ガリバー旅行記 46 馬の国の旅
関連タイピング
-
打ち切れたら天才だ
プレイ回数3万 歌詞540打 -
テトリスサビ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プレイ回数17万 歌詞かな167打 -
めっちゃいい曲....
プレイ回数4.8万 歌詞かな200打 -
Mrs.GREEN APPLEの青と夏です!
プレイ回数17万 歌詞1030打 -
長文 タイピング〜地球の形について〜 です!
プレイ回数402 長文かな420打 -
高齢化社会系です!ちょっと難しめですっ!
プレイ回数709 長文かな1004打 -
ヨルシカさんのただ君に晴れです!
プレイ回数2004 歌詞かな879打 -
5分間の速度部門の模擬試験です。打つ速度で級が決まります
プレイ回数97万 長文300秒
問題文
ふりがな非表示
ふりがな表示
(それからのわたしは、すこしもきがすすまないながら)
それからの私は、少しも気が進まないながら
(しゅっぱつのじゅんびにかからなくてはならなくなりました。)
出発の準備にかからなくてはならなくなりました。
(わたしは、うちをたてるとき、てつだってくれたあかげにまもられて、)
私は、家を建てる時、手伝ってくれた赤毛に守られて、
(かいがんへいき、そうがんきょうでねっしんにうみをみまわしました。)
海岸へ行き、双眼鏡で熱心に海を見回しました。
(と、はるかかなたに、ちいさなしまがみえました。)
と、遥か彼方に、小さな島が見えました。
((よし、とにかく、あのしまをめざすことにしよう))
(よし、とにかく、あの島を目指すことにしよう)
(つぎに、あかげのたすけをかりて、ふねづくりをはじめました。)
次に、赤毛の助けを借りて、船づくりを始めました。
(さいわい、ふういぬむはきようです。)
幸い、フウイヌムは器用です。
(ちからをあわせてきをけずりつづけ、いっかげつはんほどのち、)
力を合わせて木を削り続け、一か月半ほどのち、
(いんでぃあんのかぬーより、すこしおおきなふねができました。)
インディアンのカヌーより、少し大きな船ができました。
(そのふねに、みるく、みず、にくるいと、このさんねんかんにどうぶつのかわでつくったふくなどを)
その船に、ミルク、水、肉類と、この三年間に動物の皮で作った服などを
(つみこみ、こうしてわたしは、いよいよふういぬむこくを)
積み込み、こうして私は、いよいよフウイヌム国を
(あとにすることになったのです。)
後にすることになったのです。
(「ぶじにかえりつくように、ただそれだけをいのっている」)
「無事に帰りつくように、ただそれだけを祈っている」
(やさしいしゅじんは、なみだぐんでいい、ほかのふういぬむたちもこぞって)
優しい主人は、涙ぐんで言い、他のフウイヌムたちもこぞって
(わたしをみおくってくれました。)
私を見送ってくれました。
(「さようなら、さようなら」)
「さようなら、さようなら」
(きしからはなれるわたしのめも、なみだでかすみます。)
岸から離れる私の目も、涙でかすみます。
(あかげはおおきなこえで、くりかえしさけびました。)
赤毛は大きな声で、繰り返し叫びました。
(「ふぬい、いるら、にやー、まじゃー、やふー。)
「フヌイ、イルラ、ニヤー、マジャー、ヤフー。
など
((やふーさん、おだいじにね)ひひーん」)
(ヤフーさん、お大事にね)ヒヒーン」
(そのこえは、いまもなつかしくわたしのみみによみがえります。)
その声は、今も懐かしく私の耳によみがえります。
(わたしは、まえもってみつけておいた、あのちいさなしまへむかって)
私は、前もって見つけておいた、あの小さな島へ向かって
(けんめいにふねをこぎました。)
懸命に船を漕ぎました。
(さいわい、おいかぜだったので、すうじかんごにはそこへつきました。)
幸い、追い風だったので、数時間後にはそこへ着きました。
(しかし、しまとおもったそれは、ただのおおきないわやまにすぎなかったのです。)
しかし、島と思ったそれは、ただの大きな岩山にすぎなかったのです。
(わたしは、ふういぬむこくにひきかえしたいきもちを、ひっしにおさえながら)
私は、フウイヌム国に引き返したい気持ちを、必死に抑えながら
(そうがんきょうでしまをもとめつつ、ふねをこぎつづけました。)
双眼鏡で島を求めつつ、船をこぎ続けました。
((どこかに、むじんとうはないだろうか?)
