超長文29!
集団心理系です!文字多めですっ!
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問題文
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(ちゅうがくせいになってから、わたしはしゅうだんのふんいきというものが、)
中学生になってから、私は集団の雰囲気というものが、
(そうぞういじょうにおおきなちからをもっていることをなんどもかんじてきた。)
想像以上に大きな力を持っていることを何度も感じてきた。
(ひとりでいるときにはなんともおもわないことでも、)
一人でいるときには何とも思わないことでも、
(おおぜいのなかにはいるとかんがえかたやこうどうがすこしずつかわってしまうことがある。)
大勢の中に入ると考え方や行動が少しずつ変わってしまうことがある。
(さいしょは、「じぶんはながされない」とおもっていたが、)
最初は、「自分は流されない」と思っていたが、
(じっさいにはそうかんたんなことではなかった。)
実際にはそう簡単なことではなかった。
(あるひのじゅぎょうで、せんせいがむずかしいもんだいをだしたことがあった。)
ある日の授業で、先生が難しい問題を出したことがあった。
(わたしはこたえがわかったようなきがしたが、)
私は答えが分かったような気がしたが、
(きょうしつぜんたいがしずまりかえったいたため、てをあげるゆうきがでなかった。)
教室全体が静まり返ったいたため、手を挙げる勇気が出なかった。
(「もしまちがっていたらどうしよう」)
「もし間違っていたらどうしよう」
(「みんながてをあげないなら、じぶんもあげないほうがいいかもしれない。」)
「みんなが手を挙げないなら、自分も挙げないほうがいいかもしれない。」
(そんなかんがえがあたまのなかをめぐり、けっきょくなにもこうどうできなかった。)
そんな考えが頭の中を巡り、結局何も行動できなかった。
(ところが、ひとりのせいとがゆうきをだしててをあげたしゅんかん、)
ところが、一人の生徒が勇気を出して手を挙げた瞬間、
(きょうしつのくうきはいっきにかわった。)
教室の空気は一気に変わった。
(「じぶんもこたえられるかもしれない」とおもったひとがつぎつぎにてをあげはじめ、)
「自分も答えられるかもしれない」と思った人が次々に手を挙げ始め、
(さっきまでしずかだったきょうしつがきゅうにかっきづいた。)
さっきまで静かだった教室が急に活気づいた。
(そのようすをみながら、わたしはひとはじぶんのいしだけでうごいているようでいて、)
その様子を見ながら、私は人は自分の意思だけで動いているようでいて、
(しゅういのようすにもおおきくえいきょうされているのだとじっかんした。)
周囲の様子にも大きく影響されているのだと実感した。
(はんたいに、しゅうだんのくうきがわるいほうこうへながれてしまうばめんもある。)
反対に、集団の空気が悪い方向へ流れてしまう場面もある。
(だれかがひとのしっぱいをわらうと、)
誰かが人の失敗を笑うと、
など
(それまでなにもいわなかったひとまでいっしょになってわらってしまうことがある。)
それまで何も言わなかった人まで一緒になって笑ってしまうことがある。
(ほんとうはわらいたくないとおもっていても、)
本当は笑いたくないと思っていても、
(「じぶんだけわらわなかったらういてしまうかもしれない」というふあんがうまれ、)
「自分だけ笑わなかったら浮いてしまうかもしれない」という不安が生まれ、
(きづけばまわりとおなじこうどうをとってしまうのである。)
気づけば周りと同じ行動を取ってしまうのである。
(そのばではちいさなできごとにおもえても、)
その場では小さな出来事に思えても、
(いわれたほんにんにとってはふかくこころにのこることもすくなくない。)
言われた本人にとっては深く心に残ることも少なくない。
(わたしは、しゅうだんしんりそのものがわるいとはおもわない。)
私は、集団心理そのものが悪いとは思わない。
(おなじもくひょうにむかってきょうりょくしたり、しゅうだんしんりのひとつだからである。)
同じ目標に向かって協力したり、集団心理の一つだからである。
(うんどうかいやぶんかさいでみんなのきもちがひとつになったときのたっせいかんは、)
運動会や文化祭でみんなの気持ちが一つになったときの達成感は、
(ひとりではあじわえないとくべつなものだった。)
一人では味わえない特別なものだった。
(だからこそ、たいせつなのはしゅういにあわせることではなく、)
だからこそ、大切なのは周囲に合わせることではなく、
(しゅういをみながらもじぶんのかんがえをうしなわないことだとおもう。)
周囲を見ながらも自分の考えを失わないことだと思う。
(みんながおなじほうこうをむいているとあんしんできるはんめん、)
みんなが同じ方向を向いていると安心できる反面、
(ほんとうにただしいことまでみうしなってしまうかのうせいもある。)
本当に正しいことまで見失ってしまう可能性もある。
(ひとりでいけんをいうのはゆうきがひつようだが、)
一人で意見を言うのは勇気が必要だが、
(そのいっぽがしゅうだんぜんたいのくうきをかえるきっかけになることもある。)
その一歩が集団全体の空気を変えるきっかけになることもある。
(わたしはこれからもしゅうだんのなかでせいかつしていく。)
私はこれからも集団の中で生活していく。
(そのなかでしゅういときょうりょくするしせいはたいせつにしながらも、)
その中で周囲と協力する姿勢は大切にしながらも、
(「みんながそうしているから」というりゆうだけではんだんするのではなく、)
「みんながそうしているから」という理由だけで判断するのではなく、
(じぶんじしんでかんがえ、じぶんじしんでこうどうできるひとになりたいとおもっている。)
自分自身で考え、自分自身で行動できる人になりたいと思っている。