コーチ・カーター③
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問題文
(りっちもんどこうこうは、べいひるたいかいにしょうたいされて、しあいは)
リッチモンド高校は、ベイヒル大会に招待されて、試合は
(おおもりあがりとなります。ぎゃくてんしたとおもったらおいつかれますが、)
大盛り上がりとなります。逆転したと思ったら追いつかれますが、
(ふたたびぎゃくてんしてゆうしょうすることができます。だみあんはmvpに)
再び逆転して優勝することができます。ダミアンはMVPに
(かがやきました。わーむはしあいごに、すーざんというおんなのこから)
輝きました。ワームは試合後に、スーザンという女の子から
(れんらくさきをもらい、ちーむのみなとほてるからぬけだして、)
連絡先をもらい、チームの皆とホテルから抜け出して、
(かのじょがひらくぱーてぃーにむかいます。よっぱらったり、)
彼女が開くパーティーに向かいます。酔っ払ったり、
(ぷーるにはいってはしゃぐぶいんたちでした。)
プールに入ってはしゃぐ部員たちでした。
(きづいたかーたーと、すーざんのりょうしんがやってきます。)
気づいたカーターと、スーザンの両親がやってきます。
(ぶいんたちはかーたーにおこられて、つれてかえられることになります。)
部員たちはカーターに怒られて、連れて帰られることになります。
(たいかいでゆうしょうしたちーむでしたが、ぶいんたちのせいせきはひどいものでした。)
大会で優勝したチームでしたが、部員たちの成績は酷いものでした。
(かーたーはけいやくをみたすまでれんしゅうをしばらくちゅうしにし、)
カーターは契約を満たすまで練習をしばらく中止にし、
(たいいくかんをへいさしてとしょかんにいくようにとぶいんたちにしじします。)
体育館を閉鎖して図書館に行くようにと部員たちに指示します。
(きょうしもべんきょうをみてくれることになります。)
教師も勉強を見てくれることになります。
(このことにより、がっこうはでんわがなりっぱなしとなります。)
このことにより、学校は電話が鳴りっぱなしとなります。
(せいとたちからばすけをうばってはだめだとこうちょうにいわれますが、)
生徒たちからバスケを奪っては駄目だと校長に言われますが、
(かーたーはぶいんたちのしょうらいのためにも、しあいさえも)
カーターは部員たちの将来のためにも、試合さえも
(きゃんせるしていくのでした。ますこみがかけつけ、)
キャンセルしていくのでした。マスコミが駆けつけ、
(このけんはさわぎとなり、おうえんしているしみんはおこりつづけます。)
この件は騒ぎとなり、応援している市民は怒り続けます。
(かーたーは、なによりもせいとたちをおちこぼれにするしすてむに)
カーターは、何よりも生徒たちを落ちこぼれにするシステムに
(たいしておこっていました。そつぎょうできるものははんぶんしかおらず、)
対して怒っていました。卒業できる者は半分しかおらず、
(だいがくにしんがくするものは6%しかいませんでした。)
大学に進学する者は6%しかいませんでした。
(そつぎょうしてはんざいしゃになるものもおおく、80%のかくりつでけいむしょにいきます。)
卒業して犯罪者になる者も多く、80%の確率で刑務所に行きます。
(そのことをかーたーからきいて、ぶいんたちはとしょかんで)
そのことをカーターから聞いて、部員たちは図書館で
(べんきょうしはじめます。かーたーはおんなのこたちに、みほんとして)
勉強し始めます。カーターは女の子たちに、見本として
(としょかんにいってくれないかとたのむのでした。)
図書館に行ってくれないかと頼むのでした。
(みせのがらすをわられても、くるまのまどにつばをはきかけられても、)
店のガラスを割られても、車の窓に唾を吐きかけられても、
(くじょうをいわれても、かーたーはかんがえをまげませんでした。)
苦情を言われても、カーターは考えを曲げませんでした。
