美しい日

(だれかにとってたかがそれくらいのありふれたよろこびを)

誰かにとって　たかがそれくらいのありふれた歓びを

(うれしいとかんじたしゅんかんにおもいうかんだのはだれ)

嬉しいと感じた瞬間に　思い浮かんだのは誰

(おわりでもはじまりでもない)

終わりでも　始まりでもない

(ただあしたときのうのあいだ)

ただ明日と昨日の間

(とくべつはたぶんふへんてきな)

特別は多分　普遍的な

(かたちをしているとおもう)

形をしていると思う

(あなたがいてぼくがいて)

あなたがいて　僕がいて

(ともにのぞんでるみらいがあって)

共に望んでる未来があって

(ためいきもはくけれど)

ため息も吐くけれど

(そのばいわらっているとおもう)

その倍笑っていると思う

(ぼくはひとにいかされてひとといきている)

僕は　人に生かされて　人と生きている

(ああいくつものあいといきている)

ああ　幾つもの愛と生きている

(もしかしてしあわせは)

もしかして幸せは

(おとずれるものでもまっているものでもなくて)

訪れるものでも　待っているものでもなくて

(いまここにあることにきがつくものなんじゃないかな)

今ここにあることに　気がつくものなんじゃないかな

(だれかにとってたかがそれくらいのありふれたよろこびでも)

誰かにとって　たかがそれくらいのありふれた歓びでも

(うれしいとおもえたらとくべつじゃないきょうはもうきっと)

嬉しいと思えたら　特別じゃない今日はもうきっと

(うつくしいうつくしいひなんだよなあ)

美しい　美しい日なんだよなあ

(とくべつはそうだふへんてきなかたちをしたしあわせだ)

特別はそうだ　普遍的な形をした幸せだ

(きょうまでのみちのりがさ)

今日までの　道のりがさ

(ただしくさいたんだったのかってわからないけど)

正しく最短だったのかって　わからないけど

(なんとなくこれでよかったとおもっている)

なんとなくこれで良かったと思っている

(ぼくはひとにいかされてひとといきている)

僕は　人に生かされて　人と生きている

(ああいくつものあいといきている)

ああ幾つもの愛と生きている

(もしかしてしあわせは)

もしかして幸せは

(ただひとつつかみとるようなものじゃなくて)

唯一つ　掴み取るようなものじゃなくて

(いくつでもなんどでもきがつくものなんじゃないかな)

幾つでも　何度でも　気がつくものなんじゃないかな

(だれかにとってたかがそれくらいのありふれたよろこびでも)

誰かにとって　たかがそれくらいのありふれた歓びでも

(いとしいとおもえたらたいせつにすればいいんだよなあ)

愛しいと思えたら　大切にすればいいんだよなあ

(いまにあるしあわせは)

今にある幸せは

(いまいきるじぶんできがつくものだったんだ)

今生きる自分で　気がつくものだったんだ

(やさしさもたのしさも)

優しさも楽しさも

(いとおしさもわらいごえも)

愛しさも笑い声も

(だれかにとってたかがそれくらいのありふれたよろこびでも)

誰かにとって　たかがそれくらいのありふれた歓びでも

(うれしいとおもえたら)

嬉しいと思えたら

(とくべつじゃないきょうはもうきっと)

特別じゃない今日はもうきっと

(うつくしいうつくしいひなんだよなあ)

美しい美しい日なんだよなあ

(とくべつはそうだふへんてきなかたちをしたしあわせだ)

特別はそうだ　普遍的な形をした幸せだ