ガリバー旅行記 33 飛ぶ島の旅
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(わたしののったふねは、ぶじらぐなぐへつきました。)
私の乗った船は、無事ラグナグへ着きました。
(できれば、わたしはすぐ、にっぽんこくへむかうふねにのりたいとおもいましたが)
できれば、私はすぐ、日本国へ向かう船に乗りたいと思いましたが
(それはだめでした。)
それはだめでした。
(らぐなぐこくは、がいこくじんにたいするしらべがきびしいところで)
ラグナグ国は、外国人に対する調べが厳しいところで
(わたしはやくにんにいろいろとりしらべをうけました。)
私は役人にいろいろ取り調べを受けました。
(わたしはじぶんがおらんだじんであるといったほかは、)
私は自分がオランダ人であると言ったほかは、
(なんでもしょうじきにこたえました。)
何でも正直に答えました。
(わたしがいこうとするにっぽんは、おらんだじんのほかは)
私が行こうとする日本は、オランダ人のほかは
(どこのよーろっぱじんもにゅうこくをゆるしません。)
どこのヨーロッパ人も入国を許しません。
(それでいまからおらんだじんをよそおったのです。)
それで今からオランダ人を装ったのです。
(しらべがすむとやくにんは、「がいこくじんがこのしまにじょうりくしたら)
調べが済むと役人は、「外国人がこの島に上陸したら
(おうさまにほうこくして、おうさまのさしずをまたなければならない」)
王様に報告して、王様の指図を待たなければならない」
(といい、わたしはばんにんつきのやどにとじこめられてしまいました。)
と言い、私は番人付きの宿に閉じ込められてしまいました。
(とじこめられたといっても、にわをあるくのはじゆうでした。)
閉じ込められたと言っても、庭を歩くのは自由でした。
(さんどのしょくじもたいそうごちそうでしたし、つうやくもついていたので)
三度の食事もたいそうごちそうでしたし、通訳もついていたので
(ありがたいもてなしというべきでしょう。)
ありがたいもてなしというべきでしょう。
(やがておうさまのししゃがきて、いいました。)
やがて王様の使者が来て、言いました。
(「あなたをきゅうでんへつれてくるよう、おうさまのごめいれいです」)
「あなたを宮殿へ連れてくるよう、王様のご命令です」
(やれやれ、どこのくにでもそうでしたが、ここでもまた)
やれやれ、どこの国でもそうでしたが、ここでもまた
(おうさまにあわなければならなくなりました。)
王様に会わなければならなくなりました。
など
(ばしゃにのせられ、つうやくもいっしょにわたしはきゅうでんへつれていかれました。)
馬車に乗せられ、通訳も一緒に私は宮殿へ連れていかれました。
(「このくにには、おうさまにおめにかかるときのとくべつなあいさつがあります」)
「この国には、王様にお目にかかる時の特別な挨拶があります」
(とつうやくがそのあいさつをおしえてくれました。)
と通訳がその挨拶を教えてくれました。
(それは、ふつうではかんがえられない、とてもへんてこなほうほうでした。)
それは、普通では考えられない、とてもへんてこな方法でした。
(ふつうではかんがえられないといえば、このくににはもっとおどろくことがありました。)
普通では考えられないといえば、この国にはもっと驚くことがありました。
(もちろんあとでおはなししますが、ここでは、ひたいにあかいあざのあるあかんぼう)
もちろん後でお話しますが、ここでは、ひたいに赤いあざのある赤ん坊
(ということだけおぼえておいてください。)
ということだけ覚えておいてください。
(さて、きゅうでんについて、おうさまのへやにとおされたわたしは)
さて、宮殿に着いて、王様の部屋に通された私は
(まずゆかにはらばいになり、ゆかのちりをなめながら、おうさまのまえにすすみました。)
まず床に腹ばいになり、床のちりをなめながら、王様の前に進みました。
