「黄昏」タイピング
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歌詞(問題文)
(たそがれのなかかぜがふきぬけていく)
黄昏の中風が吹き抜けていく
(たたずむろうじんのからだのなかをおもいでがとおりすぎてゆく)
佇む老人の体の中を想い出が通りすぎてゆく
(にくしみあったひととのかなしみにみちたべつり)
憎しみあった人との悲しみに満ちた別離
(なみだながしいだきあったこいびとのはだのぬくもり)
涙流し抱き合った恋人の肌のぬくもり
(あいすべきひととのかけがえのないしょくたくのふうけい)
愛すべき人とのかけがえのない食卓の風景
(あこがれにみちたたびのさなかにたちつくしたざせつのよる)
憧憬に満ちた旅のさ中に立ちつくした挫折の夜
(よろこびのなみだとしょうしんのなみだにいろどられたせいしゅんのひびはゆきてかえらず)
歓びの涙と傷心の涙に彩られた青春の日々は行きて帰らず
(ゆうきゅうのじかんのながれのなかをさまようこのはのように)
悠久の時間の流れの中をさまよう木の葉のように
(ひとはじだいにもてあそばれながらぜつぼうとかなしみのなかでなみだにくれる)
人は時代にもてあそばれながら絶望と悲しみの中で涙にくれる
(されどひとはこのはにあらず)
されど人は木の葉にあらず
(ぜつぼうとかなしみのなみだのなかでたえることなくささやかなひかりをみつめている)
絶望と悲しみの涙の中で絶えることなくささやかな光をみつめている
(そのひかりあるかぎりおもいはきえず)
その光ある限り想いは消えず
(そのおもいあるかぎりひとはこのはにあらず)
その想いある限り人は木の葉にあらず
(ひとはみななきながらこのよに「せい」をうけ)
人は皆泣き乍らこの世に「生」をうけ
(そしてうつくしいなみだとともにたそがれにかえってゆく)
そして美しい涙とともに黄昏に還ってゆく
(たそがれのなかろうじんがみているけしきは)
黄昏の中老人が見ている景色は
(すべてがうつくしくかがやいている)
すべてが美しく輝いている