朧月夜に星は無く
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歌詞(問題文)
(じぶんじしんをしんじることを)
自分自身を信じることを
(あきらめたのはいつだっけ)
諦めたのはいつだっけ
(みあげるそらはいつもおなじ)
見上げる空はいつも同じ
(こんくりーとみたいにはいいろさ)
コンクリートみたいに灰色さ
(こうそくどうろのはしのほうで)
高速道路の端のほうで
(ささやきごえがきこえたよ)
囁き声が聞こえたよ
(なんだっけだれだっけ)
何だっけ 誰だっけ
(おもいだすまえにきえてった)
思い出す前に消えてった
(あなたがくれたゆいいつのもの)
あなたがくれた唯一のもの
(ぼくのちににたまっかないろ)
僕の血に似た真っ赤な色
(ばかみたいにつよくだいて)
馬鹿みたいに 強く抱いて
(ただのいちどもはなすことなく)
ただの一度も離す事無く
(しんじてくれとはいわないが)
信じてくれとは言わないが
(ぼくはあなたをうらぎれやしないよ)
僕はあなたを裏切れやしないよ
(くずれてしまうすんぜんで)
崩れてしまう寸前で
(このみをささえたそのて)
この身を支えたその手
(なんどもなんどもくりかえし)
何度も何度も繰り返し
(あなたのなをよぶおぼろづきよ)
あなたの名を呼ぶ朧月夜
(とどかないものほどうつくしい)
届かないものほど美しい
(いまごろはきっとゆめのなか)
今頃はきっと夢の中
(かなしいものがたりがすきさ)
悲しい物語が好きさ
(かけたこころがうごくから)
欠けた心が動くから
(かれはてたはずのなみだが)
枯れ果てたはずの涙が
(ほほをつたうのがうれしくて)
頬を伝うのが嬉しくて
(「このせかいはちょっとしんどい」)
「この世界はちょっとしんどい」
(ってためいきとともにはきだした)
って 溜め息と共に吐き出した
(あわててごまかして)
慌てて 誤魔化して
(つかれたかおでほほえむよ)
疲れた顔で微笑むよ
(みみをふさいでめをつぶって)
耳を塞いで目を瞑って
(あるけないよとなげいている)
歩けないよと嘆いている
(あたりまえさわかってるよ)
当たり前さ 分かってるよ
(ぬくもりをくれたのはだれ?)
温もりをくれたのは誰?
(しんじてくれとはいわないが)
信じてくれとは言わないが
(ぼくはいまでもかんがえているんだ)
僕は今でも考えているんだ
(あのひあのときいえなかった)
あの日あの時言えなかった
(ことばのそのつづきを)
言葉の その続きを
(さむさにふるえたこのゆびを)
寒さに震えたこの指を
(すこしちいさなてがにぎりしめた)
少し小さな手が握り締めた
(このおもいだけははなすものか)
この想いだけは離すものか
(あのときとおなじゆめをみる)
あの時と同じ夢を見る
(あいされることがこわくなって)
愛される事が怖くなって
(にげだしたのはいつのころだろうか)
逃げ出したのは いつの頃だろうか
(あいすることにつかれはてて)
愛する事に疲れ果てて
(せをむけたのはいつだっけ)
背を向けたのはいつだっけ
(ひとつひとつをひろいあつめもういちどだけそらにかざすよ)
一つ一つを拾い集め もう一度だけ空に翳すよ
(とけいのはりをまきもどして)
時計の針を巻戻して
(そこであなたにあえたら)
そこであなたに会えたら
(しんじてくれといえるだろうか)
信じてくれと言えるだろうか
(このこころがいまもふるえている)
この心が今も震えている
(たとえすべてをうけいれても)
例え全てを受け入れても
(かこもつみもきえない)
過去も罪も 消えない
(それでもあなたをよんでいた)
それでもあなたを呼んでいた
(ほしひとつないおぼろづきよ)
星一つ無い朧月夜
(あなたはきっとしらないでしょう)
あなたはきっと知らないでしょう
(このいたみがいまもぼくをささえている)
この痛みが今も僕を 支えている