ガリバー旅行記 18 大人国の旅
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(ぶろぶでぃんなぐこくで、わたしがあまりにもちいさいためにうけなければならなかった)
ブロブディンナグ国で、私があまりにも小さいために受けなければならなかった
(ふあんやきけんは、ほかにもかずかぎりがありません。)
不安や危険は、ほかにも数限りがありません。
(もうしばらく、そのはなしをかかせてください。)
もうしばらく、その話を書かせてください。
(あのこびとが、まだおしろにいたころのことです。)
あの小人が、まだお城にいた頃のことです。
(あるひ、ぐらむだるくりっちがわたしをおしろのにわにつれてでて)
ある日、グラムダルクリッチが私をお城の庭に連れて出て
(てのひらのうえにのせたり、じめんをあるかせたりしてくれていました。)
手のひらの上に乗せたり、地面を歩かせたりしてくれていました。
(にわにはりんごのきがあって、いっぱいみをつけていました。)
庭にはリンゴの木があって、いっぱい実をつけていました。
(わたしがそのりんごのきをみあげていると、こびとがやってきて)
私がそのリンゴの木を見上げていると、小人がやってきて
(とつぜん、そのきをおもいきりゆすぶったからたまりません。)
突然、その木を思い切りゆすぶったからたまりません。
(わたしにとっては、さかだるのようにおおきなりんごのみが、ごろんごろんとふってきて)
私にとっては、酒樽のように大きなリンゴの実が、ごろんごろんと降ってきて
(そのひとつがせなかにあたり、わたしはじめんにたたきつけられてしまいました。)
その一つが背中にあたり、私は地面に叩きつけられてしまいました。
(さいわい、けがはなかったのですが、あたまにあたればどうなっていたか)
さいわい、怪我はなかったのですが、頭に当たればどうなっていたか
(わかりません。またあるときは、やはりにわをさんぽしていたときに)
わかりません。またある時は、やはり庭を散歩していた時に
(とつぜんひょうにふられたことがあります。てにすぼーるほどのおおきさのひょうが)
突然、雹に降られたことがあります。テニスボールほどの大きさの雹が
(いくつもわたしのからだにぶつかり、おかげでからだじゅうがはれあがって)
いくつも私の体にぶつかり、おかげで体中がはれ上がって
(わたしはとおかかんちかく、おきあがることもできませんでした。)
私は十日間ちかく、起き上がることもできませんでした。
(つぎにこれもにわでのできごとですが、わたしはにわばんのおとこがかっているいぬに)
次にこれも庭での出来事ですが、私は庭番の男が飼っている犬に
(いきなりくわえられたこともありました。)
いきなりくわえられたこともありました。
(このくにのいぬのおおきさは、うまのさんばいくらいはあります。)
この国の犬の大きさは、馬の三倍くらいはあります。
(このいぬはとてもおとなしくて、わたしをじぶんのしゅじんのもとまではこぶと)
この犬はとてもおとなしくて、私を自分の主人の元まで運ぶと
など
(そっとじめんにおろしてくれました。しかし、はとはのあいだにはさまれているとき)
そっと地面におろしてくれました。しかし、歯と歯の間に挟まれている時
(わたしがどんなにおそろしいおもいをしたか、ごそうぞうください。)
私がどんなに恐ろしい思いをしたか、ご想像ください。
(いぬのことをのべたので、もうひとつぜひはなしておきたいことがあります。)
犬のことを述べたので、もう一つぜひ話しておきたいことがあります。
(それはさるとのであいです。)
それは猿との出会いです。
(そのひはわたしはいえごと、ぐらむだるくりっちのへやにおかれていました。)
その日は私は家ごと、グラムダルクリッチの部屋に置かれていました。
(ぐらむだるくりっちが、ちょうどへやをるすにしたときのことです。)
グラムダルクリッチが、ちょうど部屋を留守にした時のことです。
(ちかくのもりからとおでをしてきたのか、いっぴきのさるがまどからしのびこんできました。)
近くの森から遠出をしてきたのか、一匹の猿が窓から忍び込んできました。
(さるはへやのなかをきょろきょろみまわしていましたが、わたしのいえにきがつき)
猿は部屋の中をきょろきょろ見回していましたが、私の家に気がつき
(ちかよってきて、めずらしそうにどあやまどをあけ、なかをのぞきこみました。)
近寄ってきて、珍しそうにドアや窓を開け、中を覗き込みました。
(わたしはまたまたおそろしさにふるえ、すっかりおちつきをうしない、)
私はまたまた恐ろしさに震え、すっかり落ち着きを失い、
(べっどのしたにかくれることもわすれて、へやのなかをただおろおろするばかりでした。)
ベッドの下に隠れることも忘れて、部屋の中をただおろおろするばかりでした。
(さるはわたしにきがつき、まどからてをつっこみ、すばやくわたしのうわぎのすそにてをかけて)
猿は私に気がつき、窓から手を突っ込み、すばやく私の上着の裾に手をかけて
(つかみあげました。)
つかみあげました。
(「ぐらむだるくりっち!ぐらむだるくりっち!」)
「グラムダルクリッチ!グラムダルクリッチ!」
(わたしはこえのかぎりたすけをよびましたが、さるは)
私は声の限り助けを呼びましたが、猿は
(「そんなにさわがないでおとなしくするのよ」というかのように、わたしのあたまをなで)
