ミスター・ブルースカイ

(さるもきからおちるしせいぎはへいきでうそをつく)

猿も木から落ちるし　正義は平気でうそをつく

(あいにくわたしたちひとのこですすどおりしないでね)

あいにく私たち人の子です　素通りしないでね

(しないでね)

しないでね？

(あればあるでじゃまいなきゃいないでふまん)

あればあるで邪魔　居なきゃ居ないで不満

(ほねまではあいせない)

骨までは愛せない

(たまにだきあってたいじつにうたぐりぶかい)

たまに抱き合ってたい　じつに疑り深い

(かぜにゆれるめろう)

風に揺れるメロウ

(ことばたらずでごめんな)

言葉足らずでごめんな

(あくびのむこうでほらさがしてくれ)

あくびの向こうで　ほら探してくれ

(ないているのはきみのせいじゃないから)

泣いているのは君のせいじゃないから

(ただないてみたのはよるのせいでいいかな)

ただ泣いてみたのは夜のせいでいいかな

(ぶるーすかいとどいてない)

ブルースカイ　届いてない

(さるものにはおわれてなんぼだあわすべくはてんぽだ)

去る者には追われてなんぼだ　合わすべくはテンポだ

(あなたにもとめたのはじょうねつだけかなわぬゆめだけ)

あなたに求めたのは情熱だけ　かなわぬ夢だけ

(こたえあわせのはずが)

答え合わせのはずが

(あくびをするいみまでさぐらないでよ)

あくびをする意味まで探らないでよ

(ないているのはきみのせいじゃないから)

泣いているのは君のせいじゃないから

(ただないてみたけどすてきれないのなんでだ)

ただ泣いてみたけど捨てきれないのなんでだ

(ぶるーすかいきこえてない)

ブルースカイ　聞こえてない

(そまりたくはないが)

染まりたくはないが

(そばにいたくらしがちょっとすきだ)

そばにいた暮らしがちょっと好きだ

(とかいのあしおときのうとぼくをすどおりするー)

都会の足音　昨日と僕を素通りスルー

(とおりあめふる)

通り雨降る

(やんでながれるよけいすがっていたくなる)

止んで流れる　余計縋って痛くなる

(ものくろのにわでおどけあったのもまぼろしになれ)

モノクロの庭で　おどけあったのも幻になれ

(ないているのはきみのせいじゃないから)

泣いているのは君のせいじゃないから

(ただないてみたのはよるのせいでいいかな)

ただ泣いてみたのは夜のせいでいいかな

(ぶるーすかいとどいてない)

ブルースカイ　届いてない

(さよならぐっばいわらってすかいはい)

サヨナラグッバイ　笑ってスカイハイ

(とりあえずまたあした)

とりあえずまた明日

(それでもいいかい)

それでもいいかい？

(これならいいかいってなんかいもいう)

これならいいかい？って何回も言う

(ないてみたのにただないてみたのに)

泣いてみたのに　ただ泣いてみたのに

(すてきれないのなんでだ)

捨てきれないのなんでだ

(すてられないのなんでだ)

捨てられないのなんでだ

(ぶるーすかいいつかとどけ)

ブルースカイ　いつか届け