UNMASK

(ああだれのこよいはだれの)

ああ誰の　今宵は誰の

(こえがひびくうつくしいばしょに)

声が響く　美しい場所に

(しずかなやみのなかひかりにあこがれた)

静かな闇の中　光に憧れた

(じごくのごうかがてらす)

地獄の業火が照らす

(さあはじめようわすれられぬきおく)

さあ始めよう　忘れられぬ記憶

(うずまいたほーるにさいはなげられた)

渦巻いたホールに　賽は投げられた

(なにをもとめているのかこころにゆだねて)

何を求めているのか　心に委ねて

(いまみすてりーのいとがからみあえば)

今ミステリーの意図が　絡み合えば

(ひつぜんのもとにつどうあくたーたちかんせいのうらへようこそ)

必然のもとに集うアクターたち　歓声の裏へようこそ

(こーとをまといしこたえはどこへと)

コートを纏いし　答えはどこへと

(けいべつとそんけいのしゃどうにゆれるろうそく)

軽蔑と尊敬のシャドウに揺れる蝋燭

(かめんのしたにはかくされているしんじつ)

仮面の下には隠されている真実

(めいめつをうれいたありあのさきはならく)

明滅を憂いたアリアの先は奈落

(おちてゆくせんりつ)

堕ちてゆく旋律

(おいでかさなるかげとうたごえみりょうされたらさいご)

おいで重なる影と歌声　魅了されたら最期

(ますかれーどはおわらないままおどりあかしましょう)

マスカレードは終わらないまま　踊り明かしましょう

(いろあせることのないふぁんとむすべてもやしつくして)

色褪せることのないファントム　全て燃やし尽くして

(すぺくたくるまくをとじる)

スペクタクル　幕を閉じる

(ああだれもしんそうはだれも)

ああ誰も　真相は誰も

(しらないはずのあわれなぶたいで)

知らないはずの　哀れな舞台で

(あくまのささやきこころにすみついた)

悪魔の囁き心に棲みついた

(てんしのかがやきさがしてさまよえば)

天使の輝き探して彷徨えば

(いびつなかけらはたがいをひきよせた)

歪な欠片は互いを引き寄せた

(こどくなぱずるのぴーすをあわせてく)

孤独なパズルのピースを合わせてく

(うそとどくをまぜこんだうらぎりけおとしたかずだけ)

嘘と毒を混ぜ込んだ　裏切り蹴落とした数だけ

(りそうこえてであえたひとすじのきぼうに)

理想超えて出逢えた　一筋の希望に

(ぜつぼうのくさりだろうそんなおもいはすてさるがいい)

絶望の鎖だろう　そんな想いは捨て去るがいい

(さがしつづけてたんだもういちどすてーじへむかおう)

探し続けてたんだ　もう一度ステージへ向かおう

(おいでかさなるかげとうたごえみりょうされたらさいご)

おいで重なる影と歌声　魅了されたら最期

(うたういしはとぎれないままきずあとをのこす)

歌う意志は途切れないまま　傷跡を残す

(いろあせることのないふぁんとむすべてもやしつくして)

色褪せることのないファントム　全て燃やし尽くして

(ひびをふかくきざんでゆくささげようかともに)

日々を深く刻んでゆく　捧げようか　友に

(ｔｈｅｏｐｅｒａ)

The opera

(いきをすっていまもまだあのこえがわすれられずにやきつく)

息を吸って　今もまだあの声が忘れられずに焼き付く

(うたにのせてむねのおくでなりつづけるおとにそっとあわせて)

歌に乗せて　胸の奥で鳴り続ける音にそっと合わせて

(とどくはずさ)

届くはずさ