発信履歴　Arc

(とどきますかぼくのこえきょりやかべにながされずに)

届きますか　僕の声　距離や壁に流されずに

(のこってますかぼくのおもかげみみもとに)

残ってますか　僕の面影　耳元に

(けいたいでんわみつめるかいすうふえていましただけど)

携帯電話　見つめる回数　増えていました　だけど

(ちゃくしんりれきなんどみてもきみのなまえなくて)

着信履歴　何度見ても　君の名前なくて

(すれちがいもかさなりあえばみぞもふかくなって)

すれ違いも　重なり合えば　溝も深くなって

(おたがいがじぶんさえもわからなくなった)

お互いが　自分さえも　分からなくなった

(きみがあいたいときはぼくもあいたい)

君が会いたい時は　僕も会いたい

(もういまさらになるよねいいわけだよね)

もう「今さら」になるよね？言い訳だよね？

(せなかおしてくれるひとはたくさんいたけど)

背中推して　くれる人は　たくさんいたけど

(せなかひっぱってくれるひとはひとりだけだった)

背中引っ張って　くれる人は一人だけだった

(きみのわらいがおやおこりがおも)

君の笑い顔や　怒り顔も

(おもいでになるんだねしょうがないよね)

思い出になるんだね？しょうがないよね

(それぞれのみちえらんでもぼくはきみをわすれません)

それぞれの道選んでも　僕は君を忘れません

(いつかきっととおまわりしてむかえにいくから)

いつかきっと　遠回りして迎えに行くから

(かたいかたいくちやくそくひとつになるよるむなしくて)

固い難い口約束　一つになる夜ムナしくて

(いくどいくどたしかめあったほんとうにしあわせだって)

幾度幾度確かめ合った　本当に幸せだって

(なみだぐむめはおおきくてふるえたかたはこねこみたいだった)

涙ぐむ目は大きくて　震えた肩は子猫みたいだった

(まいばんのようになりひびくかねのねがおわりをつげる)

毎晩の様に鳴り響く　鐘の音が終わりを告げる

(しゅうちゃくえきはここですとあなうんすがはいりました)

「終着駅はここです」と　アナウンスが入りました

(もうたびはつかれましたかもうたびはつかれましたか)

もう旅は疲れましたか？もう旅は疲れましたか？

(それじゃあひとりでむかうことにします)

それじゃあ一人で向かう事にします。

(とどけましょうぼくのこえはこづめにしておくります)

届けましょう 僕の声　箱詰めにして送ります

(のこしましょうぼくのみみもとに)

残しましょう　僕の耳元に

(だいすきですいますぐあいたいずっといっしょにいたいのです)

「大好きです」「今すぐ会いたい」「ずっと一緒にいたいのです」

(あいしてますだきしめたい)

「愛してます」「抱きしめたい」

(きすをして)

キスをして

(つたえるせりふこんなにあるのに)

伝えるセリフこんなにあるのに

(またあえるそのひまでさよなら)

また会えるその日までサヨナラ