 6409 | S | 6.5 | 98.1% | 476.3 | 3112 | 59 | 64 | 2026/03/29 |
| 5 | Joy | 6147 | A++ | 6.3 | 96.5% | 477.1 | 3043 | 110 | 64 | 2026/03/31 |
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問題文
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(ししょうはとうちゃくしてそうそう、ひととおりのあんないをたのみ、ようやくそのこうぞうが)
師匠は到着して早々、一通りの案内を頼み、ようやくその構造が
(あたまにはいったところでいっかいにあるいっしつにこしをおちつけたのだった。)
頭に入ったところで一階にある一室に腰を落ち着けたのだった。
(「で、ここはごさいじしつというわけですね」)
「で、ここは五歳児室というわけですね」
(ししょうがしゅういのかべをみまわす。)
師匠が周囲の壁を見回す。
(「はい」)
「はい」
(じょせいがうなずいた。)
女性が頷いた。
(おがわちょうさじむしょにいらいにんとしてやってきたひとで、)
小川調査事務所に依頼人としてやって来た人で、
(えつこさん、というさんじゅっさいくらいのほいくしだ。)
悦子さん、という三十歳くらいの保育士だ。
(えつこさんはいつもはえぷろんすがたなのだろうが、きょうはしふくだ。)
悦子さんはいつもはエプロン姿なのだろうが、今日は私服だ。
(ほんらいはやすみであるひなのでとうぜんだ。)
本来は休みである日なので当然だ。
(ぼくとししょうのまえにはえつこさんのほかにさんにんのじょせいがすわっている。)
僕と師匠の前には悦子さんの他に三人の女性が座っている。
(じゅんにしょうかいされる。)
順に紹介される。
(「あと、あさみせんせいがとなりのさん・よんさいじしつのたんにん、それからようこせんせいが)
「あと、麻美先生が隣の三・四歳児室の担任、それから洋子先生が
(にかいのにさいじしつ、ゆいせんせいがそのとなりのいっさいじしつのたんにんです」)
二階の二歳児室、由衣先生がその隣の一歳児室の担任です」
(それぞれがきんちょうぎみにえしゃくする。)
それぞれが緊張気味に会釈する。
(おたがいがせんせいとよびあうのか。そういえばじぶんがむかしほいくえんにとおっていたときも)
お互いが先生と呼び合うのか。そういえば自分が昔保育園に通っていた時も
(そうだったことをおもいだしてなつかしくなる。)
そうだったことを思い出して懐かしくなる。
(えつこせんせいはみるからにしっかりもの、というかんじでしゃべりかたやうごきが)
悦子先生は見るからにしっかり者、という感じで喋り方や動きが
(きびきびしていて、あきらかにほかのせんせいをひっぱっているりーだーやくだった。)
キビキビしていて、明らかに他の先生を引っ張っているリーダー役だった。
(「で、これがもんだいのしゃしんですね」)
「で、これが問題の写真ですね」
など
(ししょうのことばに、ぜんいんのしせんがゆかにおかれたいちまいのしゃしんのうえにそそがれる。)
師匠の言葉に、全員の視線が床に置かれた一枚の写真の上に注がれる。
(それはこのえんしゃのにかいのまどからえんていにむかってしゃったーをきったしゃしんであり、)
それはこの園舎の二階の窓から園庭に向かってシャッターを切った写真であり、
(あめにぬれてぬかるんだえんていのなかほどに、)
雨に濡れてぬかるんだ園庭の中ほどに、
(きみょうなまるいもようがうかびあがっているさまがうつしだされている。)
奇妙な丸い模様が浮かび上がっている様が映し出されている。
(そのまるいもようはちょっけいにめーとるほど。)
その丸い模様は直径二メートルほど。
(すぐそのそばにえぷろんすがたのじょせいがひとりうつっていて、)
すぐそのそばにエプロン姿の女性が一人写っていて、
(えんしゃがわからあしあとがのびている。)
園舎側から足跡が伸びている。
(しゃしんをみながら、よんにんのわかいほいくしがいきをのむけはいがあった。)
写真を見ながら、四人の若い保育士が息を呑む気配があった。
(ししょうがかおをあげ、そんなようすをいにもかいさないくちょうではっきりという。)
師匠が顔を上げ、そんな様子を意にも介さない口調ではっきりと言う。
