ロスタルジー
作詞・作曲・編曲:youまん
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歌詞(問題文)
(しゃようをせにかげぼうし)
斜陽を背に影法師
(のびやまぬさまにきをとられ)
伸び止まぬ様に気を取られ
(つまずいてついたてを)
躓いて着いた手を
(じめんがのんだようきがやく)
地面が呑んだ陽気が焼く
(ぎんりんでこけたほどう)
銀輪で転けた舗道
(もけいをはせたこんくりーと)
模型を馳せた混凝土
(てをつたいねつをはんだ)
手を伝い 熱を食んだ
(きおくがもっかけしきをはっていく)
記憶が目下、景色を這って往く
(だいだいになったまちにむかしをみた)
橙に成った街に昔を見た
(ゆうやけのにじむそらいつまでも)
夕焼けの滲む空 何時迄も
(ながめていたいとおもっていたんだっけ)
眺めていたい、と思っていたんだっけ。
(むねにのこればいつのひもおもいでにかわるなら)
胸に残れば何時の日も思い出に変わるなら
(あのひのねつじょうもおもいだしたいの)
彼の日の熱情も思い出したいの
(ねえ)
ねえ
(きおくはやがてうすらいでよろこびもはじくから)
感動は軈て薄らいで悦びも弾くから
(わすれないようににちじょうのおくに)
忘れない様に 日常の奥に
(ともしていたいんだ)
灯して居たいんだ
(かこのいろ)
過去の色
(さしょうのねにばつもんじ)
嗟傷の根に罰文字
(おそいくるようにふったせいそう)
襲い来る様に降った星霜
(ぬかるみですいたては)
泥濘で漉いた手は
(じめんがのんだすいきをしる)
地面が呑んだ水気を知る
(しんえんにくべたじょじょう)
深淵に焼べた抒情
(こべんをかさねてほうけひるのう)
顧眄を重ねて耄け乾る脳
(めをうばいねつをはいた)
目を奪い 熱を吐いた
(きおくがおっかおくをかしている)
記憶が屋下、臆を架している
(さめざめとないたひびはむかしのぎか)
さめざめと泣いた日々は昔の偽花
(ゆうばえにかざられていつまでも)
夕映えに飾られて 何時迄も
(やきついてはなれないはずのけしきにすがりついてまで)
焼き付いて離れない筈の景色に縋り付いて迄
(かてにしているっておもいこんだだけ)
糧にしている、って思い込んだだけ。
(むねにのこればいつのひもおもいでにかわるなら)
胸に遺れば何時の日も思い出に変わるなら
(あのひのどうこくもこうかいもきざみこんだままでいいのにどうして)
彼の日の慟哭も後悔も刻み込んだ儘で良いのに、如何して?
(ねえ)
ねえ
(きおくはやがてやわらいでいたみごとなくすかな)
傷跡は軈て和らいで悼みごと亡くすかな
(わすれないようににちじょうのおくに)
忘れない様に 日常の奥に
(ともしていたいんだ)
灯して居たいんだ
(あなたのいろ)
あなたの色
(めもあてられないかこにまぎれ)
目も当てられない過去に紛れ
(たいせつなかこまでぼやけていく)
大切な過去までぼやけていく
(きえていかないで)
消えて行かないで
(どうかそばにいて)
如何か側に居て
(このめをてらして)
此の目を照らして
(ねえむねにのこればいつのひもおもいでにかわるなら)
ねえ、胸に残れば何時の日も思い出に変わるなら
(あのひのねつじょうもおもいだしたいの)
彼の日の熱情も思い出したいの
(ねえむねにのこればいつのひもおもいでにかわるなら)
ねえ、胸に遺れば何時の日も思い出に変わるなら
(あのひのたいくつもしょうけいものこりなくめをいろどるそうでしょう)
彼の日の退屈も憧憬も残り無く目を彩る、然うでしょう?
(ねえ)
ねえ
(きぼうやかつてみたひびをめにおこすためのうた)
希望や嘗て見た灯々を目に熾す為の唄
(はなさないようににちじょうのおくに)
離さない様に 日常の奥に
(かなでていたいんだ)
奏でて居たいんだ
(きょうしゅうを)
郷愁を
(あせはしないよ)
褪せはしないよ
(ときをへても)
時を経ても
(あざやいでる)
鮮やいでる
(きおくのおと)
きおくの音
(いのちのいろ)
いのちの色
(しゃようをせにかげぼうし)
斜陽を背に影法師