世界史2

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(かんだいにこうだいなとちをしょゆうしたごうぞくのなかで,)

漢代に広大な土地を所有した豪族のなかで,

(せいりょくのあるものはちほうちょうかんのすいせんによる)

勢力のあるものは地方長官の推薦による

(きょうきょりせんによってかんりょうとなりこくせいにしんしゅつした.)

郷挙里選によって官僚となり国政に進出した.

(ぎのそうひはちほうのじんざいをきゅうとうにわけて)

魏の曹丕は地方の人材を九等にわけて

(ちゅうおうにすいせんするきゅうひんちゅうせいをはじめたが,)

中央に推薦する九品中正を始めたが,

(ゆうりょくなごうぞくのしていがじょうひんにすいせんされ)

有力な豪族の師弟が上品に推薦され

(こうきゅうかんしょくをどくせんすることとなり,)

高級官職を独占することとなり,

(もんばつきぞくがけいせいされていった.)

門閥貴族が形成されていった.

(なんちょうではとくにきぞくのせいりょくがつよく,)

南朝では特に貴族の勢力が強く,

(せいじ・ぶんかのちゅうしんとなった.)

政治・文化の中心となった.

(ちゅうごくをとういつしたずいは,きゅうひんちゅうせいをはいしし,)

中国を統一した隋は,九品中正を廃止し,

(じゅがくのしけんによってひろくじんざいをとうようする)

儒学の試験によって広く人材を登用する

(かきょのせいどをつくった.)

科挙の制度をつくった.

(とうだいでもかきょはおこなわれたが,)

唐代でも科挙は行われたが,

(きぞくもこうきゅうかんりょうにさいようされ,だいとちしょゆうをみとめられ,)

貴族も高級官僚に採用され,大土地所有を認められ,

(じょうきゅうかんしょくをしめるきぞくはこうだいなしょうえんをしはいした.)

上級官職を占める貴族は広大な荘園を支配した.

(しかし,7せいきまつからじっけんをにぎったそくてんぶこうが)

しかし,7世紀末から実権を握った則天武后が

(かきょかんりょうをせっきょくてきににんようしたことは,)

科挙官僚を積極的に任用したことは,

(せいじのにないてがふるいいえがらのきぞくから)

政治の担い手が古い家柄の貴族から

(かきょかんりょうへとうつるひとつのてんきとなった.)

科挙官僚へと移る一つの転機となった.

など

(また,とうまつ・ごだいのじだいにはきぞくがけいざいじょうのきばんである)

また,唐末・五代の時代には貴族が経済上の基盤である

(しょうえんをうしない,さらにぼつらくしていった.)

荘園を失い,さらに没落していった.

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