リング④(終)

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1998年公開の日本映画。見た者を1週間後に呪い殺す「呪いのビデオ」にまつわる鈴木光司の同名小説を原作とする。監督は中田秀夫で大ヒットし、後に続くジャパニーズホラーブームの火付け役となった。

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問題文

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((9がつ20にちげつようび))

(9月20日 月曜日)

(のろいのびでおをれいこがみたひから、ちょうど1しゅうかんです。)

呪いのビデオを玲子が見た日から、ちょうど1週間です。

(このひの19じ7ふんが、れいこのたいむりみっとでした。)

この日の19時7分が、玲子のタイムリミットでした。

(そうちょうにとうきょうについたれいことりゅうじはれんたかーをかり、ばけつと)

早朝に東京に着いた玲子と竜司はレンタカーを借り、バケツと

(しゃべるをこうにゅうするといずぱしふぃっくらんどへいそぎます。)

シャベルを購入すると伊豆パシフィックランドへ急ぎます。

(こてーじのしたのきわくをはかいしてはいると、へやのましたに)

コテージの下の木枠を破壊して入ると、部屋の真下に

(いどがありました。いどはこんくりーとのふたでおおわれています。)

井戸がありました。井戸はコンクリートの蓋で覆われています。

(いどのふたをさわったとたん、げんえいがみえました。いくまへいはちろうが)

井戸の蓋を触った途端、幻影が見えました。伊熊平八郎が

(さだこをなぐり、いどにおとすえいぞうです。)

貞子を殴り、井戸に落とす映像です。

(ふたをはずしてろーぷをつたってりゅうじがいどのそこにおりますが、)

蓋を外してロープを伝って竜司が井戸の底に降りますが、

(いどのかべにつめがささっているのをみました。さだこはいどに)

井戸の壁に爪が刺さっているのを見ました。貞子は井戸に

(おとされたときにはいきていて、かべをのぼろうとして)

落とされた時には生きていて、壁をのぼろうとして

(いたのだとしったりゅうじはせんりつします。)

いたのだと知った竜司は戦慄します。

(いどのそこにたまったみずをりゅうじがばけつですくい、れいこがそれを)

井戸の底にたまった水を竜司がバケツですくい、玲子がそれを

(ひきあげてすてるさぎょうをしていましたが、じかんがかかります。)

引き上げて捨てる作業をしていましたが、時間がかかります。

(つかれてぜつぼうしたれいこはくじけそうになりますが、りゅうじと)

疲れて絶望した玲子はくじけそうになりますが、竜司と

(こうたいしていどのそこにおり、みずをくみだすやくめをしました。)

交代して井戸の底に降り、水をくみ出す役目をしました。

(そしてたいむりみっとぎりぎりにさだこのいたいをみつけます。)

そしてタイムリミットぎりぎりに貞子の遺体を見つけます。

(がいこつとかしたいたいをだきしめたれいこに、りゅうじはもう19じ10ふん)

骸骨と化した遺体を抱きしめた玲子に、竜司はもう19時10分

(をすぎていることをつげました。れいこはたすかったのです。)

を過ぎていることを告げました。玲子は助かったのです。

など

(れいことりゅうじは、さだこのしたいをみつけたからのろいがとけたの)

玲子と竜司は、貞子の死体を見つけたから呪いが解けたの

(だとおもいました。さだこのちちおやはいくまではなく、なにか)

だと思いました。貞子の父親は伊熊ではなく、何か

(このよのものではないのかもしれない・・・りゅうじはそういいました。)

この世の者ではないのかもしれない…竜司はそう言いました。

((9がつ21にちかようび))

(9月21日 火曜日)

(すべてはおわったとおもっていたのですが、れいこは)

すべては終わったと思っていたのですが、玲子は

(ふといやなよかんがします。それはりゅうじもおなじでした。)

ふと嫌な予感がします。それは竜司も同じでした。

(りゅうじがじたくでひとりでいるとき、ふりかえるとふいにてれびが)

竜司が自宅でひとりでいる時、振り返ると不意にテレビが

(つきます。てれびにはいどのえいぞうがうつしだされており、)

つきます。テレビには井戸の映像が映し出されており、

(そこからかみのながいじょせいがはってでてきました。)

そこから髪の長い女性が這って出てきました。

(おどろくりゅうじをよそに、えいぞうのじょせいはてれびがめんにちかづいてくると、)

驚く竜司をよそに、映像の女性はテレビ画面に近づいてくると、

(がめんをでてじったいかします。しろめをむいたさだこににらまれて、)

画面を出て実体化します。白目を剥いた貞子に睨まれて、

(りゅうじはしにました。)

竜司は死にました。

(そのころ、いやなよかんがしたれいこはりゅうじたくにいそぎますが、)

その頃、嫌な予感がした玲子は竜司宅に急ぎますが、

(そこにはけいさつと、ほうしんしたりゅうじのこいびと・たかのまいがいました。)

そこには警察と、放心した竜司の恋人・高野舞がいました。

(まいはりゅうじのしたいだいいちはっけんしゃです。)

舞は竜司の死体第一発見者です。

(りゅうじのしをしったれいこは、のろいがとけていないときづきました。)

竜司の死を知った玲子は、呪いが解けていないと気づきました。

(くるまをうんてんしながら「どうしてわたしはたすかったのか」)

車を運転しながら「どうして私は助かったのか」

(「わたしがして、りゅうじがしなかったこと」をかんがえます。)

「私がして、竜司がしなかったこと」を考えます。

(じたくにもどると、れいこのばっぐをゆびさすりゅうじのげんえいがみえました。)

自宅に戻ると、玲子のバッグを指さす竜司の幻影が見えました。

(れいこはきづきます。「だびんぐして、たにんにみせる」)

玲子は気づきます。「ダビングして、他人に見せる」

(これが、すくいのみちだと。れいこはりゅうじにみせたから、たすかったのです。)

これが、救いの道だと。玲子は竜司に見せたから、助かったのです。

(びでおでっきとびでおてーぷをもったれいこは、ちちのもとへ)

ビデオデッキとビデオテープを持った玲子は、父の元へ

(くるまをはしらせました。どうちゅう「よういちのためだから、おねがい」)

車を走らせました。道中「陽一のためだから、お願い」

(とでんわをかけながら。)

と電話をかけながら。

((9がつ22にちすいようび))

(9月22日 水曜日)

(「のろいのびでおてーぷ」のうわさばなしに、ついかじょうほうがよせられています。)

「呪いのビデオテープ」の噂話に、追加情報が寄せられています。

(のろいをとくためには「だびんぐして、)

呪いを解くためには「ダビングして、

(たにんにみせればいいんだって」と。)

他人に見せればいいんだって」と。

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