坊ちゃん

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問題文
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(おやゆずりのむてっぽうでこどものときからそんばかりしている。)
親譲の無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。
(しょうがっこうにいるじぶんがっこうのにかいからとびおりて)
小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて
(いっしゅうかんほどこしをぬかしたことがある。)
一週間ほど腰を抜かした事がある。
(なぜそんなむやみをしたときくひとがあるかもしれぬ。)
なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。
(べつだんふかいりゆうでもない。)
別段深い理由でもない。
(きよはときどきだいどころでひとのいないときに)
清は時々台所で人の居ない時に
(あなたはまっすぐでよいごきしょうだとほめることがときどきあった。)
あなたは真っ直ぐでよいご気性だと賞める事が時々あった。
(しかしおれにはきよのいういみがわからなかった。)
しかしおれには清の云う意味が分からなかった。
(よいきしょうならきよいがいのものも、)
好い気性なら清以外のものも、
(もうすこしよくしてくれるだろうとおもった。)
もう少し善くしてくれるだろうと思った。
(きよがこんなことをいうたびにおれはおせじはきらいだと)
清がこんな事を云う度におれはお世辞は嫌いだと
(こたえるのがつねであった。)
答えるのが常であった。