ピノッキオの冒険 5

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問題文
(やがて、ひがしずんでよるになりました。)
やがて、日が沈んで夜になりました。
(ぴのっきおは、おなかがへって どうにもがまんができなくなりました。)
ピノッキオは、お腹が減って どうにも我慢ができなくなりました。
(かんがえてみると、ぴのっきおは ひとりであるけるようになってから)
考えてみると、ピノッキオは 一人で歩けるようになってから
(まだ、なんにもたべていないのです。)
まだ、何にも食べていないのです。
(そのことにきがついたとたん、)
そのことに気がついたとたん、
(おなかのぐうぐうというおとが いっそうひどくなりました。)
おなかのグウグウと言う音が 一層ひどくなりました。
(「なにか、たべるものはないかなあ」)
「何か、食べるものはないかなあ」
(へやのなかをみまわすと、 かべのそばではすとーぶのうえで)
部屋の中を見回すと、 壁のそばではストーブの上で
(おなべがいせいよく、ゆげをふいていました。)
お鍋が威勢よく、湯気を吹いていました。
(「あっ、すてき」)
「あっ、素敵」
(ぴのっきおはおおよろこびで、 すとーぶのそばへとんでいきました。)
ピノッキオは大喜びで、 ストーブのそばへ飛んでいきました。
(でも、それが、ただのえでしかないということに きがついたとき)
でも、それが、ただの絵でしかないということに 気がついた時
(まあ、ぴのっきおのがっかりしたことといったら。)
まあ、ピノッキオのがっかりしたことといったら。
(あまりのざんねんさに、つんととがっていたはなのさきが)
あまりの残念さに、つんととがっていた鼻の先が
(またすこし、にゅうっと のびてしまったほどでした。)
また少し、にゅうっと 伸びてしまったほどでした。
(ぴのっきおは、てーぶるのひきだしのなかを)
ピノッキオは、テーブルの引き出しの中を
(ひとつのこらずかきまわし、ものいれのなかを、 すみからすみまでさぐってみました。)
一つ残らずかきまわし、物入れの中を、 隅から隅までさぐってみました。
(でも、ぱんのかけらはもちろん、 さかなのほねすらみつかりません。)
でも、パンのかけらはもちろん、 魚の骨すらみつかりません。
(「ああ、おなかがへったなあ」)
「ああ、おなかが減ったなあ」
(きをまぎらわせるために、ぴのっきおは、)
気を紛らわせるために、ピノッキオは、
(みみまでさけるような、おおきなあくびをしましたが)
耳まで裂けるような、大きなあくびをしましたが
(おなかは、ますますへってくるばかりでした。)
おなかは、ますます減ってくるばかりでした。
(そのとき、ぴのっきおは、 どあのそばにうすちゃいろのまるいかたちをしたものが)
その時、ピノッキオは、 ドアのそばに薄茶色の丸い形をしたものが
(ころがっていることに、きがつきました。)
転がっていることに、気がつきました。
(とびついて、ひろいあげてみると それはほんもののたまごでした。)
飛びついて、拾い上げてみると それは本物の卵でした。
(ぴのっきおは、ゆめかとばかりによろこんで)
ピノッキオは、夢かとばかりに喜んで
(ゆびのさきでさわってみたり、 てのうえでそっところがしてみたりしました。)
指の先で触ってみたり、 手の上でそっと転がしてみたりしました。
(「さあて、どうやってこのたまごをたべよう。)
「さあて、どうやってこの卵を食べよう。
(おむれつがいいかな、ゆでたまごがいいかな。)
オムレツがいいかな、ゆで卵がいいかな。
(いや、やっぱりめだまやきにするのが いちばんはやそうだ」)
いや、やっぱり目玉焼きにするのが 一番早そうだ」
(ぴのっきおは、おおいそぎでこんろにひをおこすと)
ピノッキオは、大急ぎでコンロに火をおこすと
(そのうえにおなべをかけました。)
その上にお鍋をかけました。
(すぐに、おなべがじゅうじゅうと、いいはじめました。)
すぐに、お鍋がジュウジュウと、いいはじめました。
(ぴのっきおは、たまごをぱちんとわって、 おなべにあけようとしました。)
ピノッキオは、卵をパチンと割って、 お鍋にあけようとしました。
(ところが、どうでしょう。)
ところが、どうでしょう。
(たまごのなかから、ひよこがいちわ、 ぴょいっととびだしてきたのです。)
卵の中から、ひよこが一羽、 ぴょいっと飛び出してきたのです。
(「ぴのっきおちゃま、こんばんは。)
「ピノッキオちゃま、こんばんは。
(からをわってくださって、ありがとうございまちゅた。)
殻を割ってくださって、ありがとうございまちゅた。
(じぶんでわらずにすんで、たすかりまちゅた。)
自分で割らずに済んで、助かりまちゅた。
(それでは、これでしつれいしまちゅ。)
それでは、これで失礼しまちゅ。
(おうちのみなちゃまに、よろちゅくね」)
おうちのみなちゃまに、よろちゅくね」
(ひよこは、よくまわらないくちで、そんなことをいうと)
ひよこは、よく回らない口で、そんなことを言うと
(すぐにどこかへはしっていってしまいました。)
すぐにどこかへ走っていってしまいました。
(ぴのっきおは、がっかりして おもわずへたへたと、しりもちをついてしまいました)
ピノッキオは、がっかりして 思わずへたへたと、尻もちをついてしまいました
(「ああ、やっぱり、 こおろぎのいったことはほんとうだったんだなあ。)
「ああ、やっぱり、 こおろぎの言ったことは本当だったんだなあ。
(ぼくがいえをにげだしたりしなかったら、じぇぺっとじいさんがここにいて)
僕が家を逃げ出したりしなかったら、ジェペット爺さんがここにいて
(なにかおいしいものをたべさせてくれたにちがいないさ。)
何かおいしいものを食べさせてくれたに違いないさ。
(ほんとうに、どうしてあんなばかなことをしてしまったんだろう」)
本当に、どうしてあんな馬鹿なことをしてしまったんだろう」
(でも、いまさらそんなことをいったところで、どうにもなりません。)
でも、今さらそんなことを言ったところで、どうにもなりません。
(しかたなしに、ぴのっきおはたべものをもらえるかどうか)
仕方なしに、ピノッキオは食べ物をもらえるかどうか
(ちかくのいえを、ひとまわりしてこようとかんがえて、 いえのそとへでていきました。)
近くの家を、ひと回りしてこようと考えて、 家の外へ出て行きました。