ピノッキオの冒険 21

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問題文
(ろうやのそとにでると、すぐにぴのっきおはせんにょのいえをめざして)
牢屋の外に出ると、すぐにピノッキオは仙女の家を目指して
(まっしぐらにかけだしました。)
まっしぐらに駆け出しました。
(「ああ、すてき。やっぱりろうやよりもそとのほうが、ずっときもちがいいや。)
「ああ、素敵。やっぱり牢屋よりも外の方が、ずっと気持ちがいいや。
(ろうやへいれられたことをはなしたら、せんにょさまは、いったいなんていうだろう。)
牢屋へ入れられたことを話したら、仙女さまは、一体なんて言うだろう。
(そうだ。おじいさんはどうしたかしら。)
そうだ。おじいさんはどうしたかしら。
(まだせんにょさまのいえにいるといいんだけど。ああ、はやくあいたいなあ」)
まだ仙女さまの家にいるといいんだけど。ああ、早く会いたいなあ」
(に、さんにちふりつづいたおおあめが、あがったばかりで、)
二、三日降り続いた大雨が、あがったばかりで、
(みちはすっかりどろどろになっていました。)
道はすっかりどろどろになっていました。
(あしをあげるたびに、どろがかおのあたりまでとんできますし、)
足を上げるたびに、泥が顔のあたりまで飛んできますし、
(ときにはひざのあたりまで、ぬかるみのなかにずぶりとめりこみます。)
時には膝のあたりまで、ぬかるみの中にずぶりとめり込みます。
(でもぴのっきおは、からだがどろだらけになるのもきにせず、)
でもピノッキオは、体が泥だらけになるのも気にせず、
(どんどんとはしりつづけました。)
どんどんと走り続けました。
(ところが、しばらくいったとき、ぴのっきおはびっくりしてたちどまると)
ところが、しばらく行ったとき、ピノッキオはびっくりして立ち止まると
(おもわず、いち、にほうしろへさがりました。)
思わず、一、二歩後ろへ下がりました。
(いっぴきのへびが、ゆくてをさえぎるようにしながら)
一匹のへびが、行く手を遮るようにしながら
(みちのうえに、ながながとねそべっていたのです。)
道の上に、長々と寝そべっていたのです。
(そのまあ、へびのおおきなことといったら。)
そのまあ、へびの大きなことと言ったら。
(おまけにまっかなしたをちらちらとさせ、)
おまけに真っ赤な舌をちらちらとさせ、
(しっぽのさきからはけむりまでふきだしています。)
しっぽの先からは煙まで吹き出しています。
(しかたなしにぴのっきおは、はなれたところにこしをおろして)
仕方なしにピノッキオは、離れたところに腰を下ろして
(へびがどこかへいってしまうのを、じっとまつことにしました。)
へびがどこかへ行ってしまうのを、じっと待つことにしました。
(でも、いつまでたっても、へびはみちによこたわったままぴくりともうごきません。)
でも、いつまでたっても、へびは道に横たわったままぴくりとも動きません。
(しんぼうできなくなったぴのっきおは、とおくのほうからそっとこえをかけました。)
辛抱できなくなったピノッキオは、遠くの方からそっと声をかけました。
(「へびさん、へびさん、ぼくはいそいでいるんです。)
「へびさん、へびさん、僕は急いでいるんです。
(すみませんが、ちょっととおしてもらえませんか」)
すみませんが、ちょっと通してもらえませんか」
(でもやはり、へびはぴくりともうごきません。)
でもやはり、へびはぴくりとも動きません。
(それどころか、ぴのっきおがこえをかけるのといっしょに)
それどころか、ピノッキオが声をかけるのと一緒に
(ちからなくめをとじてぐったりとなりました。)
力なく目を閉じてぐったりとなりました。
(「しんだのかな」ためしにいしころをひとつなげつけてみましたが)
「死んだのかな」試しに石ころを一つ投げつけてみましたが
(へびはぐったりとよこたわったままです。)
へびはぐったりと横たわったままです。
(よろこんだぴのっきおは、へびのからだをまたいでみちをとおりぬけようとしました。)
喜んだピノッキオは、へびの体をまたいで道を通り抜けようとしました。
(そのとたん、へびがすごいいきおいではねあがりました。)
そのとたん、へびがすごい勢いで跳ね上がりました。
(たちまちぴのっきおは、ひゅーっとそらへとばされて)
たちまちピノッキオは、ひゅーっと空へ飛ばされて
(ぬかるみのなかへ、あたまからずぶりとはまりこみました。)
ぬかるみの中へ、頭からずぶりとはまり込みました。
(「わはははは」へびはからだをばたばたさせて、おおわらいしました。)
「わはははは」へびは体をばたばたさせて、大笑いしました。
(でも、あまりわらいすぎたせいでしょう。)
でも、あまり笑いすぎたせいでしょう。
(おなかのかわがはじけて、へびはこんどこそほんとうにしんでしまいました。)
お腹の皮がはじけて、へびは今度こそ本当に死んでしまいました。
(ほっとしたぴのっきおは、せんにょのいえにむかってみちをいそぎました。)
ほっとしたピノッキオは、仙女の家に向かって道を急ぎました。
(でもはしっているうちに、だんだんおなかがへってきて)
でも走っているうちに、だんだんお腹が減ってきて
(どうにもがまんができなくなりました。)
どうにも我慢ができなくなりました。
(「おや、ぶどうばたけだ。よし、ちょっぴりしっけいしてやれ」)
「おや、ぶどう畑だ。よし、ちょっぴりしっけいしてやれ」
(はたけへしのびこんで、ぶどうのふさにてをのばしたとたん、)
畑へ忍び込んで、ぶどうの房に手を伸ばした途端、
(かちんとおとがしたかとおもうと、あしがうごかなくなりました。)
かちんと音がしたかと思うと、足が動かなくなりました。
(ぴのっきおは、うっかり、いたちをつかまえるためにしかけてあったわなのなかに)
ピノッキオは、うっかり、イタチを捕まえるために仕掛けてあったわなの中に
(あしをつっこんでしまったのです。)
足を突っ込んでしまったのです。