Karma

(あかいつきにきみはみせられて)

赤い月に　君は魅せられて

(ふかいやみへとまよいこむ)

深い闇へと　迷い込む

(つみぶかきこのみにつぐないを)

罪深き　この身に償いを

(のがれられないかるま)

逃れられない　カルマ

(もうにどときみはでられない)

もう二度と君は　出られない

(よるにまいおりたしろいあくま)

夜に舞い降りた　白い悪魔

(にじいろにきらめくにせもののひかりたち)

虹色に煌く　偽物の光りたち

(あせないゆめのように)

褪せない　夢のように

(きみだけのあいをさけぶ)

君だけの　愛を叫ぶ

(いちどきりのちぎりのため)

一度切りの　契りの為

(こころをふるわす)

心を震わす

(うたかたのあかいつきにきみはみせられて)

泡沫の　赤い月に　君は魅せられて

(ふかいやみへとまよいこむ)

深い闇へと　迷い込む

(つみぶかきこのみにつぐないを)

罪深き　この身に償いを

(のがれられないかるま)

逃れられない　カルマ

(もうにどときみはでられない)

もう二度と君は　出られない

(にびいろにひかるきみのゆびわ)

鈍色に光る　君の指輪

(はるかかなたへとなげすててよまよいなど)

遙か彼方へと　投げ捨ててよ　迷いなど

(あけないよるだけを)

明けない　夜だけを

(いつまでもめでていたい)

いつまでも　愛でていたい

(ぼくのいろにそめさせてよ)

僕の色に　染めさせてよ

(からだのおくまで)

身体の奥まで

(まやかしのあわいゆめにぼくはみせられた)

まやかしの　淡い夢に僕は魅せられた

(きみのむねへとすべりこむ)

君の胸へと滑り込む

(こいこがれるままにもとめれば)

恋い焦がれるままに求めれば

(とけだしていくかるま)

溶け出して行くカルマ

(もうにどとぼくはおどれない)

もう二度と僕は　踊れない

(あぁかわいそうに)

「あぁ、可哀想に。

(もうもどれないところまできてしまったんだね)

もう戻れないところまで...きてしまったんだね。

(ゆるされぬこいとしりながら)

許されぬ恋と知りながら、

(ふかみにはまってたいまのきぶんは)

深みに嵌ってた今の気分は...

(どうだいつらいだろう)

どうだい？辛いだろう？」

(つらくなんてないよね)

「辛くなんてないよね？

(だってひとつになれたんだもの)

だって一つになれたんだもの！

(これはあいそうしんじつのあいなんだ)

これは愛...そう、真実の愛なんだ。

(まざりあうよろこびがりかいできないんだとしたら)

混ざり合う喜びが　理解できないんだとしたら、

(きみはかわいそうだね)

君は...カワイソウだね。」

(あかいつきにきみはみせられて)

赤い月に　君は魅せられて

(ふかいやみへとまよいこむ)

深い闇へと　迷い込む

(つみぶかきこのみにつぐないを)

罪深き　この身に償いを

(のがれられないかるま)

逃れられない　カルマ

(いちまつのあまいわな)

一抹の　甘い罠

(わるいゆめにぼくはみせられて)

悪い夢に　僕は魅せられて

(やがてつみへとまよいこみ)

やがて罪へと　迷い込み

(かれはてたいのちにつぐないを)

枯れ果てた　命に償いを

(さけべどつきぬかるま)

叫べど尽きぬ　カルマ

(もうにどとぼくはもどれない)

もう二度と僕は　戻れない