みにくいあひるの子 1

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問題文
(あついあつい、なつのひのことです。)
暑い暑い、夏の日のことです。
(くさのかげで、いちわのかあさんあひるが、たまごをじっとあたためていました。)
草の陰で、一羽の母さんあひるが、卵をじっと温めていました。
(「ああ、いつになったらうまれるのかしら」)
「ああ、いつになったら生まれるのかしら」
(かあさんあひるがつぶやいたとき、たまごがひとつ、またひとつわれました。)
母さんあひるがつぶやいた時、卵が一つ、また一つ割れました。
(ぴよ、ぴよぴよ、ぴよ。)
ピヨ、ピヨピヨ、ピヨ。
(かわいいこえといっしょに、かあさんあひるのおなかのしたから)
可愛い声と一緒に、母さんあひるのお腹の下から
(ひよこたちがとびだしてきました。)
ひよこたちが飛び出してきました。
(「まあまあ、みんなげんきなこたちだこと」)
「まあまあ、みんな元気な子たちだこと」
(かあさんあひるはうれしそうにめをほそめて、ひよこたちをみまわしました。)
母さんあひるは嬉しそうに目を細めて、ひよこたちを見回しました。
(「おや、まだひとつのこっているわ」)
「おや、まだ一つ残っているわ」
(かあさんあひるは、のこったたまごのうえにすわりました。)
母さんあひるは、残った卵の上に座りました。
(しばらくすると、ばりばりっとからがわれて、またひよこがとびだしてきました。)
しばらくすると、バリバリッと殻が割れて、またひよこが飛び出してきました。
(ぐえっ、ぐえっぐえっ、ぐえっ。)
グエッ、グエッグエッ、グエッ。
(かあさんあひるは、おどろいてとびのきました。)
母さんあひるは、驚いて飛びのきました。
(「まあ、なんておおきくてみにくいこなんでしょう。)
「まあ、なんて大きくてみにくい子なんでしょう。
(これでも、このこはわたしのこかしら」)
これでも、この子は私の子かしら」
(ぶかっこうなからだに、きたないはいいろのはね・・・みればみるほどみにくいこでした。)
不格好な体に、汚い灰色の羽・・・見れば見るほどみにくい子でした。
(「そうそう、このこがわたしのこなら、およぎがうまいはずだわ」)
「そうそう、この子が私の子なら、泳ぎがうまいはずだわ」
(かあさんあひるは、ひよこたちをいけにつれていきました。)
母さんあひるは、ひよこたちを池に連れて行きました。
(「さあ、およいでごらん」)
「さあ、泳いでごらん」
(ひよこたちは、げんきにとぽん、ぴちゃんとみずにとびこみました。)
ひよこたちは、元気にトポン、ピチャンと水に飛び込みました。
(そして、きもちよさそうに、すうい、すうい。)
そして、気持ちよさそうに、すうい、すうい。
(みにくいこもたのしそうにおよいでいます。)
みにくい子も楽しそうに泳いでいます。
(かあさんあひるは、ほっとむねをなでおろしました。)
母さんあひるは、ほっと胸をなでおろしました。
(「よかった、よかった。あのこはやっぱりわたしのこだったわ」)
「よかった、よかった。あの子はやっぱり私の子だったわ」
(つぎのひ、かあさんあひるは、ひよこたちをつれて)
次の日、母さんあひるは、ひよこたちを連れて
(おばあさんあひるのところへあいさつにでかけました。)
おばあさんあひるのところへ挨拶に出かけました。
(「こんにちは、おばあさん。うまれたばかりのわたしのこどもたちです」)
「こんにちは、おばあさん。生まれたばかりの私の子供たちです」
(「まあ、かわいいこたちだこと。おや、そのはいいろをしたこはだれなの?」)
「まあ、かわいい子たちだこと。おや、その灰色をした子は誰なの?」
(「さいごにうまれたこですわ」)
「最後に生まれた子ですわ」
(「じょうぶそうだけど、なんてみにくいこなんだろう」)
「丈夫そうだけど、なんてみにくい子なんだろう」
(そばにいたほかのどうぶつたちは、みにくいこをじろじろみてささやきました。)
そばにいたほかの動物たちは、みにくい子をじろじろ見てささやきました。
(「ごらんよ、あのこだけとびぬけておおきいじゃないか」)
「ごらんよ、あの子だけ飛び抜けて大きいじゃないか」
(「ほかのひよこたちとにてないねえ」)
「ほかのひよこたちと似てないねえ」