裏切りについて / Dios

(しあわせになってもいいよ)

幸せになってもいいよ

(みたされてしまっても)

満たされてしまっても

(うらぎればいい、かこをふこうを)

裏切ればいい、過去を不幸を

(ぼくらはみらいにゆるされた)

僕らは未来に赦された

(かわっていくきみをみている)

変わっていく君を見ている

(じゆうにはばたけるやっと)

自由に羽ばたけるやっと

(あのひのわたしがてをふって)

あの日のわたしが手を振って

(きれいなひかりでつつんだ)

きれいな光でつつんだ

(わすれられぬきおくになることだけがわかってたんだ)

忘られぬ記憶になることだけが分かってたんだ

(こうかいがかげみたいによりそっては)

後悔が影みたいに寄り添っては

(わたしをとらえはなさないよる)

わたしを捕らえ　離さない夜

(ためされてる？くだらないよ)

試されてる？くだらないよ

(ぼくらはあまりにちっぽけだ)

僕らはあまりにちっぽけだ

(せかいはつねにうらぎられたいだけさ)

世界は常に　裏切られたい　だけさ

(どこにもないんだこたえは)

どこにも無いんだ　答えは

(いたみとあるいていこう)

痛みと歩いていこう

(うらぎればいいおろかなじぶんを)

裏切ればいい　愚かな自分を

(いえないかわきをみちづれに)

癒えない渇きを道連れに

(どこへだっていけるきがする)

どこへだって行ける気がする

(くだらないけしきにだって)

くだらない景色にだって

(うらぎったあおぞらにてわらう)

裏切った青空にて笑う

(わたしはとかれたみたいだ)

わたしは解かれたみたいだ

(めにうつるすべてはかがみでしかなくて)

目に映るすべては鏡でしかなくて

(あなたはわたしをうつしていた)

あなたは私を映していた

(わたしはあなたをうつしていた)

わたしはあなたを映していた

(にくしみのうらにあいがひそんだ)

憎しみの裏に愛が潜んだ

(いちまいのかーどおもてうら)

一枚のカード 表裏

(ずっととなりにいなくてもいい)

ずっと隣にいなくてもいい

(ときがくれば、いずれ)

時がくれば、いずれ

(ほのかにかおったあのひに)

仄かに香ったあの日に

(もどれはしないんだよ)

戻れはしないんだよ

(どあをとじるあなたのてつきを)

ドアを閉じる　あなたの手つきを

(いまでもきおくでなぞっている)

今でも記憶でなぞっている

(かれないはなはないって)

枯れない花はないって

(こころでようやくわかった)

心でようやく分かった

(あいまいなあさひにてをふって)

曖昧な朝日に手を振って

(わたしはよるへともぐった)

わたしは夜へと潜った

(くもがひいていく)

雲が引いていく

(まっさおがめをやいている)

真っ青が目を焼いている

(わたしだけのそらがここにある)

わたしだけの空がここにある

(どこかでとびらがあいた)

どこかで扉が開いた

(おとがした)

音がした

(しあわせになってもいいよ)

幸せになってもいいよ

(みたされてしまっても)

満たされてしまっても

(うらぎればいい、かこをふこうを)

裏切ればいい、過去を不幸を

(ぼくらはみらいにあいされた)

僕らは未来に愛された

(かわっていくきみをみている)

変わっていく君を見ている

(じゆうにはばたけるやっと)

自由に羽ばたけるやっと

(あのひのわたしがてをふって)

あの日のわたしが手を振って

(きれいなひかりでつつんだ)

きれいな光でつつんだ