ピノッキオの冒険 33
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | やまちゃん | 4534 | C++ | 4.5 | 98.6% | 401.8 | 1847 | 25 | 39 | 2025/10/02 |
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問題文
(なんどもなんども、ありどーろにおいつかれそうになりながら、)
何度も何度も、アリドーロに追いつかれそうになりながら、
(むちゅうでにげつづけていくうちに、ぴのっきおはまた、もとのかいがんへもどってきました。)
夢中で逃げ続けて行くうちに、ピノッキオはまた、元の海岸へ戻ってきました。
(めのまえはみわたすかぎりのうみで、もうこれいじょうさきへすすむことはできません。)
目の前は見渡す限りの海で、もうこれ以上先へ進むことはできません。
(ふりむいてみると、ありどーろがすぐそばまでせまってきて)
振り向いてみると、アリドーロがすぐそばまで迫ってきて
(きばをむき、けをさかだてながら、ぴのっきおにとびかかろうとしています。)
牙をむき、毛を逆立てながら、ピノッキオに飛びかかろうとしています。
(「ようし、こうなったらもう、やぶれかぶれだ」)
「ようし、こうなったらもう、やぶれかぶれだ」
(ぴのっきおはかくごをきめて、いわのうえからひとおもいにうみのなかへとびこみました。)
ピノッキオは覚悟を決めて、岩の上からひと思いに海の中へ飛び込みました。
(おおきなみずしぶきがあがって、ばしゃりとありどーろのかおにかかりました。)
大きな水しぶきがあがって、ばしゃりとアリドーロの顔にかかりました。
(「おっとっとっとっと」)
「おっとっとっとっと」
(ありどーろはあわてて、いわのうえでふみとどまろうとしました。)
アリドーロは慌てて、岩の上で踏みとどまろうとしました。
(でも、はずみがついていたおかげで、とまろうとしてもとまれません。)
でも、弾みがついていたおかげで、止まろうとしても止まれません。
(たちまちありどーろも、ぴのっきおのあとにつづいて)
たちまちアリドーロも、ピノッキオのあとに続いて
(まっさかさまにうみのなかへついらくしました。)
真っ逆さまに海の中へ墜落しました。
(「うわあ、たすけてくれえ、おぼれるよう。)
「うわあ、助けてくれえ、おぼれるよう。
(うう、あっぷ、あっぷ、あっぷ、げほん、げほん」)
ウウ、アップ、アップ、アップ、ゲホン、ゲホン」
(ありどーろは、みずのなかでばたばたとあばれはじめました。)
アリドーロは、水の中でばたばたと暴れ始めました。
(「たすけてえ、おぼれてしまうよう。ぼくはおよぎをしらないんだ。)
「助けてえ、おぼれてしまうよう。僕は泳ぎを知らないんだ。
(いぬかきだってできないんだ。たすけてよう」)
犬かきだってできないんだ。助けてよう」
(「およぎをしらないんだって?それはおきのどく。)
「泳ぎを知らないんだって?それはお気の毒。
(えんりょはいらないから、はやくみずのそこにしずんでしまいな」)
遠慮はいらないから、早く水の底に沈んでしまいな」
(「ぴのっきお、ぴのっきお、そんなことをいわないで、たすけてくださいよう。)
「ピノッキオ、ピノッキオ、そんなことを言わないで、助けてくださいよう。
(うう、げほん、げほん、げほん」)
ウウ、ゲホン、ゲホン、ゲホン」
(はじめはわらっていたぴのっきおも、しだいにありどーろがかわいそうになってきました)
初めは笑っていたピノッキオも、しだいにアリドーロが可哀想になってきました
(ぴのっきおは、ありどーろのそばへおよいでいくと、ようじんぶかくこえをかけました。)
ピノッキオは、アリドーロのそばへ泳いでいくと、用心深く声を掛けました。
(「おい、ありどーろ、おまえもうにどとぼくをおいかけたりしないとやくそくするかい?)
「おい、アリドーロ、お前もう二度と僕を追いかけたりしないと約束するかい?
(やくそくしたら、たすけてやってもいいけど」)
約束したら、助けてやってもいいけど」
(「します、します。もうぜったいにおいかけたりなどしませんよ」)
「します、します。もう絶対に追いかけたりなどしませんよ」
(「ほんとだな?」「ほんとです、ほんとです。はやくたすけてえ」)
「ほんとだな?」「ほんとです、ほんとです。早く助けてえ」
(「ようし、あばれずにじっとしているんだ」)
「ようし、暴れずにじっとしているんだ」
(ぴのっきおは、ありどーろのしっぽをつかむと、)
ピノッキオは、アリドーロのしっぽをつかむと、
(はまべのかわいたすなのところまで、ひっぱっていってやりました。)
浜辺の乾いた砂のところまで、引っぱって行ってやりました。
(ありどーろは、ぐったりとすなのうえへねそべりました。)
アリドーロは、ぐったりと砂の上へ寝そべりました。
(「ありがとうぴのっきお。このごおんはいっしょうわすれません。)
「ありがとうピノッキオ。このご恩は一生忘れません。
(ありがとう、ありがとう。ほんとうにありがとう」)
ありがとう、ありがとう。本当にありがとう」
(「いやいや、まあ、それほどのことでもないさ。)
「いやいや、まあ、それほどのことでもないさ。
(じゃ、ぼくはおまわりさんにつかまらないよう、もうすこしむこうのほうまで)
じゃ、僕はお巡りさんにつかまらないよう、もう少し向こうの方まで
(およいでいくことにするからね」)
泳いでいくことにするからね」
(ぴのっきおはありどーろにてをふって、またうみへとびこむと)
ピノッキオはアリドーロに手を振って、また海へ飛び込むと
(きしにそいながらゆっくりとおよぎはじめました。)
岸に沿いながらゆっくりと泳ぎ始めました。