(「では、しょうさいなせつめいを」)
「では、詳細な説明を」
(せんしゅうのきんようのことだった。)
先週の金曜のことだった。
(そのひはあさからくもりがちで、てんきよほうでもこうすいかくりつは50%となっていた。)
その日は朝から曇りがちで、天気予報でも降水確率は50%となっていた。
(そらがくらいときぶんもくらくなる。)
空が暗いと気分も暗くなる。
(えつこせんせいはえんていであそぶこどもたちをみながら、)
悦子先生は園庭で遊ぶ子どもたちをみながら、
(ここさいきんつづくきもちのわるいできごとのことをかんがえていた。)
ここ最近続く気持ちの悪い出来事のことを考えていた。
(いちかいやにかいのといれで、なにかひとではないもののけはいをかんじることが)
一階や二階のトイレで、何か人ではないものの気配を感じることが
(たびたびあった。)
たびたびあった。
(ほかにもかだんやぷーる、ときにはしつないでさえ、)
他にも花壇やプール、時には室内でさえ、
(なにかひとかげのようなものをみることもあった。)
何か人影のようなものを見ることもあった。
(せんぱいからきいたうわさによると、このほいくえんのしきちはもともと、)
先輩から聞いた噂によると、この保育園の敷地は元々、
(ざいにんのくびをさらすばしょだったとか・・・・・)
罪人の首をさらす場所だったとか・・・・・
(えつこせんせいだけではなく、ほかのせんせいやこどもたちまでも、)
悦子先生だけではなく、他の先生や子どもたちまでも、
(なにかゆうれいじみたものをみてしまう、ということがった。)
何か幽霊じみたものを見てしまう、ということがった。
(すくなくともそんなうわさがまことしやかにささやかれている。)
少なくともそんな噂がまことしやかに囁かれている。
(おはらいをしてもらったほうがいいんじゃないか。)
お祓いをしてもらった方がいいんじゃないか。
(せんせいのあいだからそんないけんもでたが、えんちょうせんせいはとりあってくれなかった。)
先生の間からそんな意見も出たが、園長先生はとりあってくれなかった。
(ばからしい。こどもにあくえいきょうがでる。)
馬鹿らしい。子どもに悪影響が出る。
(そんなことばがきゃっかされた。)
そんな言葉が却下された。
(「だいたいねえ、うちはこうりつなんだから、そんなおはらいなんていう)
「だいたいねえ、うちは公立なんだから、そんなお祓いなんていう
(しゅうきょうてきなものによさんがつくはずないでしょう?」)
宗教的なものに予算がつくはずないでしょう?」
(そんなことをいわれたので、えつこせんせいはしのほいくたんとうしょくいんに)
そんなことを言われたので、悦子先生は市の保育担当職員に
(こっそりときいてみたが、やはりそういうししゅつはできないのだそうだ。)
こっそりと訊いてみたが、やはりそういう支出はできないのだそうだ。
(こうりつだろうがしりつだろうが、でてくるおばけのほうはそんなことを)
公立だろうが私立だろうが、出てくるお化けの方はそんなことを
(きにはしてくれないのに。)
気にはしてくれないのに。
(りふじんなものをかんじたが、どうしようもなかった。)
理不尽なものを感じたが、どうしようもなかった。
(ああいやだ。)
ああいやだ。
(そんなことをかんがえながらいっしゅんぼんやりしていると、)
そんなことを考えながら一瞬ぼんやりしていると、
(ぱらぱらとあめがふりはじめたらしく、こどもたちがきゃあきゃあとさわぎだした。)
パラパラと雨が降り始めたらしく、子どもたちがきゃあきゃあと騒ぎ出した。
(すぐにみんなをしつないにひきあげさせる。)
すぐにみんなを室内に引き上げさせる。
(そうこうしていると、おひるをたべさせるじかんがこた。)
そうこうしていると、お昼を食べさせる時間が来た。
(それぞれのきょうしつでしょくじをとっていると、そとはかなりあまあしがつよくなり)
それぞれの教室で食事を取っていると、外はかなり雨脚が強くなり
(かぜもすこしでてきたようだった。)
風も少し出てきたようだった。
(しょくじのじかんがおわり、ひるねのじかんになったが、こどもたちはかーてんのすきまから)
食事の時間が終わり、昼寝の時間になったが、子供たちはカーテンの隙間から
(そとのようすをみたがってなかなかおちつかなかった。)
外の様子を見たがってなかなか落ち着かなかった。