おやゆびひめ 2

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問題文
(ひきがえるのおやこのすみかは、かわのきしにありました。)
ひきがえるの親子のすみかは、川の岸にありました。
(そこは、じめじめしたどろぬまのようなところでした。)
そこは、じめじめした泥沼のようなところでした。
(むすこのひきがえるは、かわいいおよめさんがきたので)
息子のひきがえるは、かわいいお嫁さんがきたので
(よろこんで、どろのうえをはねまわりました。)
喜んで、泥の上を跳ね回りました。
(「げ、ぐい。が、ぐい。ぐぎぐい」)
「ゲ、グイ。ガ、グイ。グギグイ」
(「うるさいんだよ、おまえは。)
「うるさいんだよ、お前は。
(このこがめをさましてにげだすじゃないか。)
この子が目を覚ましてにげだすじゃないか。
(そうだ、かわのまんなかにある、おおきなすいれんのはのうえに)
そうだ、川の真ん中にある、大きな睡蓮の葉の上に
(このこをのせておこう。)
この子を乗せておこう。
(さあ、おまえはわたしといえのなかのかざりつけだよ」)
さあ、お前は私と家の中の飾りつけだよ」
(ひきがえるのははおやは、おやゆびひめをすいれんのはにのせると)
ひきがえるの母親は、おやゆびひめを睡蓮の葉に乗せると
(むすこをつれてどろのなかのいえへ、もぐっていきました。)
息子を連れて泥の中の家へ、潜っていきました。
(あくるあさ、めをさましたおやゆびひめは、)
あくる朝、目を覚ましたおやゆびひめは、
(かわのまんなかに、ひとりでいることがわかるとなきだしました。)
川の真ん中に、一人でいることがわかると泣き出しました。
(いったいこれは、どうしたことなのでしょう?)
いったいこれは、どうしたことなのでしょう?
(おやゆびひめのなみだが、みずのなかにおちてうつくしいおとをたてました。)
おやゆびひめの涙が、水の中に落ちて美しい音をたてました。
(さかなたちは、かわいらしいおやゆびひめがなげきかなしむのを)
魚たちは、可愛らしいおやゆびひめが嘆き悲しむのを
(みていることができませんでした。)
見ていることができませんでした。
(それに、あんなみにくいひきがえるのおよめさんになるなんて)
それに、あんな醜いひきがえるのお嫁さんになるなんて
(あまりにもかわいそうです。)
あまりにもかわいそうです。
(さかなたちは、すいれんのはのくきをかみきりました。)
魚たちは、睡蓮の葉の茎をかみ切りました。
(すいれんのはは、ゆっくりとかわのなかをながれはじめました。)
睡蓮の葉は、ゆっくりと川の中を流れ始めました。
(それは、やさしいおんなのひととのおわかれのはじまりでした。)
それは、優しい女の人とのお別れのはじまりでした。
(おやゆびひめは、ながれにのっていろいろなところをとおっていきました。)
おやゆびひめは、流れに乗っていろいろなところを通っていきました。
(もりのなかのことりたちは、おやゆびひめをなぐさめるうたをうたいました。)
森の中の小鳥たちは、おやゆびひめをなぐさめる歌をうたいました。
(そのうちにしろいちょうが、おやゆびひめのまわりをとびはじめました。)
そのうちに白い蝶が、おやゆび姫の周りを飛び始めました。
(ちょうはおやゆびひめが、あまりかわいらしいので、はなれることができないのでした。)
蝶はおやゆびひめが、あまり可愛らしいので、離れることができないのでした。
(おやゆびひめは、おびをといて、かたほうのはしをちょうに)
おやゆびひめは、帯をといて、片方の端を蝶に
(もうかたほうのはしを、すいれんのはにしっかりとむすびました。)
もう片方の端を、睡蓮の葉にしっかりと結びました。
(それですいれんのはは、いままでよりずっとはやくながれだしました。)
それで睡蓮の葉は、今までよりずっと速く流れだしました。
(そのとき、ぶーんときみのわるいはねのおとがして)
その時、ブーンと気味の悪い羽の音がして
(おおきなこがねむしがとんできたかとおもうと)
大きなこがね虫が飛んできたかと思うと
(さっと、おやゆびひめをつかんできのうえへつれていきました。)
さっと、おやゆびひめをつかんで木の上へ連れて行きました。
(おやゆびひめは、ほんとうにびっくりしました。)
おやゆびひめは、本当にびっくりしました。
(こがねむしのおかみさんは、)
こがね虫のおかみさんは、
(「なんだって、こんなぶざまなこをつれてきたのさ。)
「なんだって、こんな無様な子を連れてきたのさ。
(まあ、わたしたちのすばらしさにくらべてごらんよ」)
まあ、私たちのすばらしさに比べてごらんよ」
(と、かんだかくわめきちらすので、なんとなくきまりがわるくなったこがねむしのだんなは)
と、甲高く喚き散らすので、なんとなくきまりが悪くなったこがね虫のだんなは
(おやゆびひめを、ひなぎくのうえにおくとどこかへとんでいってしまいました。)
おやゆびひめを、ひな菊の上に置くとどこかへ飛んで行ってしまいました。
(なつのあいだは、おやゆびひめがたべるくらいの)
夏の間は、おやゆびひめが食べるくらいの
(かふんやみつはいくらでもありました。)
花粉や蜜はいくらでもありました。
(くさのくきであんだはんもっくにも、ようやくなれました。)
草の茎で編んだハンモックにも、ようやく慣れました。
(てんきのわるいひは、くろーばーのはがかさなりあって)
天気の悪い日は、クローバーの葉が重なり合って
(おやゆびひめを、あめやかぜからまもってくれました。)
おやゆびひめを、雨や風から守ってくれました。
(でもやがて、なつがすぎ、あきがいそぎあしでいってしまったあと)
でもやがて、夏が過ぎ、秋が急ぎ足でいってしまったあと
(このははあかくちぢれはじめ、あんなにうたっていたことりたちのすがたも)
木の葉は赤く縮れ始め、あんなに歌っていた小鳥たちの姿も
(みえなくなりました。)
見えなくなりました。