ハイキュー!! ３３巻　②

(しあいのこーふんおさまらん・・・！すぐにでもしあいしたい・・・！)

試合のコーフン収まらん・・・！すぐにでも試合したい・・・！

(げばひょうはからすのゆうりってかんじだろうね　つよいとこいっぱいたおしてるし)

下馬評は烏野有利って感じだろうね　強いトコいっぱい倒してるし

(まあ　どっちでもいいよね　それをたしかめるためにわざわざしあいしにきてんだし)

まあ　どっちでもいいよね　優劣を確かめる為にわざわざ試合しに来てんだし

(けんまはたぶんしあいにまけてもとくになんともおもわない　でもおれはけんまにかつ！！)

研磨は多分試合に負けてもとくになんとも思わない　でもおれは研磨に勝つ！！

(よっしゃせんせい！まんきつしようぜ)

よっしゃ先生！満喫しようぜ

(つみかさねたれんしゅうじあい　しかしこうしきのぶたいでたたかうことのないまま　おれたちはいんたいした)

積み重ねた練習試合　しかし公式の舞台で戦う事の無いまま　俺達は引退した

(ただすこしだけこのしあいをたのしみしてるにんげんがおおいだけだ　おれもふくめてな)

ただ少しだけこの試合を楽しみしてる人間が多いだけだ　俺も含めてな

(あらあらまあふらいんぐじょうずのからすのさんじゃないですか　どうもおかげさまで。)

あらあらまあフライング上手の烏野さんじゃないですか　どうもおかげさまで。

(はるこうのぱんふれっとにおれのなまえはのってねえが　おれのでしがそこにいるし)

春高のパンフレットに俺の名前は載ってねえが　俺の弟子がコートに居るし

(おれの”ち”はそこにある　もうしぶんなし。)

俺の”血”はコートに在る　申し分無し。

(これは”いま”のたたかい　こいつらのたたかい　でも　おれたちだけのちからで)

これは”今”の戦い　こいつらの戦い　でも　俺達だけの力で

(ここにたっているわけじゃない　それくらいこいつらだってわかってるよ)

ここに立っているわけじゃない　それくらいこいつらだってわかってるよ

(だからまんきつしてくれ　じじい)

だから満喫してくれ　じじい

(かのうかふかのうかのぶんせきだけ　かかふかか　わかんない)

可能か不可能かの分析だけ　可か不可か　わかんない

(れんしゅうじあいではまけこしてるわけだが　わすれろ。にがていしきはみやぎへおいてきた。)

練習試合では負け越してるワケだが　忘れろ。苦手意識は宮城へ置いてきた。

(おれたちはけつえきだ　とどこおりなくながれろ　さんそをまわせ　”のう”がせいじょうにはたらくために)

俺達は血液だ　滞り無く流れろ　酸素を回せ　”脳”が正常に働くために

(くいちらかすぞぁ！！！)

喰い散らかすぞァ！！！

(つぎはぜったいひっしにさせて　おれたちがかって「べつに」いがいのこといわせるからな！！)

次は絶対必死にさせて　おれ達が勝って「別に」以外の事言わせるからな！！

(「もういっかい」がないしあいだ　けんま！！！)

「もう一回」が無い試合だ　研磨！！！

(はぁー「あーこれこれ」ってかんじ)

はぁ〜「あーコレコレ」って感じ