水瀬いのり「REAL-EYES」

(それでもすすめ)

「...それでも進め」

(ひだりむねふかくうつきずな)

左胸　深く　打つ絆

(ひとつきりをぬけて)

ひとつ　霧を抜けて

(つかのまのしあわせ)

束の間の幸せ

(またしかいさえぎられて)

また視界　遮られて

(ひどくうらぎられて)

ひどく　裏切られて

(いやけがさすさだめ)

嫌気が差す運命-さだめ-

(でもよあけなぜやってくる)

でも夜明け　何故やってくる

(めをつむりおもいだしてみる)

目を瞑り　想い出してみる

(すすまずにあえぬかのうせい)

進まずに　遇えぬ可能性

(かぎりないぜろからなゆたまで)

限りないゼロから　那由多まで

(ゆめみることしんじるこどう)

夢見ること　信じる鼓動

(ひとりふたりとつたうよ)

ひとり　ふたりと　伝うよ

(とどまるなぼくらのちいさくもむりょくじゃないいっぽ)

留まるな　ぼくらの　小さくも　無力じゃない一歩

(それぞれのみちをひらくから)

それぞれの　未知を拓くから

(ｒｅａｌｉｚｅゆめをにどとつぼみでおわらせない)

Realize 夢を二度と　蕾で終わらせない

(ほおをなぞったなみだのわだちはりゅうせいさ)

頬をなぞった　涙の轍は　流星さ

(いくつよるをはせて)

いくつ　夜を馳せて

(みらいのぶんきてん)

未来の分岐点

(ただわずかともるきざし)

ただ僅か　灯る兆し

(かわることをまつの)

「変わることを待つの？」

(かえるひびをゆくの)

「変える日々を行くの？」

(とけいはもうもどさないよ)

時計はもう　戻さないよ

(みみすましそっとひびくこえ)

耳澄まし　そっと響く声

(やくそくをにごさずはしれ)

約束を　濁さず走れ

(かぎりないとうめいさでとどけ)

限りない透明さで　届け

(かぜのようにうたのように)

風のように　歌のように

(ゆうきてのひらひとひら)

勇気　掌　ひとひら

(とぎれるなぼくらのあるがままつむぐいとといと)

途切れるな　ぼくらの　あるがまま　紡ぐ縦糸-いと-と横糸-いと-

(なにもかもうけとめるから)

何もかも　受け止めるから

(ｒｅａｌｅｙｅｓどんなゆめもまさゆめにしていく)

Real eyes　どんな夢も　正夢にしていく

(ちかいをいだきまえだけみつめたかなたまで)

誓いを懐き　前だけ見つめた　彼方まで

(ぼくにできることを)

ぼくに　できることを

(きみにできることを)

きみに　できることを

(たがいにあたえられたいのちとじかんのなかで)

互いに　与えられた命と時間のなかで

(たえずかさねきずくきせき)

絶えず　重ね　築く軌跡

(とどまるなぼくらのちいさくもむりょくじゃないいっぽ)

留まるな　ぼくらの　小さくも　無力じゃない一歩

(それぞれのみちをひらくから)

それぞれの　未知を拓くから

(ｒｅａｌｉｚｅゆめをにどとつぼみでおわらせない)

Realize 夢を二度と　蕾で終わらせない

(ほおをなぞったなみだのわだちはりゅうせいさ)

頬をなぞった　涙の轍は　流星さ

(つかんでみせるよ)

掴んでみせるよ