追って追われてシリウス

(ここであったもぶたいのみちびき)

「ここであったも舞台の導き」

(いざしょうぶさせていただきます)

「いざ、勝負させていただきます」

(おもいっきりあばれさせてもらうぜ)

「思いっきり暴れさせてもらうぜ」

(のぞむところです)

「望むところですっ！」

(わたしたちはすてーじであたらしいなをうけとる)

私たちはステージで　新しい名を受け取る

(いっぽふみだせばたちまちものがたりのはじまり)

一歩踏み出せばたちまち　物語の始まり

(せいせいどうどうぶつかるそれこそぶたいしょうじょ)

正々堂々ぶつかる　それこそ舞台少女

(わたしたちのちからをさあ)

私たちの力を　さあ

(もっとむこうにまわってよたちいちおかしいやろ)

もっと向こうにまわってよ　立ち位置おかしいやろ！？

(そっちこそもっとまわりみてばらんすをかんがえろよ)

そっちこそもっと周り見て　バランスを考えろよ

(はなしがちゃいますやろいいかげんにしろって)

話がちゃいますやろ　いい加減にしろって

(ほんまわがままやなもう)

ほんまわがままやな　もう！

(あかいほしのしりうすどこまでもおいかける)

赤い星のシリウス　どこまでも追いかける

(ちぢまらないこのきょりわたしをつかまえて)

縮まらないこの距離　私を捕まえて

(ひばなをちらしはしるどこまでもにげてく)

火花を散らし走る　どこまでも逃げてく

(あなたしかみえないおっておわれていきる)

あなたしか見えない　追って追われて生きる

(よそみしてよゆうどすなあんさんのあいてはうちや)

よそ見して余裕どすな　あんさんの相手はうちや

(しんぱいなんてごむようですちゃんとあなたをみてます)

心配なんてご無用です　ちゃんとあなたを見てます

(ひとりよりふたりでまけるわけにいかない)

一人より二人で　負けるわけにいかない

(まけさせたくはないから)

負けさせたくはないから

(あしのはやいしりうすまわりまわるよぞら)

足の速いシリウス　まわりまわる夜空

(おいつきおいこされいつしかながれぼし)

追いつき追い越され　いつしか流れ星

(それぞれのせかいでそれぞれがかがやく)

それぞれの世界で　それぞれが輝く

(みだれたいきあわせあしたはすたぁになる)

乱れた息合わせ　明日は星（スタァ）になる

(これがあたしのたてだ)

「これがあたしの殺陣だあああ！」

(ええちょうしやないのふたばはん)

「ええ調子やないの？双葉はん」

(るいちゃんあぶない)

「塁ちゃん、あぶない！」

(たまおせんぱいおきをつけて)

「珠緒先輩、お気をつけて」

(せなかをあずけられるひとがいるってこと)

「背中を預けられる人がいるってこと」

(うちらにはおさななじみのよしみがあるんやで)

「うちらには幼馴染のよしみがあるんやで！」

(あついおもいきずなはわたしたちにもある)

熱い思い　絆は　私たちにもある

(ここであきらめないさいごまであきらめない)

ここで諦めない　最後まで諦めない

(あかいほしのしりうすどこまでもおいかける)

赤い星のシリウス　どこまでも追いかける

(ちぢまりそうなきょりわたしをつかまえて)

縮まりそうな距離　私を捕まえて

(ひばなをちらしはしるどこまでもにげてく)

火花を散らし走る　どこまでも逃げてく

(あなたしかみえないおっておわれていきる)

あなたしか見えない　追って追われて生きる