HAMELN
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歌詞(問題文)
(かろやかにひびくふえが)
軽やかに響く笛が
(まどのそとのやみにうかぶ)
窓の外の暗に浮かぶ
(どうかつれさっていって)
どうか連れ去って行って
(めいふへのみちでもかまわない)
冥府の道でも構わない
(つめたいこのへやのなか)
冷たいこの部屋の中
(ぬぐえないこどく しがかおりだす)
拭えない孤毒 死が香りだす
(ふたつめのほしはかたる)
二つ目の星は語る
(「ひかりのぞめばめがくらむ」)
「光望めば目が眩む...」
(はーめるんがかなでるみわくのねいろが)
ハーメルンが奏でる魅惑の音色が
(わたしのりせいをみだしかいらくへいざなう)
私の理性を乱し快楽へ誘う
(きざまれたつめあとにゆがんだとしても)
刻まれた爪痕に歪んだとしても
(こうこつのなかでおろかないけにえとなる)
恍惚の中で愚かな生贄となる
(ばらのあーちをぬけたら)
薔薇のアーチを抜けたら
(こだかいおか ともるほのお)
小高い丘 灯る炎
(きずついたあしにふれて)
傷ついた足に触れて
(くちづけたばしょからあふれるひ)
口付けた場所から溢れる火
(とおのくいしきのなか)
遠のく意識の中
(ぬぐえないねつに しはいされていく)
拭えない熱に 支配されて行く
(ふたごのつきはかたる)
双子の月は語る
(「あらがえぬまはそばにある」)
「争えぬ魔はそばにある…」
(はーめるんがかなでるあいえんのねいろが)
ハーメルンが奏でる哀婉の音色が
(やさしいふあんをまとい やみをただよう)
優しい不安を纏い 暗を漂う
(きりさかれたはだからこぼれるしずくを)
切り裂かれた肌から零れる雫を
(きんいろのかね からむゆび あくまがおどる)
金色の鐘 絡む指 悪夢が踊る
(つめたいこのよるのなか)
冷たいこの夜の中
(ぬぐえないこどく)
拭えない孤毒
(ささやいたあなたのこえ)
囁いた貴方の声
(「ひかりのぞめばやみをよぶ」)
「光望めば暗を呼ぶ…」
(はーめるんがかなでるみわくのねいろが)
ハーメルンが奏でる魅惑の音色が
(わたしのりせいをみだしねつをあたえる)
私の理性を乱し熱を与える
(きざまれたこくいんがいたんだとしても)
刻まれた刻印が痛んだとしても
(こうこつのなかでおろかないけにえとなる)
恍惚の中で愚かな生贄となる
(はーめるんがかなでるあいえんのねいろが)
ハーメルンが奏でる哀婉の音色が
(やさしいふあんをまとい やみをただよう)
優しい不安を纏い 暗を漂う
(さいたばら velcetのこえをささげて)
咲いた薔薇 velcetの声を捧げて
(きんいろのかね はねるゆび わたしはおどる)
金色の鐘 跳ねる指 私は踊る