必要になったら電話をかけて

(あれからせいかつはつづいてる)

あれから生活は続いてる

(きみとねすごしていたじかんおもいだす)

君とね過していた時間思い出す

(たまにね)

たまにね

(だんだんとうすっぺらくなっていくね)

だんだんと薄っぺらくなっていくね

(めもりーはふえてかばんはかるくなったけど)

メモリーは増えて鞄は軽くなったけど

(おとなになればわかるとおもってたこと)

大人になればわかると思ってたこと

(けっきょくわからないまま)

結局わからないまま

(ひつようになればいつだって)

必要になればいつだって

(ぼくにでんわをかけて)

僕に電話をかけて

(いろいろかわっちまったけど)

色々変わっちまったけど

(ばんごうはいまもそのまま)

番号はいまもそのまま

(かりっぱなしのほんもあるし)

借りっ放しの本もあるし

(しみったれたよるもあるし)

染みったれた夜もあるし

(いいわけはあとでかんがえて)

言い訳は後で考えて

(ぼくにでんわをかけて)

僕に電話をかけて

(あいかわらずよなかまでおきていることもある)

あいかわらず夜中まで起きていることもある

(このままどっか)

「このままどっか...」

(ってうみにでかけたこともあったね)

って海に出かけたこともあったね

(ふいにね)

ふいにね

(なつかしくなって)

懐かしくなって

(よかぜにあたりたくなった)

夜風に当たりたくなった

(きみはいまどんなくらしをしてるのかな)

君は今どんな暮らしをしてるのかな

(うまくやれてるかな)

うまくやれてるかな

(しゅうまつにみたえいがのしゅじんこうが)

週末にみた映画の主人公が

(きみににてておもいだしただけ)

君に似てて思い出しただけ

(ひつようになればいつだって)

必要になればいつだって

(ぼくにでんわをかけて)

僕に電話をかけて

(いろいろかわっちまったけど)

色々変わっちまったけど

(ばんごうはいまもそのまま)

番号はいまもそのまま

(いつもとぎれてたこえが)

いつも途切れてた声が

(すこしながくとぎれただけさ)

少し長く途切れただけさ

(まっているわけじゃないけど)

待っているわけじゃないけど

(ぼくにでんわをかけて)

僕に電話をかけて

(このまませいかつをつづけていく)

このまま生活を続けていく

(わりとね)

わりとね

(きみにあえてよかったっておもってる)

君に会えて良かったって思ってる

(ひつようになればいつだって)

必要になればいつだって

(ぼくにでんわをかけて)

僕に電話をかけて

(いろいろかわっちまったけど)

色々変わっちまったけど

(ばんごうはいまもそのまま)

番号はいまもそのまま

(かりっぱなしのほんもあるし)

借りっ放しの本もあるし

(しみったれたよるもあるし)

染みったれた夜もあるし

(いいわけはあとでかんがえて)

言い訳は後で考えて

(ぼくにでんわをかけて)

僕に電話をかけて

(ほんとうね)

本当ね

(きみにあえてよかったっておもってる)

君に会えて良かったって思ってる