間抜けなニムロド
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歌詞(問題文)
(まぬけなにむろどふゆがれのがいろじゅのねもと)
間抜けなニムロド 冬枯れの街路樹の根本
(こいんをひろうとびんのおうかんときづいて)
コインを拾うと 瓶の王冠と気付いて
(ゆびきりてぶくろ、しめってしたうつくりすますまーけっと)
指切り手袋、湿って 舌打つクリスマスマーケット
(でんしょくにつながれたほしがなまいきにひかる)
電飾に繋がれた星が 生意気に光る
(きみはどんどんはやくなるじかんすらそれにとまどう)
君はどんどん速くなる 時間すらそれに戸惑う
(りかいされるより、りかいするんだきみがしきしゃ)
理解されるより、理解するんだ 君が指揮者
(なみだとえがおきこなしてたかびしゃにきせつをかなで)
涙と笑顔着こなして 高飛車に季節を奏で
(いつかほりおこそうゆきどけのにわきょうのかせきを)
いつか掘り起こそう 雪解けの庭 今日の化石を
(かわいいにむろどなやみのよる、ねむりのみぎわ)
かわいいニムロド 悩みの夜、眠りの水際
(はなうたはまるでのいろーぜのはみんぐばーど)
鼻歌はまるで ノイローゼのハミングバード
(まほうはとうにとけたからかいけつほうはちえのわ)
魔法はとうに解けたから 解決法は知恵の輪
(それでもうたがうことはしないでただしくいたがる)
それでも疑うことはしないで 正しく痛がる
(せたけはごいをとびこしてわからずともなおしゃべれ)
背丈は語彙を飛び越して 分からずともなお喋れ
(おしつけられるより、おしつけるんだきみのいみを)
押し付けられるより、押し付けるんだ君の意味を
(うそもどんどんうまくなるあざむいてむねをなでおろす)
嘘もどんどん上手くなる あざむいて胸を撫で下ろす
(そして、のちにくされえんになるおいめがうぶごえあげる)
そして、のちに腐れ縁になる負い目が 産声あげる
(じもとのよつじをうおうさおうまちをでればもうわらいばなし)
地元の四辻を右往左往 街を出ればもう笑い話
(ちいさなまちのちいさなへやでちいさなほしのちいさなくにで)
小さな街の小さな部屋で 小さな星の小さな国で
(おおきなにむろどからだもいずれそれににあうよ)
大きなニムロド 身体もいずれそれに似合うよ
(おおきなにむろどぎんががめのおく、うずまいてる)
大きなニムロド 銀河が目の奥、渦巻いてる
(きみがどんどんはなれてくさびしさすらめをみひらく)
君がどんどん離れてく 寂しさすら目を見開く
(よごれたつめでひっかいたのはたしか、せかいのふたしか)
汚れた爪で引っ搔いたのは 確か、世界の不確か
(かわらぬものをかえるのがそうしんじるものだけなら)
変わらぬものを変えるのが そう信じる者だけなら
(おろかさもときにはつよさになるもしかしたらだけど)
愚かさも時には強さになる もしかしたらだけど