「そんなに騒がないでおとなしくするのよ」というかのように、私の頭をなで
(まえあしでわたしをかかえこみました。)
前足で私を抱えこみました。
(もがけばもがくほど、つよくだきしめます。)
もがけばもがくほど、強く抱きしめます。
(このさるはめすざるで、どうやらわたしをこざるとでもおもったらしく、)
この猿はメス猿で、どうやら私を子猿とでも思ったらしく、
(しきりにちぶさをふくませようとしました。(やれやれ・・・))
しきりに乳房を含ませようとしました。(やれやれ・・・)
(きがいをくわえられないとわかって、わたしはすこしほっとしました。)
危害を加えられないとわかって、私は少しほっとしました。
(わたしはただじっとして、すこしでもはやくぐらむだるくりっちがくるのをねがいました。)
私はただじっとして、少しでも早くグラムダルクリッチが来るのを願いました。
(ようやくどあがあいて、ぐらむだるくりっちがはいってきました。)
ようやくドアが開いて、グラムダルクリッチが入ってきました。
(そのとたん、さるはびっくりしてとびあがり、わたしをだいたまま)
そのとたん、猿はびっくりして飛び上がり、私を抱いたまま
(まどからひとっとびにそとへとびだし、あっというまにするするとやねへのぼりました)
窓からひとっとびに外へ飛び出し、あっという間にするすると屋根へ登りました
(「たいへん、ぐりるどりっぐがさらわれていくわ!」)
「大変、グリルドリッグがさらわれていくわ!」
(やねのしたにはぐらむだるくりっちのおおごえがひびき、たちまちめしつかいたちがかけつけ)
屋根の下にはグラムダルクリッチの大声が響き、たちまち召使いたちが駆けつけ
(みんなくちぐちにさわぎたてながら、やねのうえをみあげました。)
みんな口々に騒ぎ立てながら、屋根の上を見上げました。
(ところが、やねのうえのさるはおちついたものでした。)
ところが、屋根の上の猿は落ち着いたものでした。
(さるはやねのてっぺんにこしをおろし、わたしをだいじそうにだき、ふくらんだほおぶくろから)
猿は屋根のてっぺんに腰を下ろし、私を大事そうに抱き、膨らんだ頬袋から
(なにかみょうなものをはきだしては、わたしのくちへおしこもうとするのです。)
なにか妙なものを吐き出しては、私の口へ押し込もうとするのです。
((やっぱりわたしをこざるとおもっている))
(やっぱり私を子猿と思っている)
(わたしはこざるなんかじゃない。にんげんなのだ。)
私は子猿なんかじゃない。人間なのだ。
(しかし、いくらそういったとしてもつうじるあいてではありません。)
しかし、いくらそういったとしても通じる相手ではありません。
(それどころか、わたしがそのたべものをいやがると、まるで「よしよし、いいこだから)
それどころか、私がその食べ物を嫌がると、まるで「よしよし、いい子だから
(おたべ」とあやすかのように、わたしのせなかをなでたりおなかをなでたりし)
お食べ」とあやすかのように、私の背中をなでたりおなかをなでたりし
(これには、したからみあげているひとたちも「ははははは・・」とわらうしまつです。)
これには、下から見上げているひとたちも「ははははは・・」と笑う始末です。
(こんなにやさしくしてくれるさるを、わたしはもううらむきはありませんでした。)
こんなに優しくしてくれる猿を、私はもう恨む気はありませんでした。
(でもこのまま、こざるとしてそだてられるようなことになったらたいへんです。)
でもこのまま、子猿として育てられるようなことになったら大変です。
(「わらっているばあいじゃない。はやくたすけてくれ!」)
「笑っている場合じゃない。早く助けてくれ!」
(わたしはこえをはりあげました。やがて、ながいはしごをかけて、すうにんのおとこたちが)
私は声を張り上げました。やがて、長いはしごをかけて、数人の男たちが
(そっとやねにのぼってきました。)
そっと屋根に登ってきました。
(おとこたちは、しほうはっぽうからさるをとりかこみました。さるはそれにきがつくと)
男たちは、四方八方から猿を取り囲みました。猿はそれに気がつくと
(ふいにわたしを、やねがわらのうえにほうりだし、まるでかぜのようにすばやく)
不意に私を、屋根瓦の上に放り出し、まるで風のように素早く
(どこかへにげさっていきました。)
どこかへ逃げ去っていきました。
(わたしをほんとうにこざるだとおもったのなら、いざというときほうりだしてにげるなんて)
私を本当に子猿だと思ったのなら、いざという時放り出して逃げるなんて
(ははざるらしくありません。でも、それだからよかったのです。)
母猿らしくありません。でも、それだからよかったのです。
(そうでなかったら、わたしはどうなっていたかわかりません。)
そうでなかったら、私はどうなっていたかわかりません。
(わたしは、たすけにきてくれたおとこたちのひとりのぽけっとへいれられて)
私は、助けに来てくれた男たちのひとりのポケットへ入れられて
(ぶじ、おしろのなかのわたしのいえにもどることができました。)
無事、お城の中の私の家に戻ることができました。
(わたしはあまりにもおそろしいこのできごとに、みもこころもすっかりまいって)
私はあまりにも恐ろしいこの出来事に、身も心もすっかりまいって
(にしゅうかんほどねこんでしまいました。)
二週間ほど寝込んでしまいました。