ピノッキオの冒険 42

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問題文
(いつまでたってもだれもむかえにでてこないのをみると)
いつまでたっても誰も迎えに出てこないのを見ると
(ろばつかいはどあをおしやぶって、ずかずかといえのなかへはいりこんできました。)
ロバ使いはドアを押し破って、ずかずかと家の中へ入り込んできました。
(「ほほう、でかした、でかした。ふたりともみごとに)
「ほほう、でかした、でかした。二人とも見事に
(いちにんまえのろばにかわってくれたな。なきごえだってたいしたものだ。)
一人前のロバに変わってくれたな。鳴き声だって大したものだ。
(これなら、どこへうりにだしたってはずかしくはないぞ。)
これなら、どこへ売りに出したって恥ずかしくはないぞ。
(いや、ありがたい、ありがたい」)
いや、ありがたい、ありがたい」
(ろばつかいは、まんぞくそうにわらいました。)
ロバ使いは、満足そうに笑いました。
(もうおわかりのとおり、このろばつかいは、こどもをさらってきてはろばにかえ)
もうお分かりの通り、このロバ使いは、子供をさらってきてはロバに変え
(そのろばをうりとばしては、やまのようなおかねをかせいでいるわるいおとこだったのです。)
そのロバを売り飛ばしては、山のようなお金を稼いでいる悪い男だったのです。
(そうとしったぴのっきおとがりがりぼうやは、あたまをたれ、からだをふるわせながら)
そうと知ったピノッキオとガリガリ坊やは、頭をたれ、体を震わせながら
(かなしそうななきごえをあげました。)
悲しそうな鳴き声をあげました。
(「ふふん、いまさらないたってどうなるものか。)
「ふふん、今さら泣いたってどうなるものか。
(さあ、いちばへいくまえのおけしょうだ」)
さあ、市場へ行く前のお化粧だ」
(ろばつかいは、ぴのっきおとがりがりぼうやのからだに、ぶらしをかけて)
ロバ使いは、ピノッキオとガリガリ坊やの体に、ブラシをかけて
(けをつやつやにみがきあげると、さっそくにひきのろばをいちばへつれていきました。)
毛をつやつやに磨き上げると、さっそく二匹のロバを市場へ連れて行きました。
(かいてはすぐにあらわれました。)
買い手はすぐにあらわれました。
(がりがりぼうやは、むらのおひゃくしょうにかわれて、ぴのっきおにさよならをいうひまもなく)
ガリガリ坊やは、村のお百姓に買われて、ピノッキオにさよならを言う暇もなく
(どこかへひっぱっていかれてしまいました。)
どこかへ引っ張って行かれてしまいました。
(ぴのっきおをかいとったのは、さーかすのだんちょうでした。)
ピノッキオを買い取ったのは、サーカスの団長でした。
(「ぴのっきお、ここがおまえのうまやだ。えさがよういしてあるからかってにたべろ。)
「ピノッキオ、ここがお前の厩だ。エサが用意してあるから勝手に食べろ。
(だがいいか、いうことをきかないときに、むちをくらわすからそのつもりでいろよ)
だがいいか、言うことを聞かないときに、鞭をくらわすからそのつもりでいろよ
(おなかがへっていたぴのっきおは、たべものはどこかとうまやのなかをみまわしました。)
おなかが減っていたピノッキオは、食べ物はどこかと厩の中を見回しました。
(でもたべものといったら、すみっこのところにわらがつみあげられているだけです。)
でも食べ物といったら、隅っこの所にわらが積み上げられているだけです。
(ためしにちょっと、わらをくちのなかにいれてみましたが)
試しにちょっと、わらを口の中に入れてみましたが
(がさがさとしていて、おいしくもなんともありません。)
がさがさとしていて、おいしくもなんともありません。
(すぐにぴのっきおは、くちのなかのわらをはきだしてしまいました。)
すぐにピノッキオは、口の中のわらを吐き出してしまいました。
(とたんにだんちょうのむちが、ぴしっとはなさきにとんできました。)
とたんに団長の鞭が、ピシッと鼻先に飛んできました。
(「このぜいたくもの。わらのかわりに、もっとむちをごちそうしてもらいたいか」)
「この贅沢もの。わらの代わりに、もっと鞭をごちそうしてもらいたいか」
((たべます、たべます。ぶたないでくださいよう))
(食べます、食べます。ぶたないでくださいよう)
(ぴのっきおはなきなき、わらをたべはじめました。)
ピノッキオは泣き泣き、わらを食べ始めました。
(つぎのあさ、だんちょうがうまやへかおをみせました。)
次の朝、団長が厩へ顔を見せました。
(「ぴのっきお、ぴのっきお、きょうからいよいよれんしゅうだ。)
「ピノッキオ、ピノッキオ、今日からいよいよ練習だ。
(だんすとわくぐりからはじめよう。しっかりべんきょうして)
ダンスと輪くぐりから始めよう。しっかり勉強して
(みんなから、ほめられるようになるんだぞ」)
みんなから、ほめられるようになるんだぞ」
(「ひひん、ひんひんひん?」)
「ヒヒン、ヒンヒンヒン?」
(「なんのためのれんしゅうだって?さーかすにでるためにきまっとる。)
「何のための練習だって?サーカスに出るために決まっとる。
(さあさあ、はやくしないとまたむちだぞ」)
さあさあ、早くしないとまた鞭だぞ」
(それからさんかげつほどのあいだ、ろばにかわったぴのっきおは)
それから三か月ほどの間、ロバに変わったピノッキオは
(むちでたたかれおしりをけとばされながら、わのなかをくぐりぬけたり)
鞭でたたかれお尻を蹴とばされながら、輪の中をくぐり抜けたり
(あとあしでたっておどりをおどったり、いっしょうけんめいさーかすのれんしゅうにはげみました。)
後足で立って踊りをおどったり、一生懸命サーカスの練習に励みました。