(それから、ひたいを7かいゆかにこすりつけてあいさつをしました。)
それから、ひたいを7回床にこすりつけて挨拶をしました。
(「どうか、おうさまがたいようよりもなお11かげつはん、ながいきをなさいますように」)
「どうか、王様が太陽よりもなお11か月半、長生きをなさいますように」
(これが、つうやくにおそわった、このくにのおうさまにあうときのとくべつなあいさつだったのです。)
これが、通訳に教わった、この国の王様に会う時の特別な挨拶だったのです。
(わたしはおうさまにたずねられるまま、これまでのさまざまなたいけんをはなしました。)
私は王様に尋ねられるまま、これまでの様々な体験を話しました。
(おうさまは、そのはなしをおもしろがりわたしがきにいったらしく)
王様は、その話を面白がり私が気に入ったらしく
(「しばらく、このくににたいざいしていくがよい。)
「しばらく、この国に滞在していくがよい。
(わがらぐなぐこくにも、ぜひあなたにみせたいものがある」)
わがラグナグ国にも、ぜひあなたに見せたいものがある」
(この、ぜひみせたいものというのが、ふつうではかんがえられない)
この、是非見せたいものというのが、普通では考えられない
(おどろくべきことだったのです。)
驚くべきことだったのです。
(それは、すとらるどぶらぐという、ふしのひとのことです。)
それは、ストラルドブラグという、不死の人のことです。
(つまり、このくににはぜったいにしぬことのないにんげんが)
つまり、この国には絶対に死ぬことのない人間が
(およそせんにんもいて、いまもなおうまれているのでした。)
およそ千人もいて、今もなお生まれているのでした。
(すとらるどぶらぐは、いつ、どこのいえにうまれるかわかりません。)
ストラルドブラグは、いつ、どこの家に生まれるかわかりません。
(もし、うまれたばかりのあかんぼうのひたいに、あかいあざがあったら)
もし、生まれたばかりの赤ん坊のひたいに、赤いあざがあったら
(それはふしのひとのしるしなのだそうです。)
それは不死の人のしるしなのだそうです。
(あかいあざは、やがてみどりいろからこんいろ、さいごにくろにかわります。)
赤いあざは、やがて緑色から紺色、最後に黒に変わります。
(しぬしんぱいがまったくなく、えいきゅうにいきていられるというのは)
死ぬ心配がまったくなく、永久に生きていられるというのは
(とてもしあわせなことにおもえますが、じっさいはどうでしょう。)
とても幸せなことに思えますが、実際はどうでしょう。
(わたしはまちにでて、としおいたかれらにあいましたが)
私は町に出て、年老いた彼らに会いましたが
(そのすがたは、まるでばけもののようでした。)
その姿は、まるで化け物のようでした。
(こしはまがり、めはみえなくなり、みみはとおくなり)
腰は曲がり、目は見えなくなり、耳は遠くなり
(ははかけ、てあしはかれきのようです。)
歯は欠け、手足は枯れ木のようです。
(もはや、はたらくことのできないかれらは、くにからもらうてあてではたりず)
もはや、働くことのできない彼らは、国からもらう手当てでは足りず
(みちゆくひとをみると、だれかれかまわず)
道行く人を見ると、だれかれかまわず
(「かねをくれ。なんでもいいからたべるものをくれ」と、ねだるのです。)
「金をくれ。何でもいいから食べるものをくれ」と、ねだるのです。
(ちきゅうがほろびないかぎり、かれらはそうしていきつづけるしかないのです。)
地球が滅びない限り、彼らはそうして生き続けるしかないのです。
(わたしは、としおいたすとらるどぶらぐのすがたをみて、)
私は、年老いたストラルドブラグの姿を見て、
(じぶんにいつかしがおとずれるのを、どんなにありがたいとおもったかしれません。)
自分にいつか死が訪れるのを、どんなにありがたいと思ったかしれません。
(「どうじゃ、すとらるどぶらぐをひとり、あなたのくににつれていかぬか。)
