fantasia/kalafina

(このめをひらいてみえるものをおしえていとしさのすべてがしりたい)

この目を開いて見えるものを教えて　愛しさの全てが知りたい

(せつないためいきあまくてにがいすなをふみしめてときめきのくにへ)

切ない溜息　甘くて苦い砂を　踏み締めて　トキメキの国へ

(よせてはかえすまどろみのなかにいてそのたいくつもいいかなとおもってた)

寄せては返すまどろみの中に居て　その退屈もいいかなと思ってた

(いますこしずつはじまったとまどいにゆれるこころあなただけにみせてあげたくなる)

今、少しずつ始まった戸惑いに　揺れる心　貴方だけに見せてあげたくなる

(あなたがくれたのはきっとまほうのきすだからときのなかにまよった)

貴方がくれたのは　きっと魔法のキスだから　時の中に迷った

(さびしいひとみをひらいてふたりだけのせかいでめざめてゆくふぁんたじあ)

寂しい瞳を開いて　二人だけの世界で　目覚めて行くfantasia

(おわりのないものがたりつづってゆけるよふたりで)

終わりのない物語　綴って行けるよ　二人で

(あなたとわたしのちがうようでにているいとしさのかたちをしりたい)

貴方と私の　違うようで似ている　愛しさの形を知りたい

(せつないためいきやがてひとつになってむねのなかたかまるなみおと)

切ない溜息　やがて一つになって　胸の中　高まる波音

(なみだのうみのなかへほどけたやみのなかへあめはやがてはじめのひかりをつれてくる)

涙の海の中へ　解けた闇の中へ　雨はやがて初めの　光を連れて来る

(よりそううでのなかであなたのこえのなかでもうすぐゆめはおわるあかつきがひらく)

寄り添う腕の中で　貴方の声の中で　もうすぐ夢は終わる　暁が開く

(こんとんのうたかがやきとためらいがこいのよあけをぎんいろにそめるよう)

混沌の歌、輝きと躊躇いが　恋の夜明けを銀色に染めるよう

(まだまどろみがさめやらぬこのむねにきこえてくるあかるいこえがいまはなひらいて)

まだまどろみが醒めやらぬこの胸に　聞こえて来る　明るい声が今　花開いて

(あなたのむねでいまみつけているおんがくはときのなかにまよったさびしさのまほうやぶって)

貴方の胸で今　見つけている音楽は　時の中に迷った　寂しさの魔法破って

(ねむるせかいのやみがめざめてゆくふぁんたじあ)

眠る世界の闇が　目覚めて行くfantasia

(きせきはここにあるからやさしいひとみをひらいて)

奇跡はここにあるから　優しい瞳を　開いて