SUIGETSU KYOKA

(つよくてらすらいとこころはもうまいご)

強く照らすライト　心はもう迷子

(ゆめにみたみらいとちがうせかいをいろどるだいとし)

夢に見た未来と　違う世界を彩る大都市

(ふいにひかるあいふぉんいくきはもうないよ)

不意に光るiPhone　行く気はもう無いよ

(ここにはこうかいとつめたいあいときれたあかいいと)

ここには後悔と　冷たい愛と　切れた赤い糸

(ろじうらのたまりばえさをねだるまりや)

路地裏のたまり場　餌をねだるマリヤ

(きづけばもうさいたさくらのましたかぜがゆらひらり)

気付けばもう咲いた　サクラの真下　風がユラヒラリ

(うまりかけのたいやすわりともすらいたー)

埋まりかけのタイヤ　座り点すライター

(とおいむかしないたじぶんにさいかいそうしたらばいばい)

遠い昔泣いた自分に再会　そうしたらバイバイ

(しんやにみたふるいえいがみたいな)

深夜に見た古い映画みたいな

(きれいなひーろーなんてしんきろうだろうと)

綺麗なヒーローなんて心綺楼だろうと

(いつのまにかしんじることをわすれ)

いつの間にか信じることを忘れ

(しんじつさえうけいれられずせいぎかんがあせる)

真実さえ受け入れられず　正義感が褪せる

(うそつくほどにけずれるほこり)

嘘つく程に削れる誇り

(さいごはなにもなくなりくりかえしてくまちがい)

最後は何も無くなり　くり返してく間違い

(おとななんてまっぴらかわれるひをまってた)

大人なんてまっぴら　変われる日を待ってた

(それがいまじゃりっぱなえきすとらになってた)

それが今じゃ立派なエキストラになってた

(ねむらずいきかうしぐなる)

眠らず行きかうシグナル

(ああきらめくみやこはしゅうげつへいか)

ああ、煌めく都は羞月閉花

(あいらくからまるけつまつ)

哀楽絡まる結末

(ああきぼうのみやこはすいげつきょうか)

ああ、希望の都は水月鏡花

(もしめいさいがらの)

もし迷彩柄の

(ことばなんかじゃなくてほんねのままの)

言葉なんかじゃなくて本音のままの

(ぼくでいたのならいまもまだ)

僕でいたのなら今もまだ…

(なんておもってしまったから)

なんて思ってしまったから

(すれちがうたのしそうなひとの)

すれ違う楽しそうな人の

(せなかをみとめられず)

背中を認められず

(いつまでもぼくはただとおくからみつめて)

いつまでも僕はただ遠くから見つめて

(いまさらこどくにきづいてしまった)

今更孤独に気付いてしまった

(あびてるひかり)

浴びてる光

(となりはくらい)

隣は暗い

(いまははかない)

今は儚い

(ちいさなきたい)

小さな期待

(ありがとうからさしたなみだのかさ)

"ありがとう"から差した涙の傘

(まぶしすぎたまちあかりにさようなら)

眩しすぎた街灯りにさようなら

(よあけよりまえあさにつかまるまで)

夜明けより前　朝に捕まるまで

(めぐりめぐるいいわけさがしているこたえ)

巡り巡る言い訳　探している答え

(ねむらずいきかうしぐなる)

眠らず行きかうシグナル

(ああきらめくみやこはしゅうげつへいか)

ああ、煌めく都は羞月閉花

(あいらくからまるけつまつ)

哀楽絡まる結末

(ああきぼうのとはすいげつきょうか)

ああ、希望の都は水月鏡花

(ねむらずいきかうしぐなる)

眠らず行きかうシグナル

(ああきらめくみやこはしゅうげつへいか)

ああ、煌めく都は羞月閉花

(あいらくからまるけつまつ)

哀楽絡まる結末

(ああきぼうのみやこはすいげつきょうか)

ああ、希望の都は水月鏡花