心臓　TOOBOE

(あるひあんたはいったわたしにゆめのつづきみせてと)

ある日アンタは言った　私に夢の続き見せてと

(こんなしょうしゃなとかいであざけわらうもなりざ)

こんな瀟洒な都会で　あざけ嗤う美人

(きられたすーつもたえだえにいまはわたしこいをしていました)

着られたスーツも絶え絶えに今は　私　恋をしていました

(こんなけがれたまちをすきになれやしないですが)

こんな穢れた街を好きになれやしないですが

(くちからのんだちがわたしのからだをめぐっていって)

口から飲んだ血が私の体を巡っていって

(ひとのぬくもりさえもしってしまうきがするんだ)

人の温もりさえも知ってしまう気がするんだ

(よみがえってしまうよあなたのためならいくらでもまちがいもあいせるよばかなもんでさ)

蘇ってしまうよ貴方の為ならいくらでも　間違いも愛せるよバカなもんでさ

(いきかえってしまうよあなたがくれたいのちだからかっこうつけてないてるよ)

生き返ってしまうよ貴方がくれた命だから　恰好つけて泣いてるよ

(あいがほしくてさあいがほしくてさ)

愛が欲しくてさ　愛が欲しくてさ

(あるひあんたはいったわたしにちからをかしてくれと)

ある日アンタは言った　私に力を貸してくれと

(めぬきどおりのさきをふらふらあるきまわるまりおねっと)

目抜き通りの先を　フラフラ歩き回るマリオネット

(あおにさいなわたしがくらったいやなにおいのくちづけ)

青二才な私が喰らった　嫌なにおいの口づけ

(まるでまちはしつらくえんてまねいてるゆらゆら)

まるで街は失楽園　手招いてるゆらゆら

(むねからのびたこーどわたしをぐらぐらゆすっている)

胸から伸びたコード私をぐらぐら揺すっている

(しらじらしくわたしをみつめてきにいらないな)

白々しく私を見つめて気に入らないな

(きりきざんでしまうよとびちったちしぶきのふぁんふぁーれとりあえずたのしいよいまだけはさ)

切り刻んでしまうよ飛び散った血飛沫の喝采　とりあえず楽しいよ今だけはさ

(めぐりあってしまうよにげだしてしまいたくなるひとに)

巡り合ってしまうよ逃げ出してしまいたくなる人に

(ちっぽけないきざまをどうにかしたくてさ)

ちっぽけな生きざまを如何にかしたくてさ

(あいもほしいけどさ)

愛も欲しいけどさ...

(よみがえってしまうよあなたのためならいくらでもまちがいもあいせるよばかなもんでさ)

蘇ってしまうよ貴方のためならいくらでも　間違いも愛せるよ馬鹿なもんでさ

(いきかえってしまうよあなたがくれたいのちだからかっこうつけてないてるよいまだけはさ)

生き返ってしまうよ貴方がくれた命だから　恰好つけて泣いてるよ今だけはさ

(きりきざんでしまうよとびちったちしぶきのふぁんふぁーれとりあえずたのしいよいまだけはさ)

切り刻んでしまうよ飛散った血飛沫の喝采　取り敢えず楽しいよ今だけはさ

(めぐりあってしまうよにげだしてしまいたくなるひとに)

巡り合ってしまうよ逃げ出してしまいたくなる人に

(ちっぽけないきざまをどうにかしたくてさ)

ちっぽけな生き様を如何にかしたくてさ

(あいがほしくてさ)

愛が欲しくてさ