(あるよる、わーむたちがまちにいると、あたまがわるいといって、)
ある夜、ワームたちが町にいると、頭が悪いと言って、
(けんかをうってくるちんぴらがいました。きづいたくるーずは)
喧嘩を売ってくるチンピラがいました。気づいたクルーズは
(じゅうをむけておいはらいます。すると1りでこうしょうしていたれにーが)
銃を向けて追い払います。すると1人で交渉していたレニーが
(うちころされてしまうのでした。くるーずはかーたーに、)
撃ち殺されてしまうのでした。クルーズはカーターに、
(だっしゅでもなんでもやるから、ちーむにもどりたいと)
ダッシュでも何でもやるから、チームに戻りたいと
(なきながらたのみます。なにがあったかきいたかーたーは、)
泣きながら頼みます。何があったか聞いたカーターは、
(くるーずをだきしめます。せいせきがへいきん2.3になるまで)
クルーズを抱きしめます。成績が平均2.3になるまで
(ばすけぶがちゅうしになったことで、かーたーはしみんからたいいくかんの)
バスケ部が中止になったことで、カーターは市民から体育館の
(へいさのちゅうしをもとめられます。へいさがちゅうしになるのならば、)
閉鎖の中止を求められます。閉鎖が中止になるのならば、
(かーたーはみずからやめるといいます。かーたーは、がくぎょうよりも)
カーターは自ら辞めると言います。カーターは、学業よりも
(ばすけをじゅうしするしみんのうったえが、ぷろのせんしゅにいってるのと)
バスケを重視する市民の訴えが、プロの選手に言ってるのと
(おなじであるといいます。これは、ぶいんたちにあくえいきょうを)
同じであると言います。これは、部員たちに悪影響を
(およぼすものでした。がくせいがほんぶんであるかれらにたいして、)
及ぼすものでした。学生が本分である彼らに対して、
(ちょうえつしてしまってるのです。かーたーはきりつをおしえているのであり、)
超越してしまってるのです。カーターは規律を教えているのであり、
(ここでたいいくかんのへいさをやめてれんしゅうをさいかいしてしまっては、)
ここで体育館の閉鎖を止めて練習を再開してしまっては、
(やがてぶいんたちがほうもおかしてしまうとはなします。)
やがて部員たちが法も犯してしまうと話します。
(げんざいのじょうきょうは、かーたーがぷれーしたときとおなじものでした。)
現在の状況は、カーターがプレーした時と同じものでした。
(かーたーのときもけいむしょにいくもの、ころされるものがいました。)
カーターの時も刑務所にいく者、殺される者がいました。
(どうしてもかーたーは、そのながれをかえたいのです。)
どうしてもカーターは、その流れを変えたいのです。
(きょしゅできめることになり、いいんかいはたいいくかんのへいさのちゅうしを)
挙手で決めることになり、委員会は体育館の閉鎖の中止を
(きめます。かーたーはみずからこーちをやめることにし、)
決めます。カーターは自らコーチを辞めることにし、
(にもつをまとめます。なぜならいいんかいは、ぶいんたちがだいがくに)
荷物をまとめます。なぜなら委員会は、部員たちが大学に
(いくことより、しょうりがだいじだとみとめたからです。)
行くことより、勝利が大事だと認めたからです。
(たいいくかんにいったかーたーでしたが、ぶいんたちはれんしゅう)
体育館に行ったカーターでしたが、部員たちは練習
(していませんでした。べんきょうをしていたのです。)
していませんでした。勉強をしていたのです。
(くるーずはかーたーにおれいをいいます。)
クルーズはカーターにお礼を言います。
(ぶいんたちのせいせきがあがって、ついにもくひょうのせいせきをたっせいします。)
部員たちの成績が上がって、ついに目標の成績を達成します。
(ぶいんたちはれんしゅうをさいかいし、しあいにしょうりしていきます。)
部員たちは練習を再開し、試合に勝利していきます。
(もちろん、かーたーがこーちをしています。)
勿論、カーターがコーチをしています。