(どこかに、無人島はないだろうか?
(もしあったら、わたしはそこでくらしたい!))
もしあったら、私はそこで暮らしたい!)
(うみはいつしかくらいよるにかわりましたが、わたしはむじんとうをもとめて)
海はいつしか暗い夜に変わりましたが、私は無人島を求めて
(ただただ、ふねをこぎつづけました。)
ただただ、船をこぎ続けました。
(そうしてふつかめのあさ、すいへいせんのかなたにぽっかりと)
そうして二日目の朝、水平線のかなたにぽっかりと
(しまではなく、ほかげをみつけたのです。)
島ではなく、帆影を見つけたのです。
(ふねはみるみる、こちらにちかづいてきました。)
船はみるみる、こちらに近づいてきました。
(ぽるとがるのまーくがついたふねで、せんいんたちがわたしにきがついて)
ポルトガルのマークがついた船で、船員たちが私に気がついて
(かんぱんからしきりにてをふっています。)
甲板からしきりに手を振っています。
(りりぱっとこくやぶろぶでぃんなぐこくからだっしゅつしたときのように)
リリパット国やブロブディンナグ国から脱出したときのように
(こんどもわたしは、このひろいうみでおおきなふねにめぐりあったのです。)
今度も私は、この広い海で大きな船に巡り会ったのです。
(けれどわたしは、なぜかうれしくはありませんでした。)
けれど私は、なぜかうれしくはありませんでした。
(かんぱんにならんだせんいんたちがちかづくにつれて、わたしにはどうしても)
甲板に並んだ船員たちが近づくにつれて、私にはどうしても
(あのやふーのかおにみえてしかたがありませんでした。)
あのヤフーの顔に見えて仕方がありませんでした。
((いやだ、いやだ。あんなかいぶつたちといっしょのふねにのりたくはない))
(いやだ、いやだ。あんな怪物たちと一緒の船に乗りたくはない。
(わたしはあわてて、ふねのむきをかえました。)
私は慌てて、船の向きを変えました。
(ふういぬむこくにいたさんねんかんのあいだに、)
フウイヌム国にいた三年間の間に、
(すっかり、やふーとおなじにんげんをきらうきもちがつよくなっていたじぶんに)
すっかり、ヤフーと同じ人間を嫌う気持ちが強くなっていた自分に
(きがつきました。)
気がつきました。
(わたしはひっしになって、ぽるとがるのふねからにげようとしていました。)
私は必死になって、ポルトガルの船から逃げようとしていました。
(が、あいては、わたしのふねよりすうばいもおおきく)
が、相手は、私の船より数倍も大きく
(はやさもくらべものになりません。)
速さも比べ物になりません。
(すぐにせんいんがふたり、ほんせんからぼーとをおろして、)
すぐに船員が二人、本船からボートをおろして、
(わたしのふねにおいついてきました。)
私の船に追いついてきました。
(「どうしてにげるのですか?」)
「どうして逃げるのですか?」
(「せんちょうが、あなたをたすけて、ほんせんへつれてくるようにといっています」)
「船長が、あなたを助けて、本船へ連れてくるようにと言っています」
(かれらに、わたしもすこしはこころおぼえのあるぽるとがるごで、むちゅうでこたえました。)
彼らに、私も少しは心おぼえのあるポルトガル語で、夢中で答えました。
(「やふーはいやだ。ふういぬむこくをしったわたしは、もうやふーのくにへはかえらない。)
「ヤフーは嫌だ。フウイヌム国を知った私は、もうヤフーの国へは帰らない。
(むじんとうをさがしてくらす。どうかわたしのことはほっておいてほしい」)
無人島を探して暮らす。どうか私のことは放っておいてほしい」
(ふたりのせんいんは、かおをみあわせ、くびをかしげました。)
二人の船員は、顔を見合わせ、首をかしげました。