迦楼羅の読書
"、"「」、"!"、"?"などの記号は消してます。
難しい漢字にはふりがなふっておきました。
関連タイピング
歌詞(問題文)
(ふりだしたさびねずのしぐれ)
降り出した錆鼠(さびねず)の時雨
(たつきりにうのはなもくさす)
立つ霧に卯の花も腐す
(しめりけをすいこんだひょうし)
湿り気を吸い込んだ表紙
(はばかられるいしゅをぬすむ)
憚られる意趣を盗む
(とまらないそこぬけのかわき)
止まらない底抜けの渇き
(ただせないなまがたいきしみ)
糺(ただ)せない生硬い軋み
(あいいれないいしとにくたいを)
相容れない意思と肉体を
(かくすようにしゅうしゅをおおう)
隠す様に袖手(しゅうしゅ)を覆う
(しょせんこうさにすぎないせんたちが)
所詮、交差に過ぎない線たちが
(なぜこのみをここまでしめつける)
何故この身を此処まで締め付ける、
(ひたすらのみこんでははきすてる)
ひたすら飲み込んでは吐き捨てる、
(そのるーぷにおわりなどこない)
その循環(ループ)に終りなど来ない!
(ことばじゃなんにもわかんないがめんにうつるさんじょうも)
言葉じゃ何にも解かんない画面に映る惨状も
(いつしかすんなりなれてしまいそうでこわい)
いつしかすんなり慣れてしまいそうで怖い
(のがれつかれたぱらのいあ)
逃れ憑かれた偏執病(パラノイア)、
(のらりくらりのざんぞうも)
のらりくらりの残像も
(いったいいつまでつきあっていけばいい)
一体何時(いつ)まで付き合っていけばいい
(こわいのつらいのいたいの)
怖いの 辛いの 痛いの
(とりわけいみがあるわけない)
取分(とりわけ)意味がある訳ない
(ずさんないまをついばむのみどくそうせいかたはらいたい)
杜撰な今を啄むのみ独創性?!片腹痛い
(たんじゅんなことにかなえのわくがごとし)
単純なことに鼎(かなえ)の沸くが如し
(つげるまえにうしなってしまうなんて)
告げる前に失ってしまうなんて
(みとめることがおそすぎたのでしょう)
認めることが遅すぎたのでしょう
(しるしそこねたできごとなんて)
記し損ねた「出来事」なんて
(もうなにもだれもおぼえていない)
もう何も誰も覚えていない
(どれほどまでりせいをつくしても)
どれ程まで理性を尽くしても
(のうにいすわりわるきょうきにかなわない)
脳に居坐わる狂気に敵わない
(らくごしゃのみちすがらのこされた)
落伍者の道すがら残された
(なけなしのはるもきざまれたきずも)
なけなしの青春(はる)も刻まれた心傷(きず)も
(そのすべてのぎせいにむくいやすくいなど)
その全ての犠牲に報いや救いなど
(こんりんざいこない)
金輪際、来ない!
(ことばじゃなんにもかわらないせつめいできぬかんじょうも)
言葉じゃ何にも換わらない説明できぬ感情も
(いつしかなまえがついてしまいそうでこわい)
いつしか「名前」がついてしまいそうで怖い
(がんりにむらがるぱらさいと)
眼裡(がんり)に群がる寄生虫(パラサイト)、
(こじれちまったばいあすも)
拗れちまった先入観(バイアス)も
(いったいどこまでかかえていけばいいこわいんだよ)
一体、何処まで抱えていけばいい怖いんだよ
(そうやってせいかつはかいもなくすぎてゆく)
そうやって生活は甲斐もなく過ぎてゆく
(しょうろうびょうしあいべつりおんぞうえ)
生老病死・愛別離・怨憎会(おんぞうえ)
(ぐふとくごうんじょうに)
求不得(ぐふとく)・五蘊盛(ごうんじょう)に
(くるしみながらもかきながらもいきるしかない)
苦しみながら、藻掻きながらも生きるしかない
(それいがいすべがないじじつがなにより)
それ以外術がない「事実」がなにより
(こわいの)
怖いの