ヲズワルド

(まよなかみつけたふぉーくろあは)

真夜中見つけたフォークロアは

(そのむかしにんぎょをうみだしたらしい)

その昔人魚を生み出したらしい

(どくぜんてきじゃんきーぱぱらっちにはいよるｍｏｎｋｅｙ)

独善的ジャンキー　パパラッチに這い寄るMonkey

(みたいなやからどもがえつにひたるためあまれたものでしょう)

みたいな輩どもが悦に浸るため編まれたものでしょう

(だれかれだれだっけすこしほめられなれたよう)

誰彼誰だっけ　少し褒められ慣れたよう

(いわくさきになのりさえすりゃあもう)

曰く先に名乗りさえすりゃあもう

(すべておりじなるなんでしょうばんばんざい)

すべてオリジナルなんでしょう万々歳

(ぼうずにくけりゃけさまでにくい)

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い

(ぱいおにあまがいのがんどうｑ．ｅ．ｄ．)

パイオニア擬のがんどう　Q.E.D.

(ｌｉｇｈｔｏｆｆしようやっぱｏｎにしよう)

Light offしよう　やっぱOnにしよう

(おうおうにしてせいかいにしよう)

往々にして正解にしよう

(えんえんとやろうもうわがものよ)

延々とやろうもう我がものよ

(あいあいさるささるさばい)

飽い飽い猿さ　撒爾沙培

(おいてっておいてって)

置いてって置いてって

(あいはんしたいめーじおしつけないで)

相反したイメージ押し付けないで

(そうむらがってまあちらかして)

そう群がってまあ散らかして

(ていたいしたこうふくにおぼれてくの)

停滞した幸福に溺れてくの

(ぼくなしでああいきをして)

僕無しでああ息をして

(またいつわりのいめーじでこびうんの)

また偽りのイメージで媚び売んの

(もうやだってあいさないで)

もうやだって愛さないで

(しんこうのようなくらしからぬけだしたい)

信仰のような暮らしから抜け出したい

(しそうとはぼうはんはんのしっぺいともうはんはんのごうまんを)

思想とは某半々の疾病ともう半々の傲慢を

(おすいでわったあとにたっぷりとぬるまゆに)

汚水で割ったあとにたっぷりとぬるま湯に

(づけこんだのうにとけこんだとう)

漬け込んだ脳に溶け込んだ糖

(かきんかきんはっきんだらけのおまつりさわぎさ)

瑕瑾　課金　発禁だらけのお祭り騒ぎさ

(ただわたしのめにはこうがいが)

ただ私の目には公害が

(てぃーぱーてぃーしてるかぜにしかみえない)

ティーパーティーしてる風にしか見えない

(こうえんにいるはとなみのけいかいしんなのね)

公園にいる鳩並みの警戒心なのね

(どっかのだれかもしらんやつが)

どっかの誰かも知らん奴が

(きめた「せい」のあたいもささあさじかげんだってばよ)

決めた『生』の値もささあ匙加減だってばよ

(うりさばけやどんどん)

売り捌けやどんどん

(だめだってさあーいわれてんのに)

駄目だってさ　あー言われてんのに

(またまたねっしたてっぱんにふれんでしょう)

又々熱した鉄板に触れんでしょう

(めがさめないときのいいわけ)

目が覚めない時の言い訳

(「ふとんがじゃれてくる」とことばことばを)

『布団がじゃれてくる』と言葉言葉を

(はけばはくほどまっさおな、ほんとう)

吐けば吐くほど真っ青な、本当

(あけすけになったのよ)

明け透けになったのよ

(おいてっておいてって)

老いてって老いてって

(さいさんはもうらいせにもちこしてうたがってからくたばれ)

採算はもう来世に持ち越して疑ってからくたばれ

(かんしされりゃしんしにとりくむね)

監視されりゃ真摯に取り組むね

(うやまってのたまってゆうえんちみたくひどくかがやいて)

敬って宣って　遊園地みたく酷く輝いて

(もうろくねあいはないね)

耄碌ね愛はないね

(「しんこうにきせいしなきゃいきれないの？」)

『信仰に寄生しなきゃ生きれないの？』

(ねえきみだれだっけすこしけなされなれたよう)

ねえ君誰だっけ少し貶され慣れたよう

(いわくあとになのりでもすりゃあもう)

曰くあとに名乗りでもすりゃあもう

(すべてがんさくなんでしょうもうまんたい)

すべて贋作なんでしょう無問題

(ぼうずあがめりゃけさまできれい)

坊主崇めりゃ袈裟まで綺麗

(ぱいおにあまがいのはんこう)

パイオニア擬の犯行

(「おいでおいでおいでよ」)

『おいでおいでおいでよ』

(「おいでおいでおいでよ」)

『おいでおいでおいでよ』

(「おいでおいでおいでよ」)

『おいでおいでおいでよ』

(「おいでおいでおいでよ」)

『おいでおいでおいでよ』

(おいてけおいてけ)

置いてけ置いてけ

(きゅうぜんとしてあんちにすみついて)

翕然として安置に住みついて

(そうむらがってまあちらかして)

そう群がってまあ散らかして

(てっていしたこうふくにおぼれてくの)

徹底した幸福に溺れてくの

(ぼくなしでああいきぬいて)

僕無しでああ生き抜いて

(えいえんにしにたいからしねないねあいさらして)

永遠に死にたいから死ねないね　哀晒して

(あいくさらせてしんせいじんにあいずを)

愛腐らせて　新成人に合図を