「どうじゃ、ストラルドブラグを一人、あなたの国に連れて行かぬか。
(しをおそれているものには、なによりのみやげになるとおもうが」)
死を恐れているものには、なによりの土産になると思うが」
(おうさまはそんなじょうだんをいいましたが、)
王様はそんな冗談を言いましたが、
((しがおとずれるからこそ、それまでのあいだ、いっしょうけんめいいきなければならない))
(死が訪れるからこそ、それまでの間、一生懸命生きなければならない)
(わたしは、そのことをわがこだけでなく、いぎりすじゅうのこどもへの)
私は、そのことをわが子だけでなく、イギリス中の子供への
(なによりのみやげにしたいとおもいました。)
なによりの土産にしたいと思いました。
(そうおもえば、なおさらこころはなつかしいいぎりすへ)
そう思えば、なおさら心は懐かしいイギリスへ
(わがやへととんでいきます。)
わが家へと飛んでいきます。
(わたしをすっかりきにいっていたおうさまは、わたしをもっとらぐなぐにひきとめて)
私をすっかり気に入っていた王様は、私をもっとラグナグに引き留めて
(おこうとしましたが、わたしのきこくのけっしんがかたいのをしると)
おこうとしましたが、私の帰国の決心がかたいのを知ると
(「しかたない。にっぽんへいくふねにのることをきょかしよう」といい)
「仕方ない。日本へ行く船に乗ることを許可しよう」と言い
(にっぽんのこうていあてのてがみもかいてくれました。)
日本の皇帝あての手紙も書いてくれました。
(そして、わたしはそのてがみをもってふねにのり、にしゅうかんのこうかいのあと)
そして、私はその手紙を持って船に乗り、二週間の航海の後
(にっぽんのとうなんぶにある、ざもすきというみなとにつくことができたのでした。)
日本の東南部にある、ザモスキという港に着くことができたのでした。
(わたしがおらんだじんをよそおったことと、らぐなぐおうがこうていあての)
私がオランダ人を装ったことと、ラグナグ王が皇帝あての
(てがみをもたせてくれたのはさいわいでした。)
手紙を持たせてくれたのは幸いでした。
(じょうりくしたわたしは、やくにんたちにていねいにあつかわれ、)
上陸した私は、役人たちに丁寧に扱われ、
(このくにのみやこえどへばしゃでおくられ、こうていにあうことができました。)
この国の都エドへ馬車で送られ、皇帝に会うことができました。
(こうていは、らぐなぐおうのてがみをよむと)
皇帝は、ラグナグ王の手紙を読むと
(「あなたのきぼうはよくわかった。らぐなぐこくおうへのつきあいからも)
「あなたの希望はよくわかった。ラグナグ国王へのつきあいからも
(あなたがさっそく、くにへかえれるようにはからおう」)
あなたがさっそく、国へ帰れるようにはからおう」
(とつうやくをとおしていい、ちょうどながさきへいくぶたいがあったので)
と通訳を通して言い、ちょうどナガサキへ行く部隊があったので
(そのぶたいといっしょに、わたしはながさきへいきました。)
その部隊と一緒に、私はナガサキへ行きました。
(そして、そこでしゅっぱつのじゅんびちゅうだったおらんだのあんぼにあごうという)
そして、そこで出発の準備中だったオランダのアンボニア号という
(ふねにのり、いよいよこきょうへむかうことができたのです。)
船に乗り、いよいよ故郷へ向かうことができたのです。
(わたしはおらんだごがはなせたので、だれにもおらんだじんであることを)
私はオランダ語が話せたので、誰にもオランダ人であることを
(うたがわれないですみ、ふねではたのしいまいにちでした。)
疑われないですみ、船では楽しい毎日でした。
(こうして、ふねはあむすてるだむにつき、わたしはそこからちいさなふねにのりかえて)
こうして、船はアムステルダムに着き、私はそこから小さな船に乗り換えて
(いぎりすへむかい、とうとう、なつかしいつまやこどものもとへかえりついたのです。)
イギリスへ向かい、とうとう、懐かしい妻や子供の元へ帰りついたのです。