ドアクロール

(こころはときどきまいごになることがある)

心は時々迷子になることがある

(こどくやさみしさかんじつくせずぶれーきかけてしまう)

孤独や淋しさ感じ尽せずブレーキかけてしまう

(じぶんとひととをくらべてもいみがない)

自分と人とを比べても意味がない

(くじけるためのぷらいどなんてひつようないもの)

くじけるためのプライドなんて必要ないもの

(どうしてわたしはいまいきているのかな？)

どうして私は今生きているのかな？

(こたえはいつもいつもただわたしのそばをすりぬけきえていく)

答えはいつもいつもただ私のそばをすり抜け消えていく

(やさしさにはやさしさがうまれてかなしみにはかなしみがつづく)

優しさには優しさが生まれて悲しみには悲しみが続く

(それがひとのいきかたでくりかえされるれんさなんだ)

それが人の生き方で繰り返される連鎖なんだ

(じぶんにこだわりすぎることをやめたらすこしはらくになれる)

自分にこだわりすぎることをやめたら少しは楽になれる

(いつもかたちにはめてだめになってしっぱいしてきたから)

いつも形にはめてダメになって失敗してきたから

(あいするひとのためにいきていけるのかな？)

愛する人のために生きていけるのかな？

(どこかでしらずにきずつけてきづかないふりをしていたかもしれない)

どこかで知らずに傷つけて気づかないふりをしていたかもしれない

(ひとりじゃひらけないとびらがあるよだからあなたとひらけたらいい)

一人じゃ開けない扉があるよ　だからあなたと開けたらいい

(なもないとびらのまえでまがりなりにあなたをずっとまっていたい)

名もない扉の前で　曲がりなりにあなたをずっと待っていたい

(このさきどうやっておよいでいくのだろう)

この先どうやって泳いでいくのだろう

(はてしなくひろがりつづけるこのうみを)

果てしなく広がり続けるこの海を

(なんどもげんじつをかえようとしてけっきょくはなにもかわらなくて)

何度も現実を変えようとして　結局は何も変わらなくて

(それでもやりすごさないでこりずにゆめをえがいていこう)

それでもやり過ごさないで懲りずに夢を描いていこう

(あなたとかさねたこのてのひらならよわむしをにぎりつぶせそうだよ)

あなたと重ねたこの手のひらなら弱虫をにぎりつぶせそうだよ

(そうやってすこしずつでもしんじるよろこびかんじたい)

そうやって少しずつでも信じる喜び感じたい

(いまはまだひらけずにいるとびらをぜんぶひとつずつおぼえておこう)

今はまだ開けずにいる扉を全部一つずつ覚えておこう

(それはこれからひらいていくあなたとのじんせいのいろどり)

それはこれから開いていくあなたとの